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2011/11/04(金)
今こそ見直そう！目的意識を明確にし希望を持てる未来を構築しよう
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中学生はこれからオフシーズンに向けてより目的意識、目標設定を明確にし、行動していくという思考回路を確立させていって欲しいと強く思います。
選手は、非常に真面目で素直に練習に取り組めていると思います。しかしながら、強い目的意識、そして高い目標を持って取り組めているかというとそこはかなり物足りなさを感じます。結論から言うと、この部分を明確にし、行動して行かないと何事に於いても良い結果は期待できません。世の成功者は皆この部分が誰よりも明確であったと言えます。
皆の行動を言葉に表すなら、「こうなれたらいいなあ」とか「何となく皆と一緒のことをしている」というようなイメージの思考での行動という感じがします。私は、選手の野球を通しての観察でこう感じていますが、このような思考はあらゆる場面で表れていると思います。多分、学校生活、学習においてもこのような傾向があるのではと思います。選手諸君は今、人生において非常に大切な時期を過ごしています。自立に向けて、親、保護者、先生、指導者の意見を聞きながら、自分の考えを整理し、目的、目標をより明確にした上で、行動するという思考を是非、身に付けて欲しいものです。これこそが真の真面目、真剣といえます。この部分が明確になれば、皆の取組みももっと違ったものになると思います。
プラス思考が良いか、マイナス思考が良いかと問われれば、プラス思考が良いと殆どの人が答えるでしょう。ですが、野球の試合でもピンチの場面、チャンスの場面で、マイナス思考に陥る選手が多いという事実も皆は経験していると思います。この部分が日頃からの物の考え方、行動パターンであり、スポーツの世界ではよくメンタルトレーニングと言われています。何事に於いても勝負処というものがあります。勝負処で結果を出せるのが勝者となります。そうなるためには、目的意識、目標設定を明確にし、自分自身で「こうなるためにはこうする」という強い意志決定をして行動していく努力を日々していくことが最大の近道と思います。これは、今だけのことではありません。大人になってもこのようなことは生活の中で日々考えることです。今この大事な時期に良い方向へ進める礎を築ければ皆にとって大変有益なことだと思います。頑張りましょう。
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