|
2008/04/25(金)
大型蛹室続き
|
|
|
ペアリングも第3陣に突入しました。この中に今年非常に期待できそうな種親のうち1つがいます。 オスは体長82.4mmの頭幅29.0mm、メスは2年1化の54.6mmの前ギネスの兄弟です。 オスは国産オオクワではこの体長で頭幅もある個体が出ることは少なく、久留米でここまでの頭幅が出たのは我が家では初です。これは種親メスに頭幅のある個体を使ったことで実現したのですが、オスは普通の頭幅の81mmでした。 これに前ギネスの兄弟メスの体長がでる血を混ぜるとどうなるかというところがポイントですが、この兄弟は83mm2頭を筆頭に兄弟オスは12頭も80mmアップしています。 狙いはサイズと頭幅の両方ですが、種親オスを越える個体が1個体でれば大成功でしょうね。
ようやくメスの蛹第1号が確認できました。オスも動きが出始め順調に蛹室を作り始めてきました。これでほとんどの個体はセミ化にはならないと思います。今年は温度設定を少し高めの方向に振りましたので、一安心です。この高めにしたことが、どんな結果になるでしょうね。温度管理はシビアにやればやるほど結果もついてきますので、毎日の継続がどれほど重要か感じますな。 棚の奥のほうまで覗いたら1頭大きめの幼虫が既にシワシワ君になってました。こいつは久留米18番血統の31.2gと割と期待できそう(^^) この幼虫も昨日の横幅12.5cmのビンの横幅をフルに活用してるな。
|
|
|
|