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2006/10/26(木)
パターン
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朝目覚めたら、いきなり”こっちこっち”と娘に呼ばれた。朝から絵の具で絵を書いていたが、意識朦朧としている状態でなぜかみかんを書いてみた。絵のセンスがバッチリなんで、出来上がったみかんは腐ってる(笑)
ぼちぼちカウンターが10万を迎える。開設から約1年半、思ったよりずいぶん早く10万となったなあ。これも、皆さんのおかげであります。ありがとうございます。これからも頑張っていきますね。で、せっかくなので何か企画しようかとも思ったりしてます。ただ、来月は娘の七五三やとある方と座談会などが入っており、時間が無い!ほんとちょっとしたことにしようっと(爆)
ここ数日は仕事が忙しかったのに加え、ギネスの反響でインパクトのあるメッセージを拝見しまして、落ち込んでました。私は産地とか種類とか混ぜ混ぜするのは好きではない。それに形どうこうっていうのも個人差があるんです。自分が好きなクワガタをやればいいじゃないか!こだわりを持って飼育して何が悪いんだ〜!!!
まあ、よく分からない内容ですが、気を取り戻しまして、今期はビン交換を少し遅くしたので、まだ1本目のビン交換をしています。おおよそ3ヶ月〜3ヶ月半での交換ですが、小粒が多いぞ(笑)種親が血統物なので、分かっていた結果ではありますが、そんな中大きめな個体で、超阿古Eで♂28.2g、♀14.8gって個体が出てきた。ファラオで♂27.0g、久留米は♀14.6gってのがでてきたよ。大型血統ではない個体群からは確立はあれどたまに大型幼虫がでてきますなあ。体重だけじゃなく、頭幅もガタイも全て大きいです。この少ないチャンスを大型個体として羽化させるはブリーダーの腕になりますね。 このチャンスを増やすには、やっぱり種親選びが一番重要になりますが、私なりの羽化までのパターンを書いてみようっかな。多分参考になるはず(^^; 私の勝手なぼやきですので、うまくいかなくても責任は持てませんが……。
@幼虫は重くなるが羽化個体は小さい。 Aたまに大型幼虫がでてくる。羽化は失敗しやすい。 Bほとんどの個体が小さめ。 Cほとんどの幼虫と成虫が大きい大当たり。 D30g程度の個体ばかりで、羽化個体も80mmアップがほとんど。
まず1番のパターン。私が飼育した血統でもこのようなパターンはよくありました。体重は30g以上の個体でも長さがない幼虫、そうお尻あたりが丸々している個体が多い血統はこのパターンの可能性があります。あとは菌糸の水分量も関係しているような気がしています。このパターンは羽化後一番落ち込みます(爆)大型血統ではないのに軒並体重が重い場合は幼虫だけに要注意(笑)
2番、ほとんどこれでしょう。大型幼虫が出る確立は結構差があると思う。なんでもない血統で大型だすってのが一番カッコイイね。
3番は、最悪なパターンですがよくあります。大型血統でもインラインでこのようなパターンがありました。ただ、大型血統の場合この逆もあるので侮れません。同じインラインでもオスは同じでメスが違えば結果がまるで変わったりします。複数のメスと掛け合わせるのは、重要なんですね。
4番これは大型血統のアウトライン、インラインともによくあります。これは皆さんご存知の通り、大型狙うなら常識でしょう。大型血統でなくても、たまにオスメスの組合せで当たりになるとこのようになります。メスだけがこのパターンになることもあります。オスだけってのは聞いたことありません。
5番は大型血統でも血統的背景がずば抜けて大型なものにしか出ないと思っています。06年の久留米3番血統がこれにあてはまりますが、今後このような血統の確立をしてみたい。
で、種親の選び方ですが……
つづく
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