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2009/01/07(水)
血統をそろえるのは半端なく……
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昨日の事、早朝から近所の奥さんが3歳と1歳の女の子引き連れ我が家にやってきた。正月入ってからずっと家庭教師で忙しく働いているとか。子供を置いてすぐに出かけてきましたが、このご時世ですから、協力しないといけませんね。託児所なんていったら、出費が大変ですから。 お蔭様で早朝から、我が家の娘も加わってそれは賑やかでした。ちなみに午後はまた別の子を預かりました。それにしても、うちは私がいない間に良く子供が遊びに来る。クワ部屋のカギをかけ忘れたら大変なことになるな。
さて、今週末ぐらいから3本目へビン交換を予定しています。今シーズンは大型血統の幼虫そんなに飼育していませんが、血統的には久留米の1番は産卵がうまくいきませんでしたので、2番、4番、5番が期待できそうです。5番はすでに先日暴れたのが35gありましたので、体重はのってくるでしょう。 問題はここからです。これまでの経験を踏まえると国産オオクワは体重が33gあたりを越えてくると、羽化が難しくなってきます。それに体重がのっても羽化後の体長に見合うのは33g程度までな感じがします。特に幼虫のボディーの長さがなく頭幅も無いような個体は、体重がのるだけ、羽化ができない確立が高まり体重が重いからといって単純に喜べません。 これは現在の我が家の久留米血統でこんな感じであり、世間一般のオオクワに比べるとだいぶかけ離れているかも知れませんね。 昨年の自己採集メス個体から得られたWF1幼虫群は30gが78mm、28gは79.5mmありました。この2頭は兄弟です。この個体達はというと、幼虫時の頭幅はボディーに見合うほどなく、ボディーは割と長めですが久留米に比べると短く太い感じです。WF1ですから十分大型になった個体ではありますが、久留米に比べれば、まだまだ血統を絞っていく必要があります。 ちなみに久留米血統といっても、久留米だから大型幼虫がでるわけではありません。この中に優良な血統が確実にあります。その血統を揃えるのは、確かな血統を入手し時間をかけて自分で見定めていくしかありません。大型実績が多数ある血統の兄弟でその個体が大型であれば、次世代からすぐに期待が持てます。その個体が小さい場合は、次世代は期待できる個体もでてきますが、確率的には前者に劣る場合が多いです。その分時間をかけて楽しめます。 ただ、大型血統を定めていく上で問題となるのはインラインだけで進むと壁が出て来る場合があります。血のつながりが近くても、異母兄弟を用意しておくとか、別ラインを用意することが必要になってくるでしょう。 この別ラインを用意するのは容易ではありません。なにせ別ラインもメインのラインと同じぐらいに期待できる血統を準備しないと、期待はずれになることが多いですから。 我が家はようやく、この別ラインも納得いけそうなものがでてきたところでしょうか。ここから、さらに上の85mmは誰も出していませんからやってみなければ分かりませんが、毎年オス、メスともに最大サイズはあがっていますので、期待はできるでしょうな。
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