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2006/07/27(木)
今期はこんな感じです。
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まずはご連絡から、プレ企画で当選された横浜のケンケンさん、ご連絡お待ちしております。
さて、東北に採集に行っている友人から吉報が届いた。非常に嬉しそうであったよ。そんなこと言われると今週も行きたくなるじゃないか(笑)だめだめ、今週は家族サービスだぞっと自分に言い聞かす(笑)
随分と採集に時間を割いてしまったので、肝心のブリードは、かなり遅れ気味になってしまった。今期はオオクワを中心に少しのホーペを入れてブリード数は150ほどにおさえた。これが私の場合適正な飼育数だが、昨年の半分以下だと随分と飼育数が少ないものだ。ただ、新成虫が300ぐらいいるので、まだまだブリードルームはごった返している。サイズ計測と餌だけでも、毎晩作業が続いている。もう1年以上こんな状況だが、そろそろ嫌気も差してきたよ。早く減らさないと。
今期は大型血統として、昨年作出した久留米の81.1mmと2♀、77.5mmの太目の個体から2♀、うち1♀はインライン。それに能勢の79.1mmから2♀、あとは血統物の太いやつを数血統、S-AKO、超阿古E、ファラオ、そして内歯まで太いメルリンホーペという感じだ。
毎年久留米ばかりブリードして大型を目指しても進歩が無いので、今期はブリード数を減らしてでも、オリジナル血統を手に入れることに力を入れている。そう、馬鹿のように行っている採集は、未来に大型血統をワイルドから作り出すための種親だ。今のところ材割で採った、兵庫の幼虫が6メス羽化。オスはまだ幼虫なのでブリードは2年後か?そして灯火採集で今のところ2血統!もう少し増やして 、当たりの個体を探してみたいところだが、私の腕では野外からオオクワを仕入れてくるのは、並大抵の根気では手に入らない。ワイルドを買うこともできるが、それじゃオリジナルにはならないし。自己採集血統で80mmアップまでいくには、何年掛かるんだろう。先が長そうで、随分と楽しめそうだ!
そうそう、このワイルドから大型の道はサイズ以外の問題があったのだった。昨年友人より頂いた、ワイルドのメスから採れたWF1幼虫が羽化したのだが、サイズは75mmとなかなか良かったのだが、頭幅がちょっと……。温度管理である程度の大型は簡単に出ると思うが、頭幅だけは血統によるものが大きい。個体差もあるので、累代を進めるしかカッコイイ大型はでてきにくいでしょう。いくら大きく たって、あんまり不恰好じゃあねえ。
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