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2007/11/20(火)
大型幼虫を大型成虫にするには!
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水泳に通って2ヶ月、長女がようやく潜れるようになったと自慢してきました。この間に幼稚園の同じクラスの同姓の友達が入会してきて、そこから一気に意欲がでてきたようです。ライバル出現って成長につながりますね。
昨日からぐっと冷え込みました。 クワ部屋は冷房と暖房の両刀からエアコンの暖房のみに切り替えました。この切替の時に温度が安定しないで失敗することが多いので、温度計何回見にいったんだろう。昼間は例のごとく、嫁さんに、温度チェックをお願いしました。 そして、いよいよ今シーズン買い換えたうるるとさららエアコンの加湿機能が試せます。試しに40%にしてみましたが、湿度計は30%……あれ?もうちょっと調整してみる必要ありそうだな。
そろそろ3本目へのビン交換を考えなければなりませんが、はやめに2本目に交換した個体群で20g前半だった個体は、食痕多くでてきています。ちょっと覗いて見たら期待できそうな感じです。この3本目で驚くような個体が出てくれば、85mmを目指せるスタートラインに立てそうです。頭の中では妄想激しいですが、頭部が13mm台、体の中央からオシリにかけての程よい太さに、プラスして、まだ体重の伸びがありそうな雰囲気をかもしだしている個体、丸々太った個体では、羽化不全へまっしぐらになってしまいますので、体重は目安ですね。 そうなんです体重だけで言えば、前ギネスの個体なんて31.8gが確認最大体重で、羽化直前は27g台まで縮んでいます。それで羽化サイズは83.3mm、もう1頭は33.6gで83.0mmです。
幼虫の体重はでるが羽化サイズに結びつかなかったり、羽化不全になってしまう方が大半だと思っていますが、みなさんのところはどうでしょうか?
これには様々な理由があると思っていますが、ひとつは菌糸ビンによる栄養過多。幼虫体重が重くなればいい菌糸ビンとは限りませんね。大型を無事に羽化させることができるほうが、重要です。こんなこと書くと菌糸屋さんに怒られそうですが、程よいバランスはあると思います。 それと羽化までの期間、菌糸ビン飼育は2年目まで持っていくと羽化が難しくなります。俗に言うセミ化幼虫は体重が伸び続け、太りすぎることが多いんですね。羽化できるポテンシャルを明らかに超えてしまっては、殆どの場合だめでしょう。でも、メスは成功したことが数回あります。そのうち1頭は54.6mmの巨大メスになっていますので、この方法はうまくやれば、超大型が出る可能性は秘めています。この羽化までのタイミングはかなり重要だと思いますが、これは温度管理方法によっても変わってきますので、何ヶ月がいいと聞かれても答えるのが難しいですね。 昨年購入していただいた、前ギネス系統の久留米の飼育経過報告を聞いている限りでも、いい成績を連発している方が沢山いました。ただ、これは途中経過ですので、上記の通りその成績が成虫サイズに結びつくかは、飼育方法によるところも大きいでしょう。系統的には大型連発しても不思議ではないので、そのコツに気がつけば、他の血統を飼育しても全体のアベレージを上げたり、大型血統ではない血統から一発の大型個体を出すことができるようになると思います。 私は今年の秋、今現在の温度管理方法を例年と変えています。これがどのような結果になるかは来春までのお楽しみです。
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