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2007/06/28(木)
おいおい、今日はメスの大当たりだよ。
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そろそろ体が悲鳴をあげてきたかな。 毎日午前様までブリードに明け暮れているが、終りは見えてこない。趣味なんでまだいいですが、仕事だったらきっついだろう。前にも書いたが私は産卵時期を決めて温度管理をしているので、採りたい時に取れないとギネス越え狙いは難しい。なんでこの時期は採集と割出しなどが重なってシーズン最盛期になるんだな。 割出しが今年は思った通りいかず、ちょいと数が少ないメスが多い。これは昨年と何が違うか考えてみたが、材の質と私のズボラさが出たように感じた。大型のメスだからといって、数を産まないことはない。産むやつは1ヶ月で40は軽く越えてくるんだから、再セットにかけるしかないね。
さて、そろそろ大型個体もほとんど羽化してきました。掘り出しはまだですが、80mmは越えているだろう個体がチラホラ、83.4mm以上はでないかなあ。そんな中メスを一部掘り出してみました。期待していた久留米1番血統の16.6gがなんと蛹化後☆になっていた。蛹体長56mmぐらいあるので、かなり大型になったであろう。残念(T_T) 続いて14g台の能勢1番血統を掘り出していくと、いや〜でかい。なんど見てもでかい。体長計測してみると53.1〜2mmほどありました。もう1頭同血統の14g台のメスを掘り出してみると、またでかい、さっきと同じシーンがもう一度目の前に飛び込んできた。サイズは全く一緒の53.1〜2mmほど。この2頭はスズリさん(EXCEED CRAFT)の菌糸で飼育したんですが、まさか1年目からこんな成績が出るとは思っていなかったよ。これで53mm台は先日の久留米1番血統を合わせ3頭目、すでに昨年の2頭を超えてきた。
いよいよ今回の日記の主役の登場! 私も久しぶりに手が震えた。05年産卵のギネス83.3mmの兄弟メスで2年1化になり、最終体重は16.6g!菌糸ビン飼育の2年目は羽化しないことが多いので期待はしていなかったが、掘り出していくと、触覚が動いている! 羽化してるんだ。そんな気持ちでさらに掘っていくと、おかしいぞ。さっきの53mmで目がおかしくなっているのか、またでかいよ。しかも今までお目にかかったことが無いくらいでかい。早速取り出してみると、まだお尻が少し出ているがもう触っても良さそうだ。手のひらに載せてみると、さっきの53mmが偉く小さく見える。 アゴを開き、ノギスで計測してみると54.6mmを指した。やった!さすがに午前様なので嫁さんを起こすわけにもいかず、一人クワ部屋で満足感で満たされたのであった。しっかしメスの1mm差は相当大きさが違うように見えるな。50mmとはもう別次元の大きさだ!
ギネス兄弟でこのサイズだ!サイズと血統的背景両方いけてる。来年の種親に決定だが、どのオスと掛け合わそうか、今から計画が楽しみで仕方なくなってきた。
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