|
2008/05/15(木)
F1個体
|
|
|
ようやくF1、30.2gの個体が蛹化しました。 F1個体でも30gいくと蛹は大きいです。他のWF1個体たちと比べると結構大きく見えますな。この累代F1個体ですが、南会津某所で灯火採集で同日に得られたワイルドオス55.8mmとメス39.3mmをペアリングして得られた個体です。種親としてはかなり小さいですね。メス単体では何度産卵セットしても産まなかったため、ペアリングしたんです。WF1との違いは種親オスが分かるぐらいです。 さて、ここからがブリーダーの考えでその後の結果が変わってきます。F1個体で大型狙うには、かなりのハードルがあります。まず血統的背景が分からないので、どのレベルの血統かはやってみないと分かりません。こればっかりは、当たりハズレがあります。で、オスが25g程度まで体重がのってくるのだったら、その中に運がよければ個体差で大きな個体が生まれてきます。ここで、うまくいくと30gアップになってくれるはずです。このような個体を出すには、数をやる必要もあるのですが、産卵セットの時期と、菌糸ビンに入れるタイミング、それに温度の掛け方が重要になります。菌糸ビンも重要なんですが、自分のブリード方法にあわない菌糸ビンだと、いくら実績があるものでも大きくなりにくと思います。 もし小さな幼虫ばかりしか出ないようであれば、飼育方法、特に温度設定を見直してみる必要があります。F1個体は大きくならないのではなく、なりにくい個体が多いだけであって、中にはうまく飼育すれば大きくなる個体がいるものです。
さて、メールをいただいた広島県のブリードの季節さん、迷惑フィルタが掛かっているのか返信しても返ってきてしまいました。こればっかりはどうしようも無いですね。メールどうもありがとうございます!ブリード頑張ってくださいね。
そして、ついに……。次回へ(汗)
|
|
|