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2007/03/06(火)
越冬成虫と香川ヒラタ
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今日は24節気のひとつ、啓蟄ですね。 先日窓を閉めるのを忘れていたら、知らぬ間に外からコバエが侵入、アタリメのまわりにたかっていました(^^; そろそろ虫も起き出す頃、越冬成虫オスのみ玄関からクワ部屋にうつしましたが、落ちることなく全て元気でした。1回も餌交換せず、加水もしませんでしたが全く問題なく越冬できたようです。私の場合、オスはコバシャの小ケースにマットを7〜8割ほど入れて、少しだけ水分大目にしています。越冬時の一番の注意点は乾燥です。餌は温度が下がれば、ほとんど食べませんし万が一餌切れしても、オオクワなら☆になることはほとんどありません。あと気温が極端に下がらない玄関が安全です。って今ごろ言っても遅いですね。
さて来シーズンのオスですが、ギネス越えを狙うために久留米を中心にオスは6頭用意しました。ギネス個体である83.3mmと83.0mm、それにその兄弟である81.1mm、80.7mmの2頭は頭幅が28mmを超えており、大型血統でバランスも全く崩れていません。あとはギネスと異母兄弟でインライン血統の81.2mm、こちらも頭幅28mmを超えています。それに川西産の80.5mmとなる予定です。他にも80mmオーバーはまだ残っていますが販売のほうに回します。時間が取れれば種親表を2年ぶりに作ってみたいと思っていますが、来シーズンは過去一番豪華?な顔ぶれになりそうです。
下のワンショットは先日香川で3令で採集したヒラタです。サイズは53mmほどで幼虫の同定は間違っていませんでした。と言うより、採ったときは舞い上がってオオクワだと信じ込んでましたけど……、恥ずかしい(^^;同産地の違う木からメスの新成虫も採りましたので、これで1ペアになりました。 このヒラタは某有名ブリーダーに飼育してもらいましょう。私なんか足元にも及ばないレベルのヒラタブリーダー(笑)です。頑張ってくださいな。
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