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2008/11/12(水)
種親の準備
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朝晩の冷え込みがきつくなってきましたなあ。 自転車族にはゴールデンライダーってのが多いそうです。ゴールデンウィークの頃に自転車に乗り始めて、冬になるにつれてそのまま永眠……。 私も寒いのは苦手で、走る前がいやですな。走ってしまえばなんとも無いのですがね。と言っても、ゴールデンライダーにはなりませんよ。最近本気にロードバイク買おうかと、ずっと悩んでいます。でも家の中に保管になるので、クワ道具と場所の取り合いで大変なことになりそうです。 そうそう、先日のリアタイヤに続いてフロントタイヤもパンクしました。おまけに、初の立ちゴケもやってしまい、ズボンやぶれるは、右ヒザの擦り傷はうんでくるし、いい事ありません。走行距離はもうすぐ1900km、2000kmも近いな。既にリアタイヤがつるつるになってきた。意外と維持費かかるなあ。
さて、先日成体リストをアップしましたが、来年の種親として着々と皆さん準備をしていますね。今年はメス単もアップしましたので、1オスに3〜5メスって方が結構います。しかも、馬鹿でかいので(^^) 自分の実績から考えると、1オス80mmアップを用意して頂いて、複数のメスをかければ久留米血統なら、80mmアップは次世代ほぼ確実でしょう。もちろん飼育方法を間違えれば、どんな血統でも無理ですが。 だいたいそういう方は情熱がありますので、失敗もあるが成功もしてきますね。 来月ぐらいから越冬準備を始めるころだと思いますが、できれば越冬は自分の環境でさせて、越冬後の準備に備えるのがいいですね。ここから来年の戦いは始まってます。自分予定にあうように温度をかけて起こして、餌を十分に与えてペアリング産卵と行っていくことができます。 飼育数には限界がありますので、できれば複数のメスで幼虫の数を少なくした方が、よりいい結果が出やすいです。そして失敗は必ずでてきますので、大失敗にならないための種親の準備と幼虫を採る作戦を練ります。 まずオオクワは事故が少ないですが、無いわけではありません。1オスだけだと、オスのフセツを切ってしまう個体がいますから注意です。その逆にメスがやられる場合は、首チョンパになっていることが多いです。 大型のメス!これは要注意です。52とか3mmあたりになってくると産卵が難しいんですね。うまくいくときは、何も考えずにうまくいきます。ただ、産まないときはとことん産まないし、無精卵だったりすることが多いと思います。見た目でオスとかかっているかなんて分かりません。じゃあどうするか!それは産卵セットのタイミングをできるだけ早いほうにもっていきます。そして1ヶ月も餌交換するだけの放置にせず、毎週産卵痕を確認して卵の有無や卵の成長具合(ふくらみ具合)を観察するんです。はっきり言って手間がかかりますが、ここの遅れは致命的なミス、そう大失敗になるんです。1メスならいいんですが、20メスもいたらどうしますか?計画して失敗したら、こうするなんて計画表を直したら、ああやだやだ、頭がパニックです。 ただ楽しようなんて考えたら、そこで終りでしょうね。私はこの時期、いつも管理ノートとにらめっこして、修正の上の修正をしています。毎年産まない、産卵数が少ないメスがでてきますので、それがあっても大丈夫なぐらいのメスを用意しています。切羽詰っているときは相当ピリピリしているときもあり、家族が誰も声かけてきませんから(笑) ここからさらに菌糸ビンへの投入へとなりますが、これも遅れてはいけませんから、菌糸ビンの準備もあらかじめ計画しておきます。 この日記で何度か書いていますが、その人の飼育数の限界数はありますので、それを越えてむやみに飼育数自慢しても、管理が行き届かないだけで、私的にはこの方法はあまり好みませんね。 毎年のように80mmアップを多数出すのは、1頭の大型を出すのより大変だと思います。ただ、超大型85mmなんて個体をだすには、サイズアベレージをあげて、ほんの少しの運を味方につけるしかないですな。 まだ、来年の話は早すぎますが、これから越冬に入りますので、種親と組合せを考えなければなりません。準備は早めにしておいて間違いはないはずさ。
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