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2008/03/05(水)
採集個体と標本個体
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PCのスピーカーからノイズ音が……、いつもは不快なんだが、今回のは良かった。その音が夏の夜の虫の声に近かったんだな。これ聞いていると灯火採集を終えてさあ外灯回るぞと静まり返った夜な感じがしました。あと3ヶ月もすればシーズンインですね。 冬の材割もいいんですが、灯火採集のあのお祭りのような感じも最高です。昨年採取したオオクワのメスからのWF1個体群も、もうそろそろ羽化シーズンです。今シーズンは新潟、福島、山形で7メスセットしましたので、産地による個体差が自分の目で確かめられそうです。 このパターンはオスが全く分からないので、どんな形状なのか非常に楽しみになりますな。全体的にWF1個体はディンプルが累代進んだ個体に比べて非常に少ないです。それほど大きくもなりませんし、幅もでません。そして厚みもでません。でも、大型で幅の有る個体に遜色の無いくらいのカッコよさの個体がたまに羽化します。まさに日本刀のような鋭さ!!これが、たまらないです。自己採集個体群も段々増えてきましたが、やっぱり全部は累代できませんね。やりすぎて中途半端になるより、間引きでしょうな。
さて、先日書いた標本にする予定のオオクワは結局やわらかくならないので軟化剤を購入して腹部に注射してやりました。5分ほどでやわらかくなるって書いてありましたが、2時間ぐらいかかりました(^^;アゴだけやわらかくなりませんでしたが、無理やり展足してやりました。標本作ったのなんて、5年ぶりぐらいかな。
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