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2008/01/16(水)
85mmを手にするために
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ようやくクワガタ雑誌に出す、執筆物第一弾が片付きましたよ。慣れていないんで、元旦も実家で書いていたんだな。私にとっては大変でも慣れている方なら大したものではないんでしょうな。ふう〜。
それに引き続き連日ビン交換を夜中までやっていますが、とても予定通りにはならないので、ここで私の必殺技を使います。ビン交換したあとの汚れたビンは全部嫁さんに洗ってもらっています。毎日なんで、結構しんどいんですが、そこは飴と鞭をうまく使う必要があります(笑)我が家は家族の理解があるおかげで、ここまでクワ馬鹿になれているわけですが、恐い奥さんだとそうもいかないでしょうね(爆)いきなり環境を変えるのは難しいですから、自分が時間があるときは家事手伝いもしなければならないでしょう。
さて、今日の画像は1本目で30gアップしたNAOビン個体のその後です。なんと34g台がでてきましたよ。ただ、ボディーが太めなので、この体重とボディーの感じだとうまく羽化できるかがちょっと不安です。
2頭とも久留米3番血統 30.7g → 31.3g 30.0g → 34.1g
ここまでのビン交換経過を見ていると、80mmアップが21頭でた一昨年は30gアップの幼虫が27頭でました。現在それに迫る勢いで25頭でています。まだビン交換が結構残っていますので、この数字は越えてくるでしょう。それにプラスして一昨年最大体重だった幼虫は33.6gですが、この個体は83.0mmで羽化してきています。前ギネスは31.8gで83.3mmだったのですが、今年は30gからプラス数gした幼虫が多数出てきています。最終的にどうなるのか分かりませんが、現在前ギネスやその兄弟からの子である血統郡の幼虫は50%ぐらいが30gアップです。2頭に1頭が30gアップとはよくよく考えると、そうそう出会える血統では無いでしょう。自分の予想より遥かに上に行ってましたね。しかも殆どのオスメスの組み合わせから多少偏りがあるも、まんべんなく大型がでてますからね。
超大型個体を出すのは、運も必要ですが、その運を手繰り寄せるような環境を作らないと、難しいんだと思う。まず良い血統があり、その中で個体差が生まれます。この血統力と個体差により、圧倒的に大型な個体が現れると思います。
小さな個体から、とんでもないのが1頭だけ出ることはまず無いでしょう。それでは、ここまで自分がやってきたことが意味なくなってしまいますから(^^;
この圧倒的に大型な個体とは、幼虫であるならば重いだけではダメでしょう。それ相応の長さと大きさを持っている必要があります。このポテンシャルを引き出すのが飼育者の腕ですが、いい血統にあたれば複数の大型幼虫が出てくるでしょう。ただ、複数いると失敗が多くなるんですね。少ないときはVIP待遇して対応できるんですが、多くなるとそうもいきません。ここら辺は経験が差を生むと思います。だいぶ先の事まで予想して、準備を進めないとなりませんから。 あと数多くやればその分、管理方法に悩む部分が多くなるので、自分の管理できるギリギリぐらいで結果を出していくのがいいと思いますが、それには相当手間がかかります。 この多数の大型幼虫の中から、超大型個体が無事に羽化してくるんだと、今年の春を信じているんですがね。 今私が手にしたいのは85mmの国産オオクワガタです。これを手にするには、人と同じ事をやっても中々難しいものですな。
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