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2005/12/26(月)
こいつはでかいぞ、久留米メスで16.1g
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今年もあと1週間を切りました。 1年振り返ってみると早いものですね。一番大きかったことはHPの立ち上げですかね。これで沢山の友達ができました。忙しくなりすぎて、色々な方の所に遊びにいけなくなったのは申し訳ないですが、これからもマイペースで頑張っていきますので、よろしくお願いします。 昨期はホーペで34gが出ましたが、羽化不全でした。その他にも30gアップ6頭ほどでましたが、縮んだりしてしまって、80mmは結局久留米の81.1mmが1頭だけでした。ここらへんが血統の差でしょうね。大型幼虫が出るだけでは、ダメなんですね〜。難しいです。今期はギネスへの道でやってきましたが、どうなることやら。来年はブリードは減らして採集に、もう少し行きたいですね。時間が出来たら灯火セットの購入計画でも立てようかな。 それにしても高い(^^;
今日の画像は久留米の3番血統16.1gです。14gでも十分ですが、この個体はそれをはるかに凌駕する大きさでした。ココまで大きいと小型のオスです。久留米血統は13gで50mm、14gで51mmぐらいが羽化してきますので、53mmぐらいが羽化してくるのかな。
ギネスを狙えそうなオス個体が出ましたが、やっと土台が出来た気分です。こうなると羽化までの難関へと向かいますが、大型個体は完品羽化させるのが非常に難しいです。今日はちょっと真面目に今後のことを書いてみます。幼虫を大きくするのは、今後も温度をかけて、添加剤入りの菌糸に入れておけば、大きくなる個体もでてきます。セミ化した幼虫が、6月ぐらいに交換してみると大きくなっていることがあります。しかしこれでは意味がありません。ここからは体重を少しでも増加させることを考えながら、羽化できる環境を作らなければならないです。
私の飼育方法では、羽化まで1年以上かかると、その個体はほとんどの場合、羽化しません。セミ化した個体はそのまま★になるか、蛹化不全、羽化不全や小型化して羽化してきます。
セミ化の原因は、大体が温度管理の失敗ですが、冬を経験させると失敗は少ないです。冬というのは抽象的で分かりにくいです。温度を下げれば羽化率は上がりますが、最後の一伸びがありません。これであと1mmに泣く場合が多いです。つまり30gアップでも79mm台で羽化する個体が多いです。なんでだーと思うんですが、あと1mmが足りないのです。この1mmを伸ばすには、ギリギリの温度を狙っていくと、中には体重より大型個体が出てくることがあります。私の中の最高の伸びは12月に24gで交換した国産オオクワが、6月に羽化して79mmです。これは比較的細身の個体だったということもありますが、他にもリカーン血統の79mmがいます。この個体は12月交換時には26gでした。太い個体でもこのような結果が出ています。この血統は他にも28g、29gがでまして、蛹化後羽化直前で★になりましたが、79mmの個体より明らかに頭幅、アゴの太さがあり、羽化サイズはもっと上になったと予想されます。何℃がいいのかは分かりませんが、タイミングや下げ方もいろいろあるでしょう。ここがブリーダーの腕の見せ所になりますが、悩みますねえ。オオヒラタケは、最後の温度管理が結構難しい。
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