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2007/08/03(金)
確立1割
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昨晩嫁さんの携帯に写メールが入った。 近所の方に昨年あげたオオクワが産卵成功したようだ!4歳の男の子にはまだできないので、割出しは奥様がやっているよう。最初は息子さんが嵌っていたクワ飼育も今は奥様が嵌ってしまったようで、せっかくなんで私がいろいろ教えてあげることになったんだな。もちろん下心があるわけじゃないよ(笑)ホントだよ。 いや〜、どうかな!?想像にお任せだな。 早速うちに来てもらって1ヶ月ほど前に渡した産卵木を見てみると、産卵痕が無数にあった。で、奥様と一緒に割出し♪いや〜まさかね。近所のお父さんじゃなく奥様と割出しやるとは思わなかったな。結果は11初令の1卵、ここで幼虫を菌糸かマットどちらで飼育するか相談して、温度管理が出来ないのでマットに決定!汚れたままのPPボトルをあげて(爆)マットは用意しておくことになった。なんで俺こんなに至れりつくせり働いてるのかなあ。
さて今日のワンショットも久留米1番血統です。82.3mmありましたが、残念ながらお尻がキュートにはみ出ています。こんな個体は私は大台にカウントしませんので、ノーカウントです。羽化不全や☆個体も含めれば大台の数は多くなりますが、ちゃんと累代できそうな個体でカウントしないとね。私的に納得できないんだな。これで82mm台は先日の羽化後☆に続き2頭目だよ。トホホまだまだ、詰めが甘いと言うか、管理がちゃんと出来てない私のミスですな。次がありますから気を取り直しますかね。 06シーズンはこの血統が大活躍となっています。サイズは昨年のビークワギネス血統ほどではないですが、横幅と厚みはこの血統の方が上回る個体もでてきています。今年は大型羽化をいろんなところで聞くようになりました。今はもう80mmが当たり前になってきています。これだけ大型血統に絞ってきているのですから、例年レベルが上がってくるのは当然ですが、温度管理をする方が増えたのも1つの要因でしょう。 私の経験から、この大型の種親を使って次世代を飼育すれば、大型飼育のコツをつかんだ方ならば複数の大型個体が出てくると思います。この複数出すと言うのが、一発の超特大より一般ブリーダーでは一番大変な壁になると思います。業者なみに1000頭以上飼育なら話は別ですが私のようにサラリーマンで飼育しているかたは、凄く多くて300ぐらいが管理の限界です。昨シーズンは私は200ぐらいで、自己採集からのWF1個体など明らかに大型狙いでない個体も50程度いますので、80mm狙えるのはせいぜい150頭の中からです。このうちオスが約半分とすると75ですから1割の約8頭大台が出れば私的には十分成功だと思います。この1割80mm越えの飼育方法を手に出来ればかなりいい線言っていると思います。 で、私的な最近の大型血統の楽しみ方がありまして、この大台個体の中で個体差が出てくるわけですが、ここに横幅の迫力が加わった個体がでてくると、時間が止まります(^o^)正直すごいインパクトが待っていてます。こんな個体を出すには、運もありますが種親選びが重要になるでしょうな。太いの同士が必ずしも結果を出すわけでもなさそうです。
最近友人から指摘されて久しぶりビッターズを見てみたら、血統物オオクワだらけでした。すでに飽和状態になっているんですね。遺伝率が高ければ、簡単に出てきてしまうような個体はすぐに飽きられてしまうんでしょうか。今後は大型で迫力がある個体に人気が出てきそうな気がしていますが、そんなのは中々出てきません。こういう個体は血統物より大型血統から狙っていった方が、出会える確立は高いかもしれないな。
と言いつつ、私のところにも少ないながら血統物がいます。最近は自己採集血統が増えて来ましたので、そろそろ手放す時期か!?
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