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2009/01/16(金)
血統の進化
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さて週末ですね。 病み上がりですが、連日ビン交換を深夜まで行ってます。このビン交換の時期ははずすわけにはいきませんからね。今年はいい感じに幼虫が大型化してきています。 まだ途中経過ではありますが、ちょいと気になっていることをあの方はどう思っているのかなと思い昼休みに電話してみた。
”もしもし。こんにちは!” ”この前のやつできましたんで送りますね。” ”ビン交換の結果どうですか?”
そんな感じで昼休みに松野さんに電話したんだが、今年の成績を聞いてみると今のところ36〜37gぐらいが出てきているようだ。 年々幼虫体重のアベレージが少しずつだが上がっているのだが、これはお互い同じ感想であった。では、なぜそうなるか?一番は血統だろう。やはりこの部分もまだまだ進化していっているのは間違いない。 でも体重がのしても羽化できるかが一番重要なので、体重は全てではない。羽化が成功するかは運が必要だが、その種親サイズも重要となる。このクラスになると種親オスが80mmではまだまだサイズ不足で、そこからプラス2mmぐらいの82mm以上の種親。このぐらいになると、体重がのっても希望通りの体長で羽化してくる確率は高い。それにその子供の幼虫体重アベレージもあがる傾向にある。つまり80mmギリギリではなく余裕に80mmを越えてきている種親であれば、その次もある程度余裕がでる。その中で少し大きなものがでれば、それが次へとつながる。
簡単に書いたが、この部分は意見は一致していましたね。もちろんこれは傾向であり、例外はもちろんあります。ハズレの組合せを出さないのは、やはり種親オスサイズ、これが本当に重要でしょう。 間違えてはいけないのは、これは血統だけを考えた見方であって飼育方法も重要です。これを間違えれば、いい結果は当然でてきません。
さあて、現在のところ30gアップは30頭を超えてきました。今年はそれほど大型血統多くは 無かったので、この結果は大満足です。アベレージサイズがあがってきてまして、今のところ34g台が8頭も出ました。まだ大きいのはいますが、このぐらいが普通にでてきていますので、今年はいよいよ85mmが出てくるかもしれませんね。いつの日か手の上にのせてじっくり観察してみたいですな。
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