|
2014/12/19(金)
オフシーズンに向けて
|
|
|
これから本格的な冬に突入していきます。チームの練習もゲームではなく体力づくり、基本の確認練習等反復練習が多くなっていきます。 この時期が一番大切な時期であるということを十分に認識し、行動していくようにしましょう。又、短所を克服し長所を伸ばすことにも努めましょう。
今年の新チームは、12月初旬まで大会で勝ち残り、20試合以上経験を積むことができました。大会ということもあり緊張感の中でプレーすることにより、自分自身の足らない部分やチームとしての足らない部分を体験して強く感じることができ、それぞれの反省があったのではないかと思います。
これからオフシーズンに入りますが、ここで一つ考えてください。 この時期は大会や試合がないだけで休む時期ではありません。 皆さんには、この時期が一番大事な時期であることを認識してほしいと思います。 この期間を大切に一生懸命努力すれば、足りない部分を補うことができ、また、自信がある部分についてもより一層力を伸ばすことができます。
「試合がないからそんなに練習しなくてもいいわ」という誤った考え方を持っているメンバーはいないと思いますが、これからの約2か月間は、次の本格的シーズンまでの絶好の準備期間であり、この時期にしっかりと行う練習内容や練習量によって、次のシーズンの結果がおおよそ決まってくるものです。 まずは、自己をしっかりと分析して、なにが足りないのかを認識して、どうなりたいかを描いてください。そうすることで目標を明確にし、実現させるための具体的メニューを計画していきます。
具体的にどのように実行していくかの例をあげてみます。
【例1】身長155cm 体重45kg 50m走7秒9 1500m走5分5秒 一回に反復できる腕立て伏せ5回 ※このデータより分析できること 身長、体重共に増やしたい。持久力は比較的あるが、瞬発力、スピード、筋力は乏しい。
【例2】身長173cm 体重75kg 50m走7秒8 1500m走6分10秒 一回に反復できる腕立て伏せ3回 ※このデータより分析できること 身長、体重はしっかりあるが、瞬発力、スピード、筋力、持久力が乏しい。
このデータを元にどのようなことをしていけば良いでしょうか。 分析した結果から目標を明確にし、実行計画(メニュー)を立てることです。
【例1】【例2】について、それぞれに分析した結果から… @食事を摂る量やタイミングについてしっかりと見直しをする。そして目標を明確にし、メニューを立てる。 A瞬発力、スピードをつけるためのトレーニングを考える。そして目標を明確にし、メニューを立てる。 B筋力をつけるためのトレーニングを考える。そして目標を明確にし、メニューを立てる。
このようにオフシーズンは、各自目標を明確にし、それに向かうメニューを立てて実践していくことが、春先に力を伸ばし、将来に向けての自信と実力につながっていきます。
皆さんの中には、なんとなくわかっているけれども具体的にはどうしたら良いかわからないケースや、努力できないケース、又、間違った努力をしてしまうケースもあるかと思います。
そこで、このオフシーズンを迎えるにあたり、効果的なメニューづくりと具体的な目標の立て方について等、年内に「学習会」を開きたいと思います。
食事や体力アップは技術的なこととは異なり、正しい処方に基づいて実践していけば必ず良い結果が出てきます。やればプラスになることを面倒くさがってはいけません。やるかやらないか思案する必要はありません。強い意志をもって実行していきましょう。
実践したことに対しては絶対に良い結果が出ます。充実したオフシーズンを送り、自信をつけて春先を迎えることができるよう頑張りましょう。
|
|
|