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2006/12/21(木)
血統を絞り込もう!
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今年も残すところ、あと僅かとなりましたが、今週はクリスマス来週はもう年末とあわただしくなりますね。年賀状とクリスマスプレゼントを買いに行かなければなりませんが、何を買おうか迷っています(笑) ここ数年、私の生活はクワガタ中心になってますので、空いてる時間は休む間もなく家族サービスしないと、後が恐い恐い……。嫁さんのお腹も随分大きくなりまして、腰に負担がきているようです。胎動も、強く感じるようになってきて、第2子誕生が楽しみになってきました。そうそう、名前も考えねばならんですね。私は某氏みたいにクワガタの名前をつけませんよ(笑)間違っても”くるめちゃん”にはしません。って女の子かは分かりませんが(^^;
さて、ちょっと遅いですが、今越冬の準備を順次しています。種親は大体決めましたが、組合せをまだ悩んでいます。改めて色んな個体を見ていると、種親選びの重要性を感じます。これは私の考えなので絶対ではありませんので、参考程度にしてください。2006年春に羽化した個体の中でも3番血統の久留米が兄弟で80mmアップが12頭、そのうち83mmが2頭、82mmが1頭もいます。他の番号の久留米、つまり異母兄弟、もしくは異父母兄弟の最高サイズは81mmが最高です。80mmを超えてからの1mmの違いは迫力も随分違いますし、羽化率も非常に低くなります。そう考えると80mmの次に82mmに壁がありそうです。最近は菌糸ビンの仕上がりが非常にいいので、飼育者の腕といい血統にめぐり合えれば80mmアップは出るようになってきました。
しかしながら、85mmを目指すとなると、これだけでは難しいでしょう。私のところは幸い80mmアップがたくさん羽化しましたので、データが非常にたくさんあります。06年の羽化結果だけ見ますと、アウトラインの血統的背景が優れている同士で種親サイズが大きいものが、一番いい結果となっています。これぞ、王道と言う種親の組合せでしたが、インラインも忘れてはいけません。羽化サイズこそ最大が81mmですが、羽化不全個体は82mmを越えていましたし、メスサイズ最大個体53.4mmはインラインだったんです。それにプラスしてインラインは体重に比べ羽化サイズが大きな個体が特にメスに目立ちました。大型個体を目指す上で、メスサイズは重要だと思います。多少のサイズ差なら羽化サイズは逆転することももちろんありますが、これはその種親の幼虫時の飼育状況にもよるでしょうし、組合せの当たりハズレもあります。1個体の結果だけを見るのはよくないです。
で、ここが一番重要だと思っている部分となりますが、久留米という大きな血統の枠から、さらに厳選した種親の組合せにより、想像以上の結果が出て来るんだと思っています。偶然の一発ではなく全体レベルの底上げ、これが一番難しいことです。そのためには種親選びは慎重に行ないたいものです。
最近は新しい血統名がついた個体があちらこちらで出てきていますが、大型にしろ極太にしろ、その個体が出てくるまでの血統的背景と兄弟レベル、最大個体レベル、それに異母兄弟などの親戚?個体の情報を仕入れてくる必要があるでしょう。
なんとまあ、まとまりのない文章ではありますが、より大型を目指すなら有名な大型血統という大きな枠から、さらに細かく血統を絞るほうが、結果が出てくると妄想しているということです(笑)
余談ですが私はあまり形について書きませんが、80mmアップでも自己満足美形個体が羽化していますので、こちらも、違う視点からより美形な個体を羽化させてみたいと思っています。
来シーズンの種親は贅沢に選びました。82mmの壁を越えた、ギネスを含む83mm、2頭は自分でブリードすることにしましたが、82mmは誰かにやってもらおうと思います。ということで、ビッターズに出品しましたので、情熱のある方をお待ちしています。
http://www.bidders.co.jp/user/1032347
久しぶりに長々と書いてしまいましたが、実はこれを書くのに数日掛かったりしています。(汗)
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