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2006/06/07(水)
ぼやき
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そろそろ梅雨入りしそうですね。この時期は1年で一番不快だあ。週末はどうせ雨だろうから、久しぶりにマツノインセクトにいってこようかと思う。今期の成績は事件があって、あまりよろしくないようだが、マツノ奥さんが一生懸命だから、とんでもない個体沢山またいるんだろうな(爆)女性最強ブリーダーの知識は半端ではない(^^;
JA11型ジムニーを購入してから半年が過ぎましたが、特に大きなトラブルも無く快調だ。13年落ちですから、いつ壊れてもおかしくないですが、メカが単純なので壊れにくいのかもしれないですね。当初採集時の遠征用にする予定でしたがとてもじゃないがあの足回りでは山梨ぐらいが限界だ。ただ、運転していて楽しいんですよ。そろそろお金あまりかけずに改造でもしようかな。
さて先日羽化した頭幅13mmあった個体を、手にとって見た。やはりこの個体アゴ幅は結構ある。5.7〜8mmはありそうだ。最近は6mm以上なんてのが多いみたいですね。なんだかもう良く分からない世界になっているな。私のは個体差の範囲での太い個体ですからね。なんでってサイズは79mm以上ありましたからね(汗)といっても自分では十分満足な長さであり、頭幅であり、アゴ幅であったので、今日も満足してしまった。
幼虫の頭幅と成虫のサイズについて考えてみた。頭幅がある個体の方が羽化サイズが大きくなると良くあるが、これはある意味間違いではないと思う。ただ、頭幅があるからといっても、全ての個体がそうなるとは限らない。むしろ、幼虫の頭幅は成虫の全体的な幅に比例してくることが多いと思う。
では、成虫のサイズを出すのはどうしたらいいのか?幼虫の頭幅はもちろん大きいほうが良い。それよりも、長さがあるほうが重要だ。ただ、計り方が良くわからないので、全体的な雰囲気で、そう感じるかになるが、数を飼育していけばなんとなくわかるようになると思う。これらは幼虫の持つポテンシャルなので、血統差や個体差でそうならない幼虫たちはいくらがんばっても、大きくはならない でしょう。 他には丸々太った30gの個体、これも羽化サイズは体重より小さい場合が多い。また、細身の個体だからサイズが大きいかと言うとそうでもない。成虫の80mm以上というのは、この大きな幼虫のポテンシャルをどれだけ引き出すかにかかってくる。大きな幼虫が出る確率が高いのが血統であり、ポテンシャルを引き出すのが、ブリーダー!言うのは簡単だが、実現すると言うのは本当大変なことですな。
と言うことは、ポテンシャル!この部分がブリーダーの個性(腕)が試される部分であり一番面白い部分であります。国産オオクワには、外産ヒラタなどに見られるような、ある部分がない。それは……内緒(爆)なんてことは無いですが、季節感です。国産オオクワは温度一定では、まず羽化してきません。特に冬を体験させることが重要になりますが、この部分に大型にするヒントがありますね。私の考えでは、このことを念頭において、飼育プランを立てています。温度ショックで羽化する次期をコントロールできるということは、幼虫期間をコントロールできるわけですから、菌糸ビンの状態とあわせながら飼育をしていく必要があります。この中でも温度管理次第によって、結果は大きく変わってきます。ちょうど、これから今年の幼虫が出てくるかと思いますので、温度管理できる方は、作戦を立てると、面白い結果が出るかもしれませんなあ。
と、かってにぼやいてみたが、これから大型を始める方、参考になれば幸いだ(^^)
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