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2006/12/06(水)
3本目の管理
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ここのところ急に寒くなりました。一昨日はとても寒くて、夜も中々眠れませんでしたので、翌朝話をしていると嫁さんも同じでした。よくよく見たら窓が少しだけあいてました(^^;おいおいそりゃあ寒いぜ。
今週末は初めて四国へ遠征して冬季採集してきます。今まで訪れたことのない採集地ですので、オオクワの住める環境を肌で感じてきたいところです。目標はゲットですが、久しぶりに会うクワ友さんたちと、楽しめれば満足かも。今期は1回目の採集で怪我をしてから長いこと採集に行っていません。体力が落ちてますので、それが一番心配だったりしてます。ちなみに私以外はかなりの上手な採集家さんばかりです(汗)
さて、平日は久しぶりに菌糸ビンを詰めてますが、3本目は硬めで劣化が少ないように仕上げています。ある添加剤を入れると春の温度を上げる際、キノコが生えやすくなることは分かっていますが、ついつい添加してしまいました。大型を無事羽化させるのは、この最後のビンが大きなウェイトをしめるでしょう。大型の幼虫をだすのと、大型の成虫を完品で出すのは、重みがちがいます。ただビンに放り込んで常温で管理しますと、うまいこと大型幼虫は79mmで羽化してくることが多いようです。あと1mmが足りないことが多いのが国産オオのいやらしいところです。かといって温度をかけたままでは、セミ化します。羽化前に暴れて前回の体重より重くなっていたらセミ化の危険信号です。温度は上げればいいというものでもないんですね。やはり時期にあわせたギリギリのところを狙うべきでしょう。昨年の結果から80mmオーバーもほぼセミ化しておりませんが、まだまだ失敗した部分があるので、昨年とは違う作戦で管理してみたいと思います。これが失敗しても、同じことをするよりは進歩はあるかもしれませんからね。じゃあ何℃がいいかと声が聞こえてきそうですが、そこはブリーダーさんの工夫次第ですから、書いてしまったら研究心がなくなってしまいます……。
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