メルリンカートの気まぐれ日記
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2008/02/26(火) 激安
最近は帰宅してからの楽しみが土佐文旦。先日クワ友さんに10kg頂いたんですが、食べ過ぎに注意と言いつつ、毎日継続できちゃってます。おかげさまで2週間ほどでなくなりそうです(^^;もう一箱注文しようか迷ってますが、毎日だとお腹がでてきますな。

先日の標本予定個体は水につけといたら、関節が動くようになったんですが、どうしても元の位置に戻ろうとする。内部の組織を破壊しないとダメなんですかね。しかし、オオクワの関節動かしていると、実に理にかなって体が出来ているものです。こんなのじっくり見ていると、先日の感動をもう一度味わいたくなってしまいました。(なんでそうなるの?)先日ゲットできたのは中歯の60mmですから、今度は何とか大歯をゲットしたい。う〜ん、今週末は晴れそうだぞ、うずうずしてきた(笑)

さて、自作菌糸ビンは、半分ぐらいのビンが菌が綺麗に回りました。残りは接種した日が違うので、まだまだこれからどうなるか分かりません。こうやって自分で作ると良くわかるのですが、激安菌糸ビンのコンセプトや説明をみると、まったく意味が???な解説がありますな。具体的に書くと問題ありそうなんで避けますが、どう考えても取って付けた感じがしてたまらん。実績も数頭の大型が出ただけだと、どうも怪しい。数頭の実績ってのは、たまたま条件が揃えば結果がでることだし(^^;いや、安いのが悪いと言うことではないですよ。これじゃ初心者の方が騙されるなと思っただけです。それに自分が作った物だって、まだまだですから、人の事言えるほど実績があるわけではないのですがね。

2008/02/24(日) 軟化しない
今週は実家から義母が遊びにきまして、家族サービスとなりそうな感じです。
次女は10ヶ月検診、長女よりこじんまりしていると思っていたんですが、身長は2cm低くて体重は同じだった(笑)ちょいとおデ○なのね。でも、標準範囲の上限ぎりぎりなんで標準なんでしょう。我が家は嫁さんに似て娘は二人ともちょいとぽっちゃり気味ですな(^^;

今シーズンオオクワ以外で唯一飼育しているアクティオンゾウカブトが初令から10ヶ月で150g超えてきてました。夕飯作っているところに持っていったら、案の定ドン引き。大型血統のオオクワ菌糸カスを餌として、コバシャの小ケース飼育していますが順調に育ちますね。この菌糸カス、最初はキツネ色ですが2ヶ月もするとタヌキ色に変化していきます。タヌキの方がカブチンにはよさそうなんですが、この状態だとこのアクティオンは大きくならないようです。腐朽具合がどれだけ大きさを左右させるか実感させられちゃいました。市販のマットも同じだと思うので腐朽具合を見定めて使うこれが重要なのかな。

さて、ようやく重い腰をあげて標本をつくろうと思ったんだがいきなり困ってしまった。死んだ虫をエタノールに入れてずっと放置すること1年以上、腐敗はしていないようだが足はカチコチ、お湯につけて10分まったく効果なし。やかんでお湯を沸かして蒸気に5分、鍋にお湯沸かして20分、まったく効果がでないので、タッパーに水入れて1日置いても変化なし。
まったくどうしていいものか困った!タッパーに入れてもっと放置すればいいのか、市販の軟化剤なるもので、筋肉のタンパク質を酵素で破壊すればいいのか、ん〜わからん。さすがに捨てるのは勿体無い気がするな。
標本詳しい方いましたら教えてください。

2008/02/21(木) 冬のキノコ
いよいよ今シーズンのブリードも後少しで佳境に入りますね。
この時期は低温移行によりキノコに苦労されている方多いと思います。このキノコ一度生え出したら止めるのは中々難しいものです。間単に止める方法は温度を上げることですが、それでは本末転倒ですな。
キノコがはえにくい菌糸ビンもあるんですが、これは種菌の違いや添加剤、加水分解の進み具合によるところが大きいです。私が使用している菌糸ビンには双方有り、生えやすいものは苦労しますね。一昨年辺りまではここらへんがうまくいかずに苦労しましたが、昨年から、温度管理方法と年間のブリード方法を変えたところ、酷い情況にはなりにくくなっています。と言っても、完全に防ぐことは無理ですね。
でもこれを防ぐのに一番簡単な方法があるんですよ。それは……、え〜ヒラタケの菌糸ビンを使えばできます。これはキノコの発生温度を調べればすぐに分かります。ただ、私の飼育方法ではこのヒラタケはどうしてもマッチしない部分があり、何シーズンか使いましたが今は使ってません。
ただ、キノコがあまり生えてこないからと言って成功でも無いんですね。重要なのは大型個体をセミ化させずにより大型で完品で羽化させる事なんです。こうなってくると、キノコだけに気をとられるわけにはいきません。低温にしなければ、キノコ以外に幼虫の大型化が望めますが、反対に羽化しない危険が出てきます。大型個体を大量に出すには、セミ化個体をできるだけ防ぐことも重要になってきます。ここ2年ほどはセミ化個体はほぼ出なくなってきましたので、幼虫にはいいのですが、菌糸ビンの状態を見る限りもう少し詰めたい部分があるのです。ただこればかりは1シーズン1回の挑戦となりますので、まだまだ答えが出そうも無いです。

2008/02/18(月) 朽木の自作菌糸
年度末に向かって仕事も繁忙期に!
こんなときに限ってクレームなんかが来るんですね。私の場合すぐに趣味の世界に頭の中が変われるので、あまり悩まないですが。
ちょっと大げさに筋肉痛を表現して階段を下りていると、またクワガタ行ったの?雪の中、どこにクワガタいるの?そんな危険なことして、面白いの?だってさ!ああっ!面白いよ(笑)この趣味は中々一般の方には理解されませんな(爆)

さて、培養から約1ヶ月、培地を朽木にした自作菌糸ビンがようやく完成間近です。これなら、おそらく毒ビンにはならないでしょう(汗)この1ヶ月間に6種類ほどこの朽木で自作したのですが、どれもうまく菌がまわりそうなので、来シーズンは自作菌糸ビンのレシピが今シーズンとは大幅に変わることになりそうです。今シーズン特に気に入らなかった、培地の腐朽速度は、今度はどうでしょうか?その他にも気に入らないところは沢山あった今シーズンの自作菌糸ビンを元に来シーズンはちょっとだけパワーアップしてくれるかな。

2008/02/17(日) 厳しい自然
今朝は9時から長女の作品展があり、幼稚園に見に行ったのですが前日の採集が影響してダラダラでした。ここ1年で本当成長した様子が分かりましたよ。友達と仲良くしている様子が嬉しかったな。

と言うことで、昨日は久しぶりにフジクワさんと山梨県へと遠征してきました。
いつも通り朝4時起床、フジクワさんを迎えに行きちょっと肌寒さに不安を抱えながら道中進んでいくと気温はマイナス4℃、でも雪が無い様で一安心……と思っていましたが、これが甘かった。

8時半に目的の1ポイント目に到着、残念ながら積雪で地面が見えない。ここは3年前ぶりに来てみたが、記憶では材が余り無いと思っていたのですが、予想以上に台木が多く、立ち枯れ倒木も盛りだくさんでした。ちょっと分かりにくいポイントですが、採集者が既に入っているみたいだ。立ち枯れを叩いていくと、いきなり太目の食痕が現れた、がちょっとボゾボソ、主は既に抜けたあとのようでしたがオオクワでは無いでしょう。フジクワさんがいつもと違う幼虫が採れたと持ってきたので見てみると、確かにコクワではないが残念!その後も出てくるのはコクワばかりだが、このポイントは虫が多いようだ。

2ポイント目は、とにかく歩き倒すポイントであり、半日はつぶれる覚悟で向かっていく、ここは1ポイント目より標高が高く積雪量が半端無く、30cm以上はあるであろうか!地面が全く見えない。こういうときは地面にスッポリなんて事があるので慎重に歩いていくと台木群があるが、積雪で倒木は良く分からない。食痕すら出ないのでさらに移動、車から降りて既に1時間以上は歩いたであろうか、沢があるが凍っており、なおかつ積雪でどこが谷になっているのか、全く見えない。フジクワさんと相談して、せっかく歩いてきたが無理は禁物と戻ることにした。ただ、ここまでせっかく脚立を背負ってきたのに本当残念!

さあて、ここからどうしようか。積雪の中を歩くといつも以上に体力が奪われている。時刻は15時過ぎ、この分だと探索はちょっと厳しいので帰ろうとも思いましたが、それはちょっと納得できないので、やっぱり探索開始。しばらく車を走らせると路面は凍結してノーマルタイヤの車はつるつる滑る。二人そろって、標高下げようか(笑)

それじゃあ、前々回行った場所の近くを探してみましょうと移動、標高が200mも変わるころには、凍結の心配はなくなっていた。この辺りは既に2年前から探索していて、ダメポイント(笑)は何処にあるか良く知っていた。このダメポイントは無駄にはならないですね。そのおかげで、違う方向を探していると、ありましたよ台木林が(^^) やっぱり無駄な採集はないです。ただ山の中はどこも積雪が凄く、ここも他と変わりません。立ち枯れ、倒木、部分枯れとチェックしていくと、どこもコクワばかりだが虫気はあるようだ。17時を過ぎ、そろそろ夕暮れだ!ここまで成果がないと、帰りたくなるんですが、ここから粘るのが大事ですね。立ち枯れをチェックしていると、食痕が複数現れた。コクワにまじり、ちょっと違う雰囲気の幼虫がでてきたぞ!最後にやったかと思いましたが、ん〜おそらくアカアシかな。オオクワではないようです。

残念ながら坊主でしたが、最後にいい発見がありました。まだ全て探索していませんので、次回につながりそうです。センスがある方は別でしょうが、私のようなヘボチンはこういった探索の繰り返しをしていくと、稀にオオクワに会えます。オオクワの多産地と呼ばれる山梨県でさえ、これだけ厳しいですから、レア産地で採集している方は本当に凄いと思いますね。

おかげで今日は久しぶりに筋肉痛が酷い。家族サービス頑張ってまた時間をみてリベンジでありますな。
フジクワさん、今回もありがとうございました。まだまだ長い道のりかもしれませんが、初ゲットしたときの笑顔を楽しみにしてますぞ!!

2008/02/14(木) ブリードと採集
帰宅したら長女が秘密だよと一言、???と思いましたが、そうか今日はバレンタインであった。で、食後に自作したチョコバナナクレープを貰いました。嬉しかったので、くっつくいてあげたんですが、嫌がられるんですよね、しつこいって。良く分からんなあ(汗)
昨日は子供を寝かせつけていたら自分が寝てしまい、25時ごろに目覚めて風呂に入り、眠れなくなったので日記を書きました。そのあと2度目の睡眠をしたのですが、リズムが崩れたのか今とっても眠いです。

前置きはこのぐらいにして、今週末は久しぶりにオオクワ採集に行きたいと思っていますが、こう寒いと雪だけが心配です。雪があると材も道もわかんなくなってしまいます。でも、あれこれ考えて何処に行こうか悩んでいるときが、かなり楽しかったりしています。3年前に行ったきり、寄り付いてもいないところは今どうなっているんだろうか?とりあえず、私の場合は探索メインにしないと次がなくなってしまうのです。当然ながら探索メインだと成果が出にくいので、山歩きするような軽い気持ちでいかないと、中々出会えないオオクワガタに嫌気がさします。

そういえば、私のホームページは大型飼育がメインなので当然ながらブリードを熱心にやられている方とお付き合いが増えてきます。でも、何故か殆どの方がオオクワ採集はやらないのですね。確かにオオクワは中途半端な考えでは中々採れるものではありませんが、別に採れなくても自己満足できれば良い経験になると思うのですが……。特にこの冬の採集は幼虫の生態が分かる絶好のチャンスとしか思えないのですがね。

ふと思い立ったこと書いてしまいましたな。

2008/02/13(水) オスの重要性
昨日書いた日記にご回答いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
いろんな意見があって面白いものですね。

さて、答えです。
の前に相手は生き物ですので、これが正解というわけでは無いです。あくまでも私が飼育した久留米の傾向であるということで捕らえていただければ幸いです。

今シーズン重要な要素と分かったことは、種親オス鍵を握っていました。その中でもより大型であることは重要な要素となりそうです。
昨日脅威と書いた、1,3,4,10,14,16,18番血統の種親オスは83.3mm、83.0mm。81.1mmです。メスの当たりハズレは1オスに複数のメスをかけられることから比較しやすいんですが、オスはそうはいかないので、1オス複数のメスのセットを複数やってみることで、この傾向がみえるようになると考えたんですね。ただ、これだけ飼育してもまだまだデータとしては不足しているので、あくまでこんな傾向があると解釈してもらえると誤解が無いです。所詮個人でやっていることですので、中々莫大なデータを集めるのは大変です。

これは国産オオクワのメスは比較的簡単に50mmを超えて来るところにヒントがあり、数年前から考えていました。世の中に52〜3mmなんていうオオクワは良く耳にしますが、一向にそのメスからオスの大型が多数羽化したと報告がありません。報告があっても本当に稀です。メスサイズの重要性はあるのだろうが、それ以外の部分が隠されていると思っていたとき、一昨年の成果がそんな感じを強めてくれたんですね。
結果的にこの結果を感じるのは、個人としては相当なデータ集めが一苦労でした。
ただこれが分かったとしても、大変なのが種親集めです。大型のオスを複数用意するのは容易ではありませんね。こればっかりは、時間をかけてこのような血統を見つけていくしかないですが、計画性と情熱があれば数年でこの環境が作れるでしょう。このことで一番重要なのは非常に長いスパンで血統を見続け真剣に飼育していく” 継続 ”だと思います。
あともう一点気になっている部分があるのですが、それは羽化したあとでなければ分かりません。どんなことかは、まだ内緒です。その結果が分からなければ、この日記に書くことがありませんが、機会があればまた書きたいと思いますので、お楽しみに!

さてさて、今日のワンショットは先日昆虫フィールドに連載しているクワ漫画[鍬道]に登場させてもらった私です(汗)ちょっと実物よりカッコよくなりすぎだなと自分で思っていますが”そうだよな”とメールは送らないでください(爆)
イラスト付のサイン色紙を頂いたので、クワ部屋に大切に飾ってあります。この裏には四季ちゃんが描かれています。それ以外にも2004年ごろに書いてもらったイラストなんかも飾ってあります。私に絵心があれば、こういったことも出来るんですが、才能は当然ながらありません……。

2008/02/12(火) 久留米の♂データ
先日の大型幼虫では、お祝いメールありがとうございました。
今シーズンは大型メインで飼育してきましたので、このメールは本当に嬉しかった。と言うことで、今日はビール飲んでおります(笑)

今シーズンは時間もコストも相当かけていますから、ある意味自分にプレッシャーかけて、ズボラにならないように心がけてきた成果であります。自分で言うのもなんですが、日記には書いていない手間は相当なものでした。まだ、結果が出たわけではありませんが、ここで今シーズン、メインでブリードした久留米血統のオスのデータをまとめたいと思います。
その前にメスの紹介をほとんどしていませんが、こちらも15〜16gが相当数でてきており最大は17.0gでした(笑)


07シーズン久留米 オスのみ

オスの飼育数は全部で115頭

うち、30gアップは61頭でした。

30g以上の確率は53%!!

115頭の平均体重は29.9gでした。

血統番号別、30g以上の頭数の割合

1番血統 …… 12頭中12頭、最大体重36.0g
2番血統 …… 13頭中1頭  最大体重32.2g
3番血統 …… 9頭中8頭  最大体重34.1g
4番血統 …… 9頭中6頭、 最大体重33.7g
7番血統 …… 5頭中1頭、 最大体重33.4g
8番血統 …… 14頭中6頭、 最大体重31.6g
10番血統 …… 3頭中3頭、 最大体重34.1g
12番血統 …… 10頭中1頭、 最大体重30.7g
14番血統 …… 10頭中5頭、 最大体重35.9g
16番血統 …… 9頭中7頭、 最大体重37.1g
18番血統 …… 10頭中6頭、 最大体重32.7g
19番血統 …… 11頭中5頭、 最大体重30.6g

こうやってまとめると、結構差が出ましたね。
ビン交換当初は平均化するのかなとも思いましたが、そうはなりませんでした。
通常は大型成虫同士のペアリングでも2番、7番のような成績になることがほとんどなんですが、今シーズンは血統的背景のいいものばかり集めたのがひとつの要因です。
その中でも予想通り最大個体同士の1番血統は異常な成績になっています。他にも3番、4番、10番、14番、16番、18番あたりも脅威でした。

それ以外に重要な要素が種親に隠されていますが、何かわかりますでしょうか。またまた質問日記ですが、このデータをみて、よく考えてみてください。
ヒントは下記ページにあります。

http://www.geocities.jp/merlinkart/2007taneoya.htm


答えは次の日記で(^^)

2008/02/10(日) 今シーズン最後の大型幼虫は!
本調子じゃないといいつつも、朝から家族ひきつれてフルーツパークに。浜松に引っ越してきて約7年、初めて行きましたが、敷地面積がやたら広くてとても1日では回れないところでした。目的はここ浜松ではまず積もることのない雪があって、ソリを体験してきました。と言ってもせいぜい10mぐらいの坂で、なんだこりゃ?でしたが長女は大喜びでしたので大成功でしょう。肝心のフルーツは、冬場は柑橘系が少々、私の大好きな土佐文旦がたわわな実を実らせていました。巨大温室にはバナナも大量に!この環境ならオオヒラタばっちりな感じです。

帰りは先週1時間で帰宅となった、某河川敷の立ち枯れが気になってしまい、ちょっと寄り道。遠目から見て、まず1本の部分枯れ柳をみつけたので、ボサを掻き分けていくと、これは!と思えるカワラ材が落ちているではないですか!!さっそく叩いてみるも、ちょっと早かったみたい。大きなインベーダーが2発も。
気を取り直して移動、一番気になっていた立ち枯れへ。歩いて現場に行くと、地上5mの巨大な柳立ち枯れでした。しかし、きのこが違う(^^;残念だがこれは虫は入らないタイプだろうと叩くと、案の定……でした。下に目をうつすと、すでに太い枝部分は倒木化しており、コクワマンションになっていたため興味なし。地面を掘ればヒラタもいたと思いますが、こちらも興味なし(^^;早々に引き上げてきました。


お待たせしました?昨日の日記の続きです。
今シーズンは、前ギネス系統が大爆発しこれまで過去に例の無いぐらい強烈な個体が続々と出てきました。そんな肥えた目にも明らかにインパクトの違う個体が現れたんです。
この日は1本目30gアップした個体を交換していきましたが、軒並み2〜3gアップしている個体が多く、最後にオアシスで30.3gを記録した幼虫のビン交換へ。ラベルに目を向けると久留米16番血統となっている。種親はオスが前ギネスの83.3mm、メスは05シーズン5番血統の51.6mmの異母兄弟。私自身この異母兄弟のペアリングは未知なる可能性が多くでることが多く、とても気になっていた。掘り出していくと、直ぐにかなり大きな食痕の中に居食いしている幼虫が鎮座していた。パッとみ、明らかにデカイ。これまでかなりの大型幼虫をみてきたが、どうみてもデカイ。見間違えるはずも無く、スプーンに取り出してみると間違いない。計りまでもっていく手がなぜかおぼつかなくなっているのがわかった。そして……


”うおっ……、37.1g”


間違いないかと確認のため、幼虫を持ち上げると計りは0gを示している。もう一度置くと、間違いないことを悟った。
嬉しさがこみ上げてきた!随分時間が掛かってしまったが、そう簡単にこのような幼虫は出てこないだろう。少し丸いが、幼虫自身もデカイ。これが羽化すれば85mmはいけるだろう。問題はそこだが、観察だけは怠らないようにしなければならないね。現在もこの個体は、温度が低かろうが菌糸を食べている。そう、このような個体は明らかに、低温でも食べていることが多い。やはりもって生まれたものが違うのだろう。これだから、大型飼育はやめられないな。

2008/02/09(土) 3本目へ交換後
子供が大きくなってきて、随分と布団が狭くなってきたので、ダブルの布団を見に行ってきたんですが、本調子じゃないのか直ぐに疲れてしまいました。とりあえず目的の物だけ購入して帰ってきたのですが、家に帰ると元気になるんですよね。不思議だ!
時間があったので、午後からちょっと気になる添加剤を入れた自作菌糸ビンを培地調整と殺菌までやりました。1日放令して後、明日接種して約1ヶ月の培養となります。レシピによって菌の回り方が大きく異なりますが、これがうまくいったら、来シーズンはこの添加剤を使ってみようかな。

え〜写真の下半分は菌糸ビンが並んでいるますが、現在の私のクワ部屋の一部です。すべて国産オオクワの幼虫が入っていますが、この画像から何かわかりますかね?この先の分を読む前に少し考えてみてください。



今シーズンの成果として3本目へ交換した個体は、ほぼ暴れていません。それにキノコもほぼ生えていません。これは温度調整や換気、ビン交換後の観察によるものですが、これだけの頭数で失敗をほとんど無くすのは、そうとう気を使うんですね。ここで暴れでもしてしまえば、せっかく伸ばした体重も水の泡となります。ビンに触りすぎるのは問題ですが、観察しないのはもっと問題です。菌糸ビン表面に現れる見えない幼虫の動きは食痕の出方で判断はできるはずです。ちょっとした変化には敏感になったほうが、失敗は少ないんですね。大型成虫までの道は、こういった地道な部分が成果をあげることが多いです。


本日の大台写真は1本目で30gを越えた個体のその後です。
すべてLEVIN-G SPにいれた個体で1本目で30gアップは4頭いまして1頭のみ体重ダウンとなりましたが、他は体重アップでした。

全て久留米で左から
1番血統  30.2g → 33.0g
16番血統  30.6g → 32.3g
18番血統  30.2g → 31.2g

画像無し 16番血統 30.1g → 28.7g


さて、大型幼虫の紹介は次回で最後です。先日の日記にも書きましたが、今シーズンは感動的な幼虫が出てきました。ラスト1頭は1本目オアシスにいれて30.3gを記録した幼虫となりますが、例年ですと今回紹介した幼虫と同様な結果となるのですが、今シーズンは違っていました。気になる結果は……、続く。

2008/02/08(金) 36gに到達
明日から3連休ですね。
病み上がりは、採集きついので今週は家族サービスと自作菌糸ビンの試作でもしようかな。あれこれ悩んでいるときが、一番ワクワクしたりしますな。

久留米の1番血統、オスもメスも最大サイズのインライン、やっぱりやってくれました。先日の35.9gに引き続き、今度は36.0g。長さも十分にある個体でしたので、かなり期待できそうです。今年はオアシスを多く使用したので、コストが掛かりましたが、驚くべき成績が続々出ています。先日の35.9g2頭に引き続きこの個体もオアシスです。影に隠れてしまいそうですが、隣の久留米10番血統34.1gも同菌糸ビンです。
この久留米血統がずっとオアシスメインでブリードしてきたこともありますが、それ以上に何か秘密がありそうだ!と思って、今年のレシピはと松野さんに確認してみましたが例年通りと言うことでした。

左 久留米1番血統36.0g    右 久留米10番血統34.1g      大台 計62発

2008/02/07(木) ついに60発まで
社内でもインフルエンザが流行してきてしまい、病人が一人、また一人と増えてます(^^;掛かった方も大変ですが、欠員があまりに多いと会社にいる方も大変です。
慣れたお客さんならゴメンなさいですみますが、ほとんどがそうはいかないでしょう。

大台の紹介もあと僅かとなりました。
データをまとめているところですが、多数飼育してもバラツキが少なく、アベレージがグンとあがっているのが今シーズンの傾向です。大型狙いはほとんど前ギネスとなった久留米の系統群ですので、これが良かったのは間違いないです。後ほどデータで出す予定ですが、大台になっている幼虫の確立は50%を越えてきています。私の中でこれは理想的な数値としてきたのですが、まさか実現できるとは思いませんでしたね。最大体重もあがってきていますので、ようやく85mmの準備が整ったのかもしれません。

先月はほぼ毎日のように夜中までの作業が続きましたし、今シーズン幾度もこのような事がありましたので苦労が報われた気分です。ここ数年の種親選びも間違っていなかったのでしょう。いい結果が出たら、泣けちゃうだろうね。
そうそう、ビン洗いを手伝ってくれた嫁さんには、厚いお礼をしました。

本日の大台はすべて久留米で左上から1番30.4g、19番30.3g、19番30.6g
左下から、8番31.4g、18番30.4g
下側の2頭は1本目自作菌糸ビン、2本目は市販の菌糸ビンに変えてみた個体たちです。
大台 計60発

2008/02/05(火) 自然界の幼虫
ようやくインフルエンザも過ぎ去っていきそうな感じです。
一番心配だった次女も肺炎にまでは達することなく乗り切りました。離乳食も再開して、普段の生活にようやく戻れそうです。

今日はちょっとブリードで気になることがあったので、採集家のkazuさんに電話をして、いろいろとご教授していただきました。ブリードといっても、元は自然界にいたオオクワを採ってきているわけですから、幼虫時の採集情報は有効なデータとなりえると思います。私が採集したオオクワはまだ二桁足らず、一方のkazuさんは確か昨年採集に行った際、1000頭を越えたと言ってましたので、経験の差は歴然です。今シーズンも素晴らしい成績がでてますので、ちょっとのぞいて見て下さい。

http://dboard.uic.to/user/KAZU/


ブリードでも、採集でも、その道に長けた人がいます。そのような人から得た情報は重みが違います。ブリードでも同じですが、少ないサンプルで仮定を立てるのは良いのですが、結論付けるのは問題がありますね。
大型で言えば、とんでもないような大型幼虫がでるが、羽化不全だったり、羽化サイズが体重に見合わなかったり、蛹化しない、羽化しない等はよくあります。
とにかくこうやったら幼虫が重くなったから、これが良いと思ってしまうんですね。実際には多数の成虫が完品でいいサイズで羽化しない事には、それが良かったとはいえないのではないでしょうか。えらそうに書いてる私はまだ、この革新的な部分は良くわかっていません(笑)わかったと思った時は、大型ブリードに飽きたときかもしれません。

さて、今日の大台は全て久留米で
左上から16番血統33.6g、3番血統32.5g、ようやくでてきた7番血統33.4g
左下からすべて19番血統の30.5g、30.4g、30.0gです。
19番血統は、全体的に短く丸々した印象があります。成虫サイズに結びついてくれるかは、微妙な感じです。                            大台 計55発

2008/02/02(土) しずくわオフ会
始めにおしらせ(^^;
BE-KUWAのプレ企画で当選された方よりメールをいただいてますが、携帯メールのためか、パソコンメールから返信できないようです。こればっかりはどうも出来ませんが、改めておめでとうございます。いい結果が出ますように!


長女の熱は、なんと『インフルエンザ A型』でした(汗)自身はワクチン注射を受けているので、1日程度の熱で済みましたが、嫁さんと9ヶ月の次女が酷いことに。特に次女は何も言えないので、困りました。笑顔が消えて反応がありません。人生初のつらさを味わっています。私はと言うと、インフルエンザでないと思えば、病気では無いので(笑)大丈夫?微熱とダルさがあるだけだと思って生活しています。

こんなときにと思ったが、朝は調子がいいと嫁さんに言われたものだから、しずくわオフ会に行ってしまいました(^^;本当ダメ親父です。某河川敷でヒラタ狙い。こんなローカルなイベントになんと7人もの大勢が集まりました。ELPASOさん、フォレスタさん、チタヌスさん、木又屋Tさん、TFさん、クリボンさん、そして私です。
早速数年前タコ採れしたポイントに行くが、まず朽木が無い。だれもコクワすら出ない(汗)ヒラタはオオクワと違って地中にいることが多いので、材を探す感覚が大きく異なります。しばらくして、食痕あるもコクワがでた後でした。1時間も経過しようとするごろ、ようやくフォレスタさんがコクワ1頭。
そんな時ちょっと昔の記憶が蘇った。そういえば河川敷のヒラタは白枯れでなくても、薄い褐色材であれば入っていたことがありました。ちょっと材の探し方を変えて直ぐでした、太目の流木の褐色材に太目の食痕が!直ぐにコクワでないことがわかりましたので、慎重に!
取り出してみると、3令で頭幅8.5mm♂ヒラタでした。やっぱり河川敷のヒラタは小さいですね。
ここで嫁さんより帰って来い命令があり、採集時間1時間ほどで撤収となってしまいました(悲)
その後は、木又屋Tさんが不明2令1頭採ったのみで、やはりほとんどクワの気配が無かったようです。残念!!

短時間でしたが、皆さんありがとうございました。


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