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2008/07/02(水)
明暗分けた超大型
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今週末いよいよ灯火採集第一弾出発予定で、ウキウキしています。 でも準備がまだ出来ていないんだよなあ。明日一生懸命やりましょうかね。 幸い土日は雨は降らない感じなんだな。でもこの時期は晴れる方が厄介なんです。放射冷却で、日暮れと共に気温が急に下がり、昼間と気温差15℃以上なんて事も。寒いと虫が飛ばんので困るんです。
さて超大型軍団はやっぱり羽化が難しかったようで、久留米の1番血統34.4gと35.9gはひどい羽パカに、ものすご〜〜く悲しいですが、これも現実ですのでしっかり受け止めて来シーズン以降に活かすため、どんな風に失敗しているのか、これからじっくり見ていきましょうかね。こんな風に書いてますが、本当は見た瞬間、完全に頭が真っ白になりました。
しか〜し、悪い事があればいい事もあるものです。今春羽化個体の中で一番期待していた久留米14番血統の35.9gは無事羽化してくれたのであった!ハハハハハハハハ、いや〜うれしいです。あとは3日後に☆にならないように祈る。
今のところの、羽化不全たちを見ていくと、30gを超える、いや33gぐらいから急に羽化不全が多くなっている。サイズは正確には測れないが80mmは軽く超えているものが多い。それに比べて、自己採集のWF1個体群はほとんどが70mm前半ということもあり、羽化不全は今のところなし。 やはり超大型になってくると、いくら羽化不全が少ない傾向の久留米でもこうなっていくのか? メスは幸い大型化しても問題なく羽化しており、昨日も54mm台のメスがまた出てきた。
この失敗君たちの中で蛹化不全は少ない。一番多いのは少しの羽パカではなく、全然羽が閉じれない、上翅の肩口から変形してしまっているのが多く見られた。これは蛹の時の重さも問題かもしれない。もしくは振動か!あとは、羽化のとき寝返りが出来ない個体もいた。
他にも前シーズンは温度管理や湿度管理方法を大きく変えている部分がある。こちらが影響して大型幼虫が出てきた代わりに反動が羽化に現れている可能性も考えられる。
どんどん、深みに嵌ってきた(笑)抜け出せんね。
ただ、これでもし85mmなんて羽化してきたらどうだろう。リスクを承知して超大型個体を出すのか、安全に大型を連発させるのか!
もし、この2つの方法が確立できたとしたら私は超大型の道を選んでしまうかもしれない。
と言うことで、羽化不全ばっかり書いてますが、80mm程度は正常に羽化してます。現在大台越えは20発になりまして、ボチボチいいサイズの個体がでてきましたので、時間出来たときにでも、写真撮りますかな。
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