メルリンカートの気まぐれ日記
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2009/01/31(土) 脂肪を燃やせ
朝から長女を幼稚園に送って行った後、自転車でポタリングしてきまして、また幼稚園に迎えに、午後はジャスコで家族サービスと中々ハードな一日でした。
今回のポタリングはテーマを一つ決めまして、脂肪を燃やすペダリングをしてみました。脂肪を燃やすと言ってもダイエットではありませんよ(笑)
ペダルを回すときの回転数をケイデンスというのですが、ケイデンス計は持っていないので、あくまでも感覚でやってきたのですが、これを軽いギアで早く回すと脂肪を多く燃焼し、重いギアでゆっくり回すとグリコーゲンを大量に使います。理論なんで、そんな単純では無いですが、自転車は長距離運動ですので、いかに疲労をためないかが重要です。台風並みの暴風の中、浜名湖を1時間20分ほど走ってきまして、行きは西風が半端なく強く20km/hもでませんが、帰りは漕いでもいないのに40km/hを軽く超えてきました。
30km弱走りましたが、いつもより帰り道に体力が残っていました。ただ私はペダリングスキルが初心者なんで、あまり早く回すとふらつくんですよね。
そうそう、狙ってはいませんが、こういう運動をすると体重落ちます。

奈良オオでセールをやっていたので、産卵木を4ケース購入してしまいました。今年は時間ができたら、菌糸材を自作しようと思います。

さて、久留米血統の考察は後回しにしまして、明日は採集に行ってきます。まだ今年はオオクワに巡り会えていませんので、そろそろ見たいですな。

2009/01/29(木) 今シーズンの久留米♂データ公開
ここのところ採集に行っていないなあ。
この時期に豪雪地帯に挑んできた友人達は、現地につくなり山に入れる気がしない状況だったらしく撃沈だったようだ。行く前に気が付かないもんかねえ(笑)
いやいや気が付いても行ってしまうんでしょう。私も行こうかと思ったんだが、もう少し暖かくなってからですな。
今週末天気次第で行こうと思いますが、今回は秘密兵器を入手したので活躍してくれるか楽しみです。


ビン交換も終わりまして、ようやく集計をしました。
と言っても、久留米♂だけの中途半端な状態ですが、これで自己満足なのでいいか。
と言うことで今シーズンの久留米のオスデータを公開します。30g以下は手間なので省きました(笑)


08〜09シーズン 久留米血統オス

♂幼虫62頭中、36頭30gアップ
30gアップ確立58%(昨年より5%アップ)
最大体重36 .1g
平均体重30.5g(ついに平均で30g超えてきました。)

36g 1頭
35g 1頭
34g 9頭
33g 5頭
32g 9頭
31g 5頭
30g 6頭

1番血統は産卵失敗により該当なし

2番血統 15頭中30gアップ9頭
34.1g、33.1g、32.8g、32.7g、32.4g、32.1g、31.7g、31.1g、30.8g

3番血統 8頭中30gアップ1頭
32.2g

4番血統 16頭中30gアップ11頭
34.2g、34.1g、34.0g、33.9g、33.9g、32.7g、32.2g、31.4g、31.0g、30.9g、30.5g

5番血統 14頭中30gアップ11頭
36.1g、35.1g、34.8g、34.8g、34.1g、34.1g、33.7g、32.3g、32.0g、31.0g、30.9g

6番血統 9頭中30gアップ4頭
34.2g、33.0g、30.9g、30.2g

この結果の考察は後日にでも、ふう疲れました。

2009/01/28(水) 体重と体長の考察
通勤途中に通るスズキ本社の前、先週ぐらいから明らかに人通りが少ない。いつもは、車道まで出てきて邪魔だと思っていた(向こうも同じですが)のが嘘のよう。こんな身近に景気の波がきましたな。敷地内にハマーのH2が置いてありますが、こんな燃費悪い車は、売れないんでしょうな。でも乗ってみたいですがね。

さて、今シーズンの超大型幼虫の画像を載せました。
36.1gは久留米の5番血統です。このぐらいになると、久留米でも大きく感じますね。
で、今シーズン最大体重を記録した37.2gのありえへん幼虫はなんと、4月に自己採集したワイルド幼虫香川産です。
もう何回も書いてますが、この材、厳密には同じ部位からは6頭ゲットしまして、他のはオスは68mmメスは45mm程度で羽化してきています。間違いなくオオクワなんですが、ここまで来ると自分でも、本当にそうなのか疑問になりました。
ビン交換時に改めて頭部の確認をしましたが、直線的なアゴ、アゴ基から上部の角までの丸み、角刈りのような頭、縦横の比率、アーチ上の点刻、どれをとってもオオクワで間違いないです。ただ、この幼虫は明らかに重くなりすぎです。
我が家の飼育方法では6月中旬から7月中旬ぐらいに菌糸ビンに投入すると、翌春に大型個体として羽化するように温度管理を1部屋丸ごと行っています。この個体は4月に初令で採集していますので、2ヶ月程度他の個体より長く生きているわけです。
全部の個体がそうなるわけではありませんが、特に大型血統の幼虫はこの温度管理と期間次第で、どんどん重くなっていきます。
国産オオクワの場合、大型個体は積算温度とかは関係なく、高温の期間が長くても早期羽化することはまずありません。羽化するには必ず低温期間が必要です。
羽化しなければ、どうなるかと言えばだいたい場合重くなります。これには、温度や菌糸ビンの状態、添加剤も加わってきますが、ここに大きなポイントがあります。
私の飼育している久留米血統では33gあたりを境に羽化不全や成虫サイズへの還元率は悪くなります。具体的にはこれ以上の体重になっても84mm完品には早々ならないです。
なので平均体重が今シーズンは良かったと糠喜びをしても、最終的な結果には中々結びつかないのです。
香川の個体の場合は、重くなっているだけですので羽化できたとしても、作り上げてきた血統ではないので成虫サイズはそれほど伸びないでしょうね。ただワイルド80mmってのは夢見たいです。
この点、自分のところで作り上げてきている久留米血統になるとまた違ってきます。年々累代ごとに、羽化できるサイズが上がってきています。81mmぐらいがほとんどで82mmがやっとだったものが、82mmぐらいが普通にでてくる。そんな感じで少しずつですが、アベレージと最大サイズがあがっていくような気がします。
これからの季節温度管理が難しいですが、今シーズンは攻めで、また変えてみます。これが吉と出るかは、数ヵ月後ですな。

2009/01/26(月) ♀ギネス 国産オオクワ
日頃の不摂生な生活のつけがお腹にきていた訳なんで、昨日は22時前に子供と一緒に寝ちゃいました。久しぶりに私が絵本を読みましたが、最近は長女も読むのがうまくなってきていまして、感情もこめています。すでに、子供に抜かれている部分が出てきている感じがするんですが、焦りは無いですね(^^;

今回の日記はかなり自慢で書きますが、お許しを……、ようやくこの事が書けるんでスッキリしています。
国産オオクワのビークワ メスギネスが取れました。いや〜嬉しいですね。既に何人かの方にお祝いを頂きましたが、めちゃくちゃ嬉しいです。どうもありがとうございます。
自分で言うのもなんですが、たまたま出てきた結果ではないので、今までの事が思い起こされてしまいますな。
ちなみにギネスになったメスは昨シーズンの久留米1番血統で種親オスは前ギネス個体83.3mmとその兄弟で当時最大体長であった52.6mmの♀を掛け合わせた、最も期待できるラインでした。体長は55.3mmです。次世代この個体は、昨シーズンの最大体長であり14番血統の84.1mmと掛け合わせる予定です。
来年の種親の組み合わせは、まだ決めていませんが、55mmが3頭いまして、54mmは8頭中6頭手元に残しましたので、ほとんどのメスが54mm以上になる予定です。オスも84mm、83mm、82mmと超大型個体で組む予定で、これなら次世代は85mm狙えるでしょうね。

今回の喜びは嫁さんが一番分かってくれていると思います。今夜は軽く祝杯しました。
今回のような結果が得られたのは、師匠やクワ友さんやこのホームページメルクワを応援してくださる方のおかげである事は間違いありません。一人でやってても、面白くないですからね。結果が出る事が全てではありませんので、これからもマイペースで友人達と共に楽しんでいきたいですね。

2009/01/25(日) クワ友さんと新年会
昼過ぎに新年会から帰りました。
今回はお腹の調子が心配だったんですが、なんともなく助かりました。これだけが心配の種だったんですが、土曜の昼間フジクワさんと一緒に浜松を鈍行で出発、3時間かけて熱海までつきました。
二人旅はいつもの事だから3時間ぐらい大した事無いと思ったんですがね。自動車と違って、なかなか苦痛でした(汗)
ホテルに到着すると、おーおー久しぶりの顔ぶれが、今回幹事をしてくれたケニーチさん、そしてクラさんが、まだ夕方というのにとりあえず4人で乾杯!しばらくすると、夕波さん、それに初めてお会いするうえさんが到着されました。
さて、ここからが本当の宴会です船盛り囲って、お酒が入ればクワ談義に花が咲く、今回は珍しく???まじめに幼虫飼育について語りました。温度管理方法や菌糸ビン、添加剤、みんなよく研究していますな。ブリード方法は十人十色で興味深かった。
ここで、美形コン優勝したうえさんのカメラ講座が始まりました。それを活かしてフジクワさんにポーズを撮ってもらい写真を撮りました(笑)
フジクワさんは次の日仕事なので、残念ながら途中で帰宅してしまいましたが、その後は温泉につかり、雑談は午前1時過ぎまで続きました。
翌朝解散となったわけですが、お土産まで頂いて本当有意義なひと時となりました。残念ながら、今回来れなかったクワ友さんもいましたが、また次回を楽しみに待ちますかな。
みなさんどうも楽しい時間をありがとうございました。同じ趣味もを持つもの同士会って語るのは本当いいもんですね。
ケニーチさん、今回の幹事は本当大変でしたな。次回は誰だ(^^)

2009/01/24(土) なかなか
なんとなくお腹の調子が良くならず、昨日は10時間爆睡してました。
ビン交換もあと少しで、思うようにできず、ちょっとだけ嫁さんに手伝ってもらっています。
ここのところ、連日午前様の日もありまして、無理がいけなかったんでしょう。

さて、今晩はクワ友さん達と新年会です。泊まりでパッとさわいできます。

2009/01/21(水) 今シーズンは大台40頭
夕方から雨予報のため、自転車通勤できませんでした。う〜ん残念です。ようやく、自転車用のジャケットを買いました。専用のウェアって高いんですよね。購入したのは2XUというメーカーのウィンドブレーカー機能つきのジャケットですが、普通ジャケットはごわつく素材なんですが、こやつはジャージのように柔らかいのが特徴で、なおかつ汗も逃がしてくれて防水仕様です。今までは普通のダウンジャケットを着ていたのですが、これは風を通さないので暖かいのですが、汗を逃がしてくれない。
なので、真冬でも自宅に着くと、中のTシャツは汗でビショビショです。
ゆっくり走ればいいんですが、一応トレーニングとして走ってますので、ゆっくりだと意味ないですから。他にはインナーウェアをパールイズミのヒートテック仕様を買いました。こっちも暖かで汗を逃がしてくれます。
まだ新しい自転車は来ていませんが、ビンディング用のペダルとシューズも買いました。なんだかんだ、自転車業界はうまく出来てますな。

さて、お腹の調子がまた悪くなって、クワ作業が思うように進んでません。ようやく、オスは全部ビン交換が終わりました。残念だったのは昨シーズン、山梨でゲットした成虫ペアから得られたF1個体なんですが、1本目26gってのが★になってました。もう1頭25gもいましたが、こちらは気門が数個壊死していました。こちらはうまく羽化まで持っていけるか分かりません。

で大型血統群ですが、30g以上の大台は40頭ジャストでした。ほとんどが久留米でして、今シーズンの種親は頭幅29.0mmの化け物です。おまけにアゴは短めで82.4mmですので、ボディーの大きさは83mmクラスと同じです。アゴで1mm損?というか短くなっています。その他には前ギネス83.3mmも活躍しています。この血統は説明の必要がありませんね。その兄弟メスの54.6mmってのもいましたので、今シーズンの種親は血統とサイズがあわさり次世代を確実に楽しめるものにしてくれました。
時間をつくって簡単にデータをまとめたいと思います。
その前に超大型幼虫の紹介もしたいと思います。もの凄いのが1頭出ています。ある意味ありえへんです。ご期待ください(笑)

2009/01/18(日) 今シーズンの自作菌糸ビン
長女が幼稚園の絵画展に選考されたと自慢してきたので、しょうがなく見に行った。本当はどんな絵か自分が一番気になってたんですけどね。
どれどれと街中にある駐車場に車を止めてまでクリエイト浜松まで行く途中、幼児絵画展と看板が何個かあった。現地につくと市内の幼稚園児の絵かずらりと展示してあり、相当うまい子がいました。明らかに大人が手伝ってますね(^^) で娘のはどれと見てみると”いもほり”した時の絵が飾られてました。絵画教室に通わせた甲斐がありました。
でもこの絵には隠し物があったんです。右下に一つだけ白い芋があります。???聞いてみると

”幼虫だよ”

”じゃあクワガタなの?”

”違うかぶと虫”

ちゃんとクワガタは朽木、カブトは土の中と分かっているようですね。教えて無いんだけどなあ。つぶやいてんのかなあ(^^;

さてまだビン交換の途中ですが、昨日の写真の中の1頭に34.8gがいましたが、この個体は久留米5番血統でなんと自作菌糸ビンBスペックで飼育した個体です。他にも同じく自作で34.0gもでてきました。

いやあようやく納得のいく個体が出てきました。自作菌糸ビン3年目の今シーズンは昨年の反省点を踏まえて、まず添加剤の見直しをしました。

これは昨シーズン3本目へビン交換する際にピンときて変えたのですが、昨シーズンもたしかに体重はのっているんですが、オアシスに比べると若干お尻周りが太いんですね。太さなんて測れませんので感でそう思ったんですが、沢山の個体をみればサイズの測定なんか必要ないはずです。
話を戻しまして、添加剤の見直しはまず重くなるので成虫サイズが大きくなりやすいと勘違いしやすいタンパク質の量を減らしました。この部分を強化すると体重は重くなります。1本目のビン交換からやけに体重の重い個体が他の菌糸ビンに比べ1個体ではなく全体的に多い場合は、この添加剤の配分が太らせる傾向が強いかもしれません。

幼虫に対する栄養素だけを考えるのでは、一工夫が足りません。菌糸も生き物ですからね。それを長期間に渡り餌にするわけですし、大型幼虫は居食いし自分の糞を食べるわけですから、栄養素は多すぎても少なすぎても良くないと思います。この加減はそうとう難しいとは思います。

それでAとBの二つのスペックを作ったんですが、この二つは添加剤が違うだけで他は同じです。添加剤だけですので、それほど大きな違いは出しにくいのですが、Bスペックの方が若干大きくなっている感じです。これは羽化結果までみなければ判断できませんし個体数が少ないので、まだなんとも言えないのですが、この若干はあと1mmを狙う場合は見逃すことは出来ませんね。


次に培地です。これは生オガから朽木へと大きく変わりました。幼虫は主にこの培地を食べているわけですから、これが添加剤より重要かもしれません。野外でも3令幼虫のいる場所は結構な朽ち具合になっているわけで、すでにシイタケで腐朽した状態の培地はオオクワには適しているのかもしれません。

ただ、加水分解はその分進んでいるわけですので、劣化するまでの時間は生木に比べ短くなる傾向があるように思われますが、自作した菌糸ビンを見る限りそんな事は無い感じですね。半年は楽に持ちますから。

さて、どうなるでしょうかね。自作で夢の85mmが狙えるかもしれませんな。

2009/01/16(金) 血統の進化
さて週末ですね。
病み上がりですが、連日ビン交換を深夜まで行ってます。このビン交換の時期ははずすわけにはいきませんからね。今年はいい感じに幼虫が大型化してきています。
まだ途中経過ではありますが、ちょいと気になっていることをあの方はどう思っているのかなと思い昼休みに電話してみた。

”もしもし。こんにちは!”
”この前のやつできましたんで送りますね。”
”ビン交換の結果どうですか?”

そんな感じで昼休みに松野さんに電話したんだが、今年の成績を聞いてみると今のところ36〜37gぐらいが出てきているようだ。
年々幼虫体重のアベレージが少しずつだが上がっているのだが、これはお互い同じ感想であった。では、なぜそうなるか?一番は血統だろう。やはりこの部分もまだまだ進化していっているのは間違いない。
でも体重がのしても羽化できるかが一番重要なので、体重は全てではない。羽化が成功するかは運が必要だが、その種親サイズも重要となる。このクラスになると種親オスが80mmではまだまだサイズ不足で、そこからプラス2mmぐらいの82mm以上の種親。このぐらいになると、体重がのっても希望通りの体長で羽化してくる確率は高い。それにその子供の幼虫体重アベレージもあがる傾向にある。つまり80mmギリギリではなく余裕に80mmを越えてきている種親であれば、その次もある程度余裕がでる。その中で少し大きなものがでれば、それが次へとつながる。

簡単に書いたが、この部分は意見は一致していましたね。もちろんこれは傾向であり、例外はもちろんあります。ハズレの組合せを出さないのは、やはり種親オスサイズ、これが本当に重要でしょう。
間違えてはいけないのは、これは血統だけを考えた見方であって飼育方法も重要です。これを間違えれば、いい結果は当然でてきません。

さあて、現在のところ30gアップは30頭を超えてきました。今年はそれほど大型血統多くは
無かったので、この結果は大満足です。アベレージサイズがあがってきてまして、今のところ34g台が8頭も出ました。まだ大きいのはいますが、このぐらいが普通にでてきていますので、今年はいよいよ85mmが出てくるかもしれませんね。いつの日か手の上にのせてじっくり観察してみたいですな。

2009/01/15(木) 探索の末に得られるもの
お蔭様で調子はほぼ回復しました。ご心配ありがとうございました。
朝の軽い筋トレもド寒いジデツウも普段通りこなせてます。

土曜はマツノインセクトに行きまして新年の挨拶をして、新たなクワ友さんとの出会いもあり有意義なひと時でした。菌糸ビンを大量に購入しましたので、あとはどんな結果が出てくるのか楽しみです。

翌日日曜日に山梨へと単独へ採集にいったんですが、結果は坊主でした(^o^)
ここを見ている方はブリーダーの方が多いかと思うんですが、採集は採集なりの苦労があります。特に相手をオオクワにしてしまうと、相当覚悟が必要になります。坊主があるからオオク
ワゲットにつながっているわけですので、ちょっとした努力?を採集記で書いてみたいと思います。

夜中2時、横で寝ていた長女が嘔吐し、私は完全に目覚めてしまった。(汚くてすいません。)後々の自分に何が起こるかある程度分かっていたんですが、クワ馬鹿のテンションがあがっている場合、二度寝はできないのでそのまま山梨へと車を走らせた。
道中気温は-5℃、ちょっと寒すぎやな。所々雪が積もっており、今回は厳しくなるだろうと思いながら、1ポイント目に到着した。あたりはまだ真っ暗だ!

単独なので、体力測定兼ねてちょっとハードに探索してみようと昨シーズン3本の材でゲットしたポイントの奥を歩いてみた。積雪量はそれほどでもなく、深くてもくるぶしぐらい。でも歩きづらいのには変わりは無い。脚立を担いで、前回ゲットしたところに寄ってみると既に採集者が入っていた。ここまで来る人はそうそういないはずなだが……。案の定確認したい部分はやられている。木に登って下りるを繰り返し、あまりにも見事なのでチェックしている部
分をじっくり観察する。初2令採られちゃったかな。考え方次第でこれもまたいい勉強になる。このポイントはまた来年以降ですな。

さて、ここから本来の目的の奥へと歩く、途中いい部分枯れ材や立ち枯れがあり、残念ながらこちらもチェック済みであったが、本当いい所を見つけた。
悔しいのでさらに歩いていくと、そこには手付かずの立ち枯れがあったのです。日当たりがまあまあでしたが、高さ7mほどで、雰囲気はバッチリです。ここまで5時間を要し、ようやくた
どり着いた達成感でいっぱいであった。ただ気になる一番上は登るのにちょっとためらいましたね。ここで落ちると下は崖で10mぐらい転落、オマケに人はまず来ないでしょう。単独ですから万が一の場合はヤバイです(汗)笑い話ではすみません。
覚悟して脚立をかけ中腹部から手をつけた。既にオオクワにとっては朽ちすぎている状態ではあったが、途中白枯れの部分もあり期待しながら削っていくと


”極太食痕だ!”


地上5mほどにあったこの食痕は3本走っており、追いかけていくが残念ながら主はみつかりはしませんでしたが、太さ、長さ、位置などから考えてオオクワだろう。あと2年早ければ……。
そのときであった、少し細いが新しい食痕が現れた、これは貰ったと追いかける。そしてその先にいたのは、やはりコクワであった。
次に上部に上り最上部を確認する。こちらはどうやらもう朽ちすぎているようだ。残念だがこのポイントの探索を打ち切り戻ると6時間半も使ってしまった。

さてここからがもうひと頑張り、2ポイント目へと繰り出す。ここは2ついい材があったんだが、やっぱりやられてましたね。

3ポイント目、これも同じく、一歩遅かった。

さて時刻は16時、ここまで休憩もほとんど取らず来たせいか、いつもより開始時間が早かったからなのか、疲労感が出てきた。最後は楽はできないところにしようと、以前見つけた探索していない広そうな台木林へと向かった。
4ポイント目に決めたこの場所は奥へ行くと、予想通りかなり広い台木林であった。ただ辺りが暗くなり始め、すでにヘッドライトがないと様子がよく分からない。それでも、気になる部
分をチェックしていく、ある程度進んだところで暗闇に包まれた。これ以上進むと地形が分からないので戻れなくなる。
そして、戻ろうとしたんだが……やっぱりちょっと迷いますね(汗)あせりました。

今回の採集は10時間30分ぶっ続けであったのだが、さすがに帰路は疲労感でいっぱいだった。
と思ったのだが、これはあの症状の前触れでしかなかった、そうここから家に帰るまでの道中
が嘔吐下痢の症状に襲われ、吐き気、寒気、そして微熱、と相当危なかった。

オオクワ採集において、今回のような探索は非常に重要ですな。ポイントを知っていれば無駄は相当減りますし、ゲットする確立もグッとあがりますが、それだと何処かで行き詰まってきます。この探索をして行けば、少しずづですが採れる確立もあがってくるはずです。
採集が上手な方たちは山を相当歩いているのは間違いないでしょう。そこに経験からくる、材の見方も加わり高確率でオオクワを採っています。

私はまだまだだな。また次回も頑張りましょうかね。

2009/01/13(火) 今年も
週末は採集帰りに娘からうつった嘔吐下痢発症し、非常につらかったですね。今回は採集をいつもよりハード目にして体力がどれだけついたか見てみようと思ったのが、大失敗でした。見事2日間で4kgのダイエットに成功です(笑)

さて、今年の福袋は例年と変えて80mm以上の大型のペアを抽選で販売したわけなんですが、こういうときは何故か常識の無い方がでてきます。以前行ったプレ企画のときもありましたが、質問ばかりしてきて、挨拶もお礼も何もないのです。こういう企画をした自分が悪いのですが、正直ガッカリです。次回からはちょっと考えものですな。

さて、まだ調子悪いので寝ますかね。メールの返信少し遅くなりますが、お待ちください。
みなさんもインフルエンザと嘔吐下痢には御気をつけください。

2009/01/09(金) これからが重要
急に冷え込みましたね。路面の凍結や雪が心配ですが、ここ浜松はそこまで冷え込むことはありません。なんですが、空っ風が非常に強いので、正直雪が降っている山梨なんかより寒く感じます。

3月に開催される自転車で浜名湖1週のイベントに申し込みしました。4コースほどあってファミリーコースが38kmで私は距離が一番長い80kmのレギュラーコースにしました。既に何度も回っているところですので、距離は問題ないです。別に他の日に回ってもいいのですが、その場の雰囲気を味わってみたくてね。当日はうな丼や、あさり汁などが例年だと出ているようです。お姉さんもいるでしょうか(^^;
この次にマウント富士ヒルクライムのレースに出ようか悩んでます。こっちは6月開催で、その名の通り富士山を永遠と25km登ります。順位もつくようですが、上位は相当早いようです。プロの方が1時間強ですので私は2倍ぐらいかかりそう。
でも、2時間上り坂はきついですね。新しい自転車が届いてから決めようかと思いますが、いつトレーニングしようか悩みますな。

さて、福袋の発送のほうも大方終わりまして、今回は初心者の方が多かったようです。いきなり80mmのペアなんて、かなり恵まれた環境になりますな。
初心者の方が陥りやすいのが、これからどうするか?です。やはりこれだけの個体がくれば来シーズンのブリードも気合が入ります。が、知識は当然乏しいわけで、基本的なことが分からない状態となります。これを人に聞きまくって、自分では何も調べないのでは意味がありませんので、基本なら本でもインターネットでもいくらでも掲載されていますので、自分で調べていくべきですね。そして実践してみるしかないでしょう。当然失敗がほとんどだと思いますが、これが重要かと思います。楽してはいい事ありません。
いい血統を使えば初心者でもいきなり凄い成績が出ることもあるでしょう。問題はこれからですからね。血統の力を借りて大きくなっている部分が大きいわけですから、今度は自分好みの形の血統で大型をつくるだとか、別血統で大型を目指すとか、成虫サイズのアベレージを上げるとかしていきますと、壁が必ず出てきます。ここで辞めてしまう方が多いわけなんですが、本当はここから先を楽しむべきなんですよね。
最初に楽をしてしまうと、経験が乏しいままそこそこの成績がでて、あるとき失敗をすると飽きてしまう。じっくりいかないと中々続きません。

さてさて、最終ビン用の自作菌糸ビンがもう少しで完成となりそうです。接種から1ヶ月強ぐらいですので、いつもより少し時間がかかっています。活性を弱める目的だったので、これで狙い通りになっていると思っていますが、使ってみないと分からないですね。そこが魅力でもあるんですが。

今日からビン交換をボチボチ始めました。30gアップの大台は10頭ぐらいでてきまして、ボチボチいい感じです。また詳細を気が向いたときにでも書いていきましょうかな。

2009/01/07(水) 血統をそろえるのは半端なく……
昨日の事、早朝から近所の奥さんが3歳と1歳の女の子引き連れ我が家にやってきた。正月入ってからずっと家庭教師で忙しく働いているとか。子供を置いてすぐに出かけてきましたが、このご時世ですから、協力しないといけませんね。託児所なんていったら、出費が大変ですから。
お蔭様で早朝から、我が家の娘も加わってそれは賑やかでした。ちなみに午後はまた別の子を預かりました。それにしても、うちは私がいない間に良く子供が遊びに来る。クワ部屋のカギをかけ忘れたら大変なことになるな。

さて、今週末ぐらいから3本目へビン交換を予定しています。今シーズンは大型血統の幼虫そんなに飼育していませんが、血統的には久留米の1番は産卵がうまくいきませんでしたので、2番、4番、5番が期待できそうです。5番はすでに先日暴れたのが35gありましたので、体重はのってくるでしょう。
問題はここからです。これまでの経験を踏まえると国産オオクワは体重が33gあたりを越えてくると、羽化が難しくなってきます。それに体重がのっても羽化後の体長に見合うのは33g程度までな感じがします。特に幼虫のボディーの長さがなく頭幅も無いような個体は、体重がのるだけ、羽化ができない確立が高まり体重が重いからといって単純に喜べません。
これは現在の我が家の久留米血統でこんな感じであり、世間一般のオオクワに比べるとだいぶかけ離れているかも知れませんね。
昨年の自己採集メス個体から得られたWF1幼虫群は30gが78mm、28gは79.5mmありました。この2頭は兄弟です。この個体達はというと、幼虫時の頭幅はボディーに見合うほどなく、ボディーは割と長めですが久留米に比べると短く太い感じです。WF1ですから十分大型になった個体ではありますが、久留米に比べれば、まだまだ血統を絞っていく必要があります。
ちなみに久留米血統といっても、久留米だから大型幼虫がでるわけではありません。この中に優良な血統が確実にあります。その血統を揃えるのは、確かな血統を入手し時間をかけて自分で見定めていくしかありません。大型実績が多数ある血統の兄弟でその個体が大型であれば、次世代からすぐに期待が持てます。その個体が小さい場合は、次世代は期待できる個体もでてきますが、確率的には前者に劣る場合が多いです。その分時間をかけて楽しめます。
ただ、大型血統を定めていく上で問題となるのはインラインだけで進むと壁が出て来る場合があります。血のつながりが近くても、異母兄弟を用意しておくとか、別ラインを用意することが必要になってくるでしょう。
この別ラインを用意するのは容易ではありません。なにせ別ラインもメインのラインと同じぐらいに期待できる血統を準備しないと、期待はずれになることが多いですから。
我が家はようやく、この別ラインも納得いけそうなものがでてきたところでしょうか。ここから、さらに上の85mmは誰も出していませんからやってみなければ分かりませんが、毎年オス、メスともに最大サイズはあがっていますので、期待はできるでしょうな。

2009/01/05(月) リンクに大型会追加
今日から仕事始めでした。スズキ本社の前を通ると人がいない。こんなに人を切ったのかと思ったら今日まで休日でしたよ(汗)仕事の方は、まだまだ正月気分が抜けませんね。

昨日福袋の抽選を行いました。予定通り長女にあみだくじで選んでもらいました。
多数の応募の中当選された方、おめでとうございます。今年のは80mm、81mmペアですので、血統背景から考えて次世代80mmはいけるでしょう。存分に楽しんでください。そしてこんなご時世ですからぜひ回りのクワ友さんたちとクワガタ業界を盛り上げていきましょう!
多数の方がハズレとなってしまいましたが、また機会があればよろしくお願いします。
幸運の女神が微笑んだ方への連絡は順次行っていきます(^o^)しばらくお待ちください。

さて、いつも採集に行く際にお世話になっているフジクワさんがホームページを立ち上げましたので、リンクに追加しました。

ホームページの名前は ”大型会” です。

http://www4.tokai.or.jp/fujikuwa/

彼の事はこの日記に何回も出てきているのでご存知の方が多い方と思いますが、経験は浅いですが、オオクワメインでブリードでは大型を狙い、そして採集では自己採集ものに拘りをもっています。そんな情熱のある方です。
大型会は自己採集したオオクワで80mmオーバーを目指して頑張っていきます。採集に精を出せば、ブリードが疎かになる。そのまた逆も……。どちらか片方に偏ることなく、両方に力をいれて頑張る。
そんな情熱がある方はぜひフジクワさんにメールしてください。いや私でも構いません(笑)メンバーは今のところ私とフジクワさんの二人です。

さてさて、今年の正月休みも毎年恒例の親戚の大工さんの自作物がありましたが、今年は羽子板でした。これに塗り絵を貼って塗るのは子供達で、出来上がってから外で遊びました。ここまで器用に作ってくれるなら、自作のクワ部屋をお願いしたいですね。

2009/01/03(土) 謹賀新年
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

今年のおみくじは末吉。末吉は吉よりいいの?良く分かりませんな。

28日より実家に帰省したんですが、実家のパソコンが壊れてしまっていて久しぶりにインターネットの無い生活でした。
仕事柄毎日のようにパソコンの前に座っていますので、この生活が新鮮でよかったですな。

さきほど帰宅してPCを電源オンすると沢山の方に年末年始の挨拶メールを頂いていました。かなり遅くなりましたが返信を書きました。
ただ、迷惑メールが1500通ぐらいありまして、フィルターをかけていますが、すり抜けるメールもあります。間違えてメールを削除してしまっている可能性もあるのですが、返信が無い方は、申し訳ないのですが再度メール送っていただけますと助かります。しっかし、1500通って暇なやつ多いなあ。

福袋の方ですが、沢山の抽選予約ありがとうございました。受付は終了とさせてもらいました。時間が出来次第抽選しますね。抽選はあみだくじを作って長女に選んでもらおうかなと考えてます。

さて、年末年始は採集に自転車と趣味も満喫?してきました。
採集はフジクワさんと山梨に採集に行ってきまして、見事坊主!!でありました(笑)ただ、今回はこれはと思える材や部位は何個も見つけたんです。そして食痕も沢山出てきました。ただそれが全部コクワでした。あとは運だけだと二人でモチベーションを上げながら頑張ったんですがね。いやただ単に下手くそなだけでしょう。探索メインでしたから、来年には繋がるはず?
自転車は実家の付近を走ってみたく、ばらして車に乗せて帰りました。最初は自宅回りのはずだたったんですが、次第に遠くに走りに行きたくなり、5年ほど前にクワ友さん達と行ったいちごの名所久能を走り、三保の松原までの50kmのポタリングになってしまいました。ただ次の日フロントタイヤがパンクとな〜んかついてません。

こんな感じではじまったばかりの2009年ではありますが、今年もよろしくお願いいたします。


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