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2007/08/30(木)
9発目の大台
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学生さんも夏休みは、もう終りですね。 長女も幼稚園の長い休みがようやく終わります。家でダラダラしているので、今週から5日連続のスイミングに通わせました。まだ、年少ですので泳げない、潜れないですが、生活リズムが変わればいいと思って通わせたんです。 初日は予想通り、なれない環境に入れたので泣いてしまったようです。2日目は行きたくないといいながら連れて行くと、同じ年の男の子と友達になり、ようやく居場所をみつけたようです。そして3日目からは楽しみへと変わっていきました。生活リズムも変わり、活き活きしてます。新しい環境へ慣れるのは子供は早いですね。その点オヤジは相変わらずな不摂生な生活で、体調が思わしくなかったりしています(^^;
ようやく採集記が書き終わりましたが、疲れました。最終日は集まってきた蛾の中にチャドクガがいたようで、長袖を着ていた私の右肩入り腕までじんましんになってしまいました。で、帰ってから分かったんですが、その日は帰宅時の運転中いつもとは違う明らかに強い眠気が襲ってきました。チャドクガの毒は眠気を誘うようで、運転はXのようです。最後にどっと疲れが出たんだと思いましたが、違ったようです。幸いすぐにSAで休みましたので、何ともありませんでしたが、自然界の脅威を垣間見た気がしますな。
さて、ようやく今年採れた山形のワイルド♀から幼虫が採れました。初令3頭……ショボ。行けば採れる訳でもないオオクワは、産卵も当たりハズレがありこの始末。そして、その中から大型美形個体が出てくるのは……ほとんどないみたい。 累代重ねていけばとなりますが、3世代見るとしても5年はかかります。昨年採ったワイルド♀からの累代個体を見る限り、メスの50mmはそう難しくなさそうです。オスは……、サイズだけ出てもしょうがないしね。WF1で80mm美形、無理か……。F3くらいでこんなのを見たいですな。
間が随分あきましたが81mm以上の個体紹介に戻りますかね。今年もたくさんの大型個体が出てきてくれましたが、これだけ出てくるのは運だけでは難しいです。幼虫の管理だけでも難しい。お気づきの方も多いかと思いますが種親の管理から、始めていかなければなりません。その世代で80mmアップがでなくても次世代でどうなるか予想する必要があります。そのためにデータを取 って傾向を見ていく必要があります。
先日マツノさんと話していたんですが、 ”80mmオーバーは沢山出てくるときは、意外と簡単だと感じる、だが中々でないときには、やっぱり難しいものだ” と、オオクワの飼育は同じ血統では1年寝かせる必要があるので2年毎の飼育です。血統管理をしていくと大型が出た血統で飼育していけば、成果は出やすいですが、この2年毎の間の裏年はどうなるのか!やはり毎年大型個体を出すには、血統を見極めて複数の大型血統を作っていかなければならないですね。今年初めて80mmアップが出た方も多いでしょう。しかし来年はどうでしょう。毎年期待できる種親を用意するにはその前の準備に何年もかかるものです。大型血統の幼虫を購入すれば、早道ではありますが、種親を徐々にレベルアップして揃えていくのも面白いと思います。
お待ちかね?の9発目の大台は久留米1番血統の81.3mmです。
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