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2008/02/17(日)
厳しい自然
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今朝は9時から長女の作品展があり、幼稚園に見に行ったのですが前日の採集が影響してダラダラでした。ここ1年で本当成長した様子が分かりましたよ。友達と仲良くしている様子が嬉しかったな。
と言うことで、昨日は久しぶりにフジクワさんと山梨県へと遠征してきました。 いつも通り朝4時起床、フジクワさんを迎えに行きちょっと肌寒さに不安を抱えながら道中進んでいくと気温はマイナス4℃、でも雪が無い様で一安心……と思っていましたが、これが甘かった。
8時半に目的の1ポイント目に到着、残念ながら積雪で地面が見えない。ここは3年前ぶりに来てみたが、記憶では材が余り無いと思っていたのですが、予想以上に台木が多く、立ち枯れ倒木も盛りだくさんでした。ちょっと分かりにくいポイントですが、採集者が既に入っているみたいだ。立ち枯れを叩いていくと、いきなり太目の食痕が現れた、がちょっとボゾボソ、主は既に抜けたあとのようでしたがオオクワでは無いでしょう。フジクワさんがいつもと違う幼虫が採れたと持ってきたので見てみると、確かにコクワではないが残念!その後も出てくるのはコクワばかりだが、このポイントは虫が多いようだ。
2ポイント目は、とにかく歩き倒すポイントであり、半日はつぶれる覚悟で向かっていく、ここは1ポイント目より標高が高く積雪量が半端無く、30cm以上はあるであろうか!地面が全く見えない。こういうときは地面にスッポリなんて事があるので慎重に歩いていくと台木群があるが、積雪で倒木は良く分からない。食痕すら出ないのでさらに移動、車から降りて既に1時間以上は歩いたであろうか、沢があるが凍っており、なおかつ積雪でどこが谷になっているのか、全く見えない。フジクワさんと相談して、せっかく歩いてきたが無理は禁物と戻ることにした。ただ、ここまでせっかく脚立を背負ってきたのに本当残念!
さあて、ここからどうしようか。積雪の中を歩くといつも以上に体力が奪われている。時刻は15時過ぎ、この分だと探索はちょっと厳しいので帰ろうとも思いましたが、それはちょっと納得できないので、やっぱり探索開始。しばらく車を走らせると路面は凍結してノーマルタイヤの車はつるつる滑る。二人そろって、標高下げようか(笑)
それじゃあ、前々回行った場所の近くを探してみましょうと移動、標高が200mも変わるころには、凍結の心配はなくなっていた。この辺りは既に2年前から探索していて、ダメポイント(笑)は何処にあるか良く知っていた。このダメポイントは無駄にはならないですね。そのおかげで、違う方向を探していると、ありましたよ台木林が(^^) やっぱり無駄な採集はないです。ただ山の中はどこも積雪が凄く、ここも他と変わりません。立ち枯れ、倒木、部分枯れとチェックしていくと、どこもコクワばかりだが虫気はあるようだ。17時を過ぎ、そろそろ夕暮れだ!ここまで成果がないと、帰りたくなるんですが、ここから粘るのが大事ですね。立ち枯れをチェックしていると、食痕が複数現れた。コクワにまじり、ちょっと違う雰囲気の幼虫がでてきたぞ!最後にやったかと思いましたが、ん〜おそらくアカアシかな。オオクワではないようです。
残念ながら坊主でしたが、最後にいい発見がありました。まだ全て探索していませんので、次回につながりそうです。センスがある方は別でしょうが、私のようなヘボチンはこういった探索の繰り返しをしていくと、稀にオオクワに会えます。オオクワの多産地と呼ばれる山梨県でさえ、これだけ厳しいですから、レア産地で採集している方は本当に凄いと思いますね。
おかげで今日は久しぶりに筋肉痛が酷い。家族サービス頑張ってまた時間をみてリベンジでありますな。 フジクワさん、今回もありがとうございました。まだまだ長い道のりかもしれませんが、初ゲットしたときの笑顔を楽しみにしてますぞ!!
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