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2008/02/13(水)
オスの重要性
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昨日書いた日記にご回答いただいた皆さん、どうもありがとうございました。 いろんな意見があって面白いものですね。
さて、答えです。 の前に相手は生き物ですので、これが正解というわけでは無いです。あくまでも私が飼育した久留米の傾向であるということで捕らえていただければ幸いです。
今シーズン重要な要素と分かったことは、種親オス鍵を握っていました。その中でもより大型であることは重要な要素となりそうです。 昨日脅威と書いた、1,3,4,10,14,16,18番血統の種親オスは83.3mm、83.0mm。81.1mmです。メスの当たりハズレは1オスに複数のメスをかけられることから比較しやすいんですが、オスはそうはいかないので、1オス複数のメスのセットを複数やってみることで、この傾向がみえるようになると考えたんですね。ただ、これだけ飼育してもまだまだデータとしては不足しているので、あくまでこんな傾向があると解釈してもらえると誤解が無いです。所詮個人でやっていることですので、中々莫大なデータを集めるのは大変です。
これは国産オオクワのメスは比較的簡単に50mmを超えて来るところにヒントがあり、数年前から考えていました。世の中に52〜3mmなんていうオオクワは良く耳にしますが、一向にそのメスからオスの大型が多数羽化したと報告がありません。報告があっても本当に稀です。メスサイズの重要性はあるのだろうが、それ以外の部分が隠されていると思っていたとき、一昨年の成果がそんな感じを強めてくれたんですね。 結果的にこの結果を感じるのは、個人としては相当なデータ集めが一苦労でした。 ただこれが分かったとしても、大変なのが種親集めです。大型のオスを複数用意するのは容易ではありませんね。こればっかりは、時間をかけてこのような血統を見つけていくしかないですが、計画性と情熱があれば数年でこの環境が作れるでしょう。このことで一番重要なのは非常に長いスパンで血統を見続け真剣に飼育していく” 継続 ”だと思います。 あともう一点気になっている部分があるのですが、それは羽化したあとでなければ分かりません。どんなことかは、まだ内緒です。その結果が分からなければ、この日記に書くことがありませんが、機会があればまた書きたいと思いますので、お楽しみに!
さてさて、今日のワンショットは先日昆虫フィールドに連載しているクワ漫画[鍬道]に登場させてもらった私です(汗)ちょっと実物よりカッコよくなりすぎだなと自分で思っていますが”そうだよな”とメールは送らないでください(爆) イラスト付のサイン色紙を頂いたので、クワ部屋に大切に飾ってあります。この裏には四季ちゃんが描かれています。それ以外にも2004年ごろに書いてもらったイラストなんかも飾ってあります。私に絵心があれば、こういったことも出来るんですが、才能は当然ながらありません……。
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