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2009/11/24(火)
待望の……
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インフルエンザ流行っていますね。ここ最近は近所、会社など近い人がかかっています。私も時間の問題でしょうか。 ここ10年ぐらいで2回ほどインフルエンザにかかかりましたが、1回目は病み上がりに採集へ、 2回目はなんか調子悪いなと思いながら採集していたら、インフルエンザでした。2回目は急に調子がおかしくなってきたので、 帰り道がきつかった。これは無謀でしたな(笑)
50万ヒットも目前になりました。おそらく明後日でしょう。ここのところカウンター数が飛躍的に伸びてますが、皆さん狙ってますか(^o^)
冗談はさておき、採集記続きです。 ラーメンを食べて、腹ごしらえをしたところで時刻は15時を過ぎていた。2ポイント目も広い林を予定していたが、時間的に全部は回りきれない。 ん〜、考えた挙句昨年オオクワをゲットした材を確認しに行くことにした。ここは理由があって、全部を確認していない。居ればラッキーだし、マスコさんにも様々なものを見てもらおう。 早速ポイントにつき、脚立を担いで二人で気になる台木に向かっていく。途中いい立ち枯れがあったが、誰かが確認してあった。ただ、ちょっと確認の仕方が……。面白いもんだな。 そこから程近くの目的の台木に行くと、こちらは手付かずだ!!ちょっと奥まったところだが、ここまで来なかったのかな?ボサを掻き分けなければならないので、躊躇したんでしょう(^o^) まっ私にとってはラッキーだ。
その台木は昨年幹部分朽ちはしていたが、相当太いので折れはしないだろうと思っていた。やはり自然の脅威は凄い。ど太い幹がいとも簡単に折れてしまっていた。 まずは落ちた部分を軽くチェックし、そちらはマスコさんに任せ、私は脚立を使って上部を確認してみる。水が入ったのか、状態はあまり良くない。 気になる部分はまたも体制がうまく取れないところにあり、体力が大幅に奪われる。まだか、まだかとチェックするも中々食痕が現れない。1頭ぐらい黒虫がでると思ったんだが……。
そのときであった。そこにあったのは古い太目の食痕!!この太さならコクワの3令かオオクワのメスだろうか。食痕部分は手が中々届かないところにあるため、軽く叩いては休みを繰り返す。 どうやら、食痕は何本かあるようだが、古いこと、それに材の状態が悪いため中々1本を追うのに絞り込めない。しょうがないので、周りから少しずつ攻めているときであった。ボッコリとそれは大きく開き、よく見えないが短いアゴ先だけが見えた。
蛹室から見えたそのアゴはメスだぞ〜。久しぶりの黒虫かもしれない。ドキドキしながら、近くにあった細い棒を手に取り、アゴ先をツンツン。ゆっくりアゴがしまっていく、よし食いついたぞ。スジよあってくれと頼みながら出てきたやつは……。
完璧な黒虫だ!いや〜このスジいいですなあ。綺麗な前胸をマジマジとみて34mmと小さくはあったがオオクワ新成虫を手にした喜びをグッとかみしめたのであった。
さて、ここでも意地悪してそれをそっと戻し、マスコさんに確認してもらうと、ニヤニヤしながら、さすがにこれはオオクワだと分かりますとハッキリ答えが返ってきた(笑)
続きはまた私がやることにした。これには理由がある。本来は単独で始めれば中々このような機会に出会うことはない。オオクワ初ゲットは自分の手で材を見つけるべきである。何度も坊主を食らうと思うがその先の満足感はその後味わうことはないと思う。これをぜひとも体験していただきたい!これはマスコさんも十分に分かってくれていたようで、自分から遠慮していた。この意気込みは気に入ったな。私も意地悪しているわけではないのだ。
この食痕どう追うべきか。やりにくい上に日が沈んできてしまった。ヘッドライトを点灯し日暮れに備える。コツコツ食痕を追っていくと、またもボッコリと穴が開いた。さて、今度はなんだろうか。と蛹室を覗くとそこにいたメスのオオクワは黒虫ではなく赤虫であった。しかも34mmとまた小さめだ!赤虫をゲットしたのは2回目だ!数年前福島で灯火採集した際、採ったメスも赤かった。そのメスはその後も赤いままであった。この件については後ほど考察してみたい!
太い食痕をメインに広範囲を追っていたのであるが、あまりいい状態ではない材に1本細い食痕が現れた。なんだろう?太さは2令ぐらいだが明らかに新しい食痕である。さっきのメスのものではないと推測して慎重に追いかけていくと、幼虫が現れた。小さめの幼虫であったがオオクワの2令であった。頭幅は4.6mmとちょっと小さめだがオオクワには変わりはない。どうして1頭だけ産んだのだろう。本当不思議だ!
さてさて、今度は手前を確認してみよう。辺りはもう真っ暗で視界はライトがなければほとんど無し。幸いここはライトがあれば私は帰り道は記憶しているので問題ない。マスコさんは不安だろうか?まっオオクワでてるし気にしないことにしよう。 と一振りした瞬間いきなり蛹室が現れた!その中にはまたもオオクワのメスが、今度は若干大きく36mmのメスであった。危うく潰すところであったな。やはりやりにくい体制でこれ以上続けるのは危険だ! ここでは新成虫のメスが3頭、2令が1頭確認できたのでここで辞めることにして、真っ暗闇を車まで歩いて戻ることにした。
帰路は大渋滞につかまり、家に着いたのは12時近くになってしまった。最後にクワ部屋をマスコさんに見てもらうオマケのイベントまで楽しんで、長い一日が終わった。
マスコさん、どうもありがとうございました。こんなにたくさんのオオクワに出会える事は早々ありませんが、いつかはゲットで楽しみましょう!
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