メルリンカートの気まぐれ日記
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2007/05/10(木) 33.7g蛹化!
ここのところ、毎日クワ部屋に入るのがとても楽しい。
今日も昼間のクワ部屋温度をメールで報告してもらい、ようやくいい温度帯になってきた。寒暖差が大きいので、エアコンとオイルヒーターを併用しています。電気代が凄いけどね!

今年も暴れ幼虫が出たが、昨年ほどひどくも無かった。何パーセントと言われると分からないけれど、温度設定が昨年よりうまくいったのかな。久留米1番血統の33.7gが無事蛹化してホッとしています。まだまだ、白色でこれからあめ色になっていく段階でした。大きさはビン越しに……、大きいけどどうかな?って感じです。他にも32g台の幼虫が蛹化していました。最大体重の35.5g能勢産は残念ながら暴れてしまいマイナス5g!ビン交換後も暴れましたがようやく蛹室を作ったところです。
昨年は一番期待していた33.3gの久留米が83.0mmで羽化、これが一番だと思っていたら31.8gで暴れて27.4gになった個体が83.3mmでギネス認定されました。なんで、羽化してみないと分からないです。でも、いくら大型の蛹になったて完品羽化しなければ意味無いんですよね。羽化不全になるのは血統や個体差っていいますが、太らせすぎだったり、温度かけすぎも原因だったりするわけですから、ブリーダー次第でもあります。さあ、成虫サイズでどうなるだろうか!

で、今年の温度設定は冬を感じさせる温度への移行をあとにずらしたんですが、それが要因で暴れが少なくなったんだろうか!もちろん他の理由があってこれをやったわけなんですが、暴れ防止が目的ではないです。

温度管理といいますとエアコンをや温室の導入で大体のことはできますが、温度差をつけたり、一定にしたりするのは人間がやるわけですから、設定方法で結果は大きく変わってきます。ちょっとしたヒントになるか分かりませんが、菌糸も生きていますので、こちらの事も考えた温度設定をするとよりよろしいかと。

ヒラタケは暗黒状態では伸長はするが、子実体を形成するには光が必要らしい。他に子実体ができる条件としては菌糸の劣化や、温度変化(特に低温にした場合)、湿度や添加剤が関係してきます。この時期だと、暑くなってきたため冷房をつけ始めるかと思いますが、これによる低温化と菌糸の劣化が重なって、蛹室に子実体がもりもり出てくる場合があります。

私の場合、温度管理方法は幼虫のステージにあわせるんじゃなく季節に合わせたものにしています。なんでこれにあわせて産卵セットを組みます。なので、やる事が一気に来るんです。ビン交換も7〜8割程度食べたら交換するのもいいのですが、食痕の情況を見て今交換したら、2〜3ヵ月後にはどうなるか想定して、その先を見据えた管理をすると失敗が減りますし、大型化への平均レベルが上がってきます。

昨年、今年と私の血統を購入されたかたに、今年から温度管理して気合を入れブリードをされるかたが多かったようですので、マニュアル通りもいいですが、ちょっとした自己流ブリード方で管理してもらえれば、何か発見ができると思います。多分私と同じく失敗ばっかりになると思いますが(^^;


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