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2005/10/03(月)
冬は何度?
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今週は、また3連休がありますね。今度の休みは家族サービスで親を連れて旅行に行ってきます。名古屋と下呂の方にいく予定ですが、採集道具は持っていこうか迷っています(^^;週初めから、休みのことばっかり考えてますな。
そろそろ温室を活動し始めたり、逆に昼間はエアコンを止めるなんて事を聞くようになりました。私は1年中エアコンつけっぱなしで、止めることはほとんどありません。電気代もったいないですけど、温度が安定しないんで、いつもこうしています。温度管理は奥が深いです。基本的に高温にすると幼虫は大型化する傾向がありますが、菌糸の持ちが悪くなったり、羽化しなかったりします。国産は冬を体験しないと羽化しないことがほとんどですね。この冬を感じさせる温度は、何度がいいのかまだ良くわかりませんが、ほとんどの個体が活動を停止しているように見える温度では、まだ温度が高いのか、羽化しない個体が出てきました。これは2003年がこのような傾向でした。 2004年は全ての個体が活動を停止しているように見える温度まで、一定期間だけ下げましたところ、全ての個体が羽化してきました。これは、結構凄い発見をしたと思っています。 具体的な温度は記載しませんが、よく観察するのが大切だと思ってます。ここらへんは1度が大きな違いを出してくるでしょうね。サイクルが1年単位でかかる虫の場合、比較調査は難しいでしょうね。私はあまりメモとして残さないので、温度管理も感で行なってます。 まとめると、温度は上げれば大きくなるが羽化しない、下げると羽化してくるが、幼虫の活動が停止してしまい大きくなりにくい。こんな感じですが、実際にこれをやってみると違う問題にもぶつかりました。いろいろあります。 こんなこと書いてると大型好きな方が増えそうで、書いてみましたがどうでしょうか?大型が当たり前のように出てくることは、絶対に無いと思っていますので、工夫が大切ですな。 うーん3本目が悩むぞー!!
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