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2008/01/19(土)
さっぱり
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今朝は4時起きで、フジクワさんと山梨県へ採集に行ってきましたが、17時過ぎまで粘るもさっぱりでした。 でも気分もリフレッシュできて”さっぱり”しました。 用事があって帰宅は23時となりましたが、今日一日よく歩いたな。 オオクワ採集は歩いてナンボの世界です。昨年と同じところばかり行っていては、何処かで行き詰るんですね。なんで今日は新規開拓で朝から晩までほとんど歩いていました。オオクワはいませんでしたが、2本の良材を見つけたので無駄ではないでしょう。これを来年またチェックします。こうして少しづつマイポイントが増えていきます。 帰り途中、KAZUさんから電話が来ましてオオクワ採集の厳しさをアドバイスいただきました。先日の成虫ペアや3令ペアゲットがまぐれにならないよう、通うしかないですな。 フジクワさんいつもありがとね。今度こそはと諦めてはいかんよ。
さあて、29発目の大台はオアシスで久留米1番血統の34.4gの大型幼虫が出てきました。この個体は頭幅13mm以上で長さもあります。そして血統的背景と種親サイズもあります。この体型は大いに期待できますね。 オオクワの幼虫は添加剤を多めにして飼育すると体重がのってきます。それは栄養が多いこともありますが加水分解が早くなるんですね。仕込み時水分50%となっている菌糸ビンを3ヶ月以上幼虫をいれていた菌糸ビンの水分量を計測するとどうでしょう。おそらくビックリするぐらいの水分量になっているでしょう。水分量が多い餌を食べれば、当然体重は見た目よりのります。そしてお尻周りが丸々してくるんですね。こうなると羽化したとき、お尻が大きくなるか羽化不全になりやすくなります。または体重の割りに大きくならない。などになります。 オオクワの幼虫が大きくなるが、成虫は完品にならない、では悲しいですね。添加剤だけでこれが決まるわけではないですが、大きな成虫を羽化させることはかなり難しいです。 オアシスがほとんどの産地で80mmオーバーが出るのは、この部分が深く絡んでいるでしょうね。
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