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2008/05/26(月)
もう直ぐ羽化
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昨日の大雨と打って変わって、今日は蒸し暑い一日でしたね。 kazuさんのところの採集記はなかなか感動ものでした。次の日の事を考えて採集してはいかんですね。一回一回を大切に、今シーズンの灯火採集はこれを目標に楽しもうかな。今シーズンで3年目に入った灯火採集ですが、全く飽きることなく今年も楽しみでなりません。そろそろ発電機や水銀灯、安定期の動作確認もしなければなりませんな。
そろそろ30gアップ第一号が羽化してきそうです。写真は久留米18番血統の31.2gだった個体ですが、さすがに種親83.0mmを超えるのは難しい感じです。このクラスは種親を超える個体は、ほとんど出てこないと思いますが、ビン越しに蛹の長さを計測する限り71〜2mmですから、羽化するとうまくいけば81〜82mmぐらいでしょうか。かなりいいサイズになりそうです。 まだ幼虫やっている個体がいるというのに、早いものです。羽化時期のズレは個体の大きさに比例するわけでは無いですけどね。個体差のほうが大きいですが、大型個体はより蛹化しにくいように感じます。
さて、今春羽化予定の個体は久留米血統が♂幼虫115頭中、61頭30gアップしています。約53%が30gアップであり、大台を目指す上でおおよその下限となる27g以上まで絞ると96頭の約83%が80mmアップ候補になります。この数値は過去を考えても異常に高い数値で、前シーズンの種親選びが良かったんだと思います。この種親達はほとんどが自分で飼育してきて選別してきた個体ではありますが、友人や師匠など助けていただいた事も大きいですね。自分ひとりでここまでの血統が作れたわけではありません。 もちろん飼育方法により結果は大きく変わってきますので、こまめに飼育している方ほど結果が出てきているわけで、これをやる事によりより種親選びがしやすい状態にできます。それを何年も繰り返した結果が上記の結果であって、1年では同様な結果は難しいでしょう。 うまくいけば抜群の大型血統を手に入れ、3世代ほどで、非常にいい結果を出せると考えていますが、3世代累代を進めるには5〜6年かかりますからね。その間ずっと手抜き無しにするのが一番難しいかもしれませんな。
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