メルリンカートの気まぐれ日記
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2007/03/14(水) 種親選定方法
週末はどうやら遠方からクワ友さんが遊びに来そうだ!マツノインセクトでも行こうかと思っています。私はショップにいくより会えることが楽しみです。あと2日がんばろうっと。


一人寂しいクワ部屋用に新たにワンセグTVを購入しました。

http://www.c-mex.co.jp/PDF/JJO_170T.pdf

早速つけてみましたが、ガーン 電波状況がよくないため映りません。
アンテナを窓際に持っていって、やっとNHK教育がうつりましたが、このチャンネルはあまり必要としていないぞ!結局アナログ放送で我慢することになりそうです(^^;まあ、今までポケットラジオだったので十分なんですがね。

先日羽化したサタン♀の蛹室を覗いたら、成虫の顔が見えた!羽化はしているのは間違いないな。あとは羽パカが心配だ。しかし、このサタンメスで羽化まで2年は長すぎです。オスは2年半ぐらいになりそうだよ。

劣化しているメスのビンを数本交換してみたんですが、先日山梨で採集したワイルドメスは5gから7.8gまで成長していました。せっかくなので、今期1メスで30gオーバーを12頭も連発している久留米1番血統の♀と比較してみました。こちらは暴れていたとは言え、さすがにデカク15.6gもありました。体重が丁度2倍ありまして、幼虫が長いというよりは、大きさが2回りぐらい違います。バランスは久留米が長め、山梨は寸詰まりな印象でした。
他には、福島産のWF1個体は距離的には近い産地でも、一方は8g台、もう一方は11g台と、産地と言うよりもメスによる差が大きいです。同産地でもその傾向が見れますので、いくら数が少ないオオクワとは言え、様々な血統的背景がありそうです。
と言うことは今年も同産地で採集すれば、また違う血統として累代が楽しめそうです。そしていつかは、東北の個体でも80mmオーバーのカッチョイイのを羽化させて見たいですね。こちらは自分で採集した血統でなければ、感動が味わえそうもありませんので、5年10年の時間は掛かるでしょう。同じ事考えている方多いと思いますが、ここは一工夫して種親選びと飼育方法で、実現する方法を考えてみます。


さて、これからペアリングさせる方が増えてくると思いますので、ちょっとした選定方法でも。私は極太君の研究はしていませんので、あくまでも大きくする場合の選び方になりますが参考になれば幸いです。ただ、これは私の経験や考えであって相手は生き物ですから、思惑通りにならなくても責任は負いません。あくまでも参考です。
まず、大型血統を手に入れることは重要です。ここで間違えてはいけない事は、その個体自身が大きいから大型血統とはならないということです。78mmもあれば十分大型ですが、その兄弟の最大サイズがその個体で、ほとんどが75mm以下だった場合は、その種親を使ったとしても、80mmが出る可能性は低いです。どんな血統でも個体差で大型はある程度は出てきます。ただ80mmはなかなかそうはいきません。それだったら、80mmが出ている血統で狙ったほうが、より狙いやすくなります。アウトラインとインライン、アウトは♂♀双方の血統的背景がよければ、大型個体が多数でる可能性を秘めます。インラインの場合は、大型も出ますが小型も出てきます。不思議かもしれませんがインラインの方が最大と最小の差が出やすいかと。

まだまだありますが、あとはブリーダーさんが考えることでしょう。飼育環境や飼育方法はあくまでも、幼虫のポテンシャルを引き出す要素にしかなりませんので、大型にならない幼虫をいくら温度管理していい餌を使っても大きくするのは難しいです。幼虫が重くなるが、成虫サイズに見合わないのは、あまりいい傾向とは思えません。その逆を狙えるような血統を見つけ出す。あたりの組み合わせは分かりませんので、それが出る可能性がある組み合わせを自分で探し出して種親を用意するのが大変なんです。あたりの組み合わせから出た幼虫なら、80mmは温度と餌を間違えなければ実現できます。ギネスはそうはいきませんが。

ただ、ハズレの組み合わせで幼虫があまり大きくならないときもあきらめてはいけません。そう、個体差が残されています。この少ないチャンスから80mmを狙えますから。

と言うことで、久しぶりに書きつかれた(^^;


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