メルリンカートの気まぐれ日記
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2009/01/15(木) 探索の末に得られるもの
お蔭様で調子はほぼ回復しました。ご心配ありがとうございました。
朝の軽い筋トレもド寒いジデツウも普段通りこなせてます。

土曜はマツノインセクトに行きまして新年の挨拶をして、新たなクワ友さんとの出会いもあり有意義なひと時でした。菌糸ビンを大量に購入しましたので、あとはどんな結果が出てくるのか楽しみです。

翌日日曜日に山梨へと単独へ採集にいったんですが、結果は坊主でした(^o^)
ここを見ている方はブリーダーの方が多いかと思うんですが、採集は採集なりの苦労があります。特に相手をオオクワにしてしまうと、相当覚悟が必要になります。坊主があるからオオク
ワゲットにつながっているわけですので、ちょっとした努力?を採集記で書いてみたいと思います。

夜中2時、横で寝ていた長女が嘔吐し、私は完全に目覚めてしまった。(汚くてすいません。)後々の自分に何が起こるかある程度分かっていたんですが、クワ馬鹿のテンションがあがっている場合、二度寝はできないのでそのまま山梨へと車を走らせた。
道中気温は-5℃、ちょっと寒すぎやな。所々雪が積もっており、今回は厳しくなるだろうと思いながら、1ポイント目に到着した。あたりはまだ真っ暗だ!

単独なので、体力測定兼ねてちょっとハードに探索してみようと昨シーズン3本の材でゲットしたポイントの奥を歩いてみた。積雪量はそれほどでもなく、深くてもくるぶしぐらい。でも歩きづらいのには変わりは無い。脚立を担いで、前回ゲットしたところに寄ってみると既に採集者が入っていた。ここまで来る人はそうそういないはずなだが……。案の定確認したい部分はやられている。木に登って下りるを繰り返し、あまりにも見事なのでチェックしている部
分をじっくり観察する。初2令採られちゃったかな。考え方次第でこれもまたいい勉強になる。このポイントはまた来年以降ですな。

さて、ここから本来の目的の奥へと歩く、途中いい部分枯れ材や立ち枯れがあり、残念ながらこちらもチェック済みであったが、本当いい所を見つけた。
悔しいのでさらに歩いていくと、そこには手付かずの立ち枯れがあったのです。日当たりがまあまあでしたが、高さ7mほどで、雰囲気はバッチリです。ここまで5時間を要し、ようやくた
どり着いた達成感でいっぱいであった。ただ気になる一番上は登るのにちょっとためらいましたね。ここで落ちると下は崖で10mぐらい転落、オマケに人はまず来ないでしょう。単独ですから万が一の場合はヤバイです(汗)笑い話ではすみません。
覚悟して脚立をかけ中腹部から手をつけた。既にオオクワにとっては朽ちすぎている状態ではあったが、途中白枯れの部分もあり期待しながら削っていくと


”極太食痕だ!”


地上5mほどにあったこの食痕は3本走っており、追いかけていくが残念ながら主はみつかりはしませんでしたが、太さ、長さ、位置などから考えてオオクワだろう。あと2年早ければ……。
そのときであった、少し細いが新しい食痕が現れた、これは貰ったと追いかける。そしてその先にいたのは、やはりコクワであった。
次に上部に上り最上部を確認する。こちらはどうやらもう朽ちすぎているようだ。残念だがこのポイントの探索を打ち切り戻ると6時間半も使ってしまった。

さてここからがもうひと頑張り、2ポイント目へと繰り出す。ここは2ついい材があったんだが、やっぱりやられてましたね。

3ポイント目、これも同じく、一歩遅かった。

さて時刻は16時、ここまで休憩もほとんど取らず来たせいか、いつもより開始時間が早かったからなのか、疲労感が出てきた。最後は楽はできないところにしようと、以前見つけた探索していない広そうな台木林へと向かった。
4ポイント目に決めたこの場所は奥へ行くと、予想通りかなり広い台木林であった。ただ辺りが暗くなり始め、すでにヘッドライトがないと様子がよく分からない。それでも、気になる部
分をチェックしていく、ある程度進んだところで暗闇に包まれた。これ以上進むと地形が分からないので戻れなくなる。
そして、戻ろうとしたんだが……やっぱりちょっと迷いますね(汗)あせりました。

今回の採集は10時間30分ぶっ続けであったのだが、さすがに帰路は疲労感でいっぱいだった。
と思ったのだが、これはあの症状の前触れでしかなかった、そうここから家に帰るまでの道中
が嘔吐下痢の症状に襲われ、吐き気、寒気、そして微熱、と相当危なかった。

オオクワ採集において、今回のような探索は非常に重要ですな。ポイントを知っていれば無駄は相当減りますし、ゲットする確立もグッとあがりますが、それだと何処かで行き詰まってきます。この探索をして行けば、少しずづですが採れる確立もあがってくるはずです。
採集が上手な方たちは山を相当歩いているのは間違いないでしょう。そこに経験からくる、材の見方も加わり高確率でオオクワを採っています。

私はまだまだだな。また次回も頑張りましょうかね。


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