メルリンカートの気まぐれ日記
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2009/11/09(月) 今シーズン一発目
日曜の朝は採集の疲れは関係無しに、子供が遊べと迫ってきます(^^;それも今に無くなるでしょうから、寂しい限りですな。
で、自転車の練習をすると言うので長女と次女引き連れて、また公園に行きました。
見て本当ビックリでしたが、スタート、コーナーはもうできるようになってました。ただ、まだ交通ルール知らないですから、外には連れて行けませんな。

さて、土曜に行ってきた山梨採集記です。
朝3時いつもより少し早く目覚め、フジクワさんを迎えに行くとあまり眠れなかったと。途中K氏と合流するも、同じく(笑)
そりゃ2ヶ月ぐらい採集に行ってなきゃ、ワクワクしちゃうでしょう。なんだか小学生の遠足気分だが、こんな楽しみは他に中々無いのだ。

クワ談議しながら、8時前には山梨へと到着した。
1ポイント目は9月の樹液採集で見つけた例の産卵痕を確認しに行った。さすがにここは誰も来ていないようで一安心。
発見時は木屑もあったことから、産んだばかりと想定して怪しい部分は小道具を使って確認をすることにした。
最初のチェックは第一発見者の私がやらせてもらうことに(^o^)
慎重に遠くから確認していくと、無数に食痕が走りその後の確認が難航することが確定した(笑)
太さから見て初令だろうか?怪しい部分から、遠くに行っている食痕を追いかけていくと、どうやらクワガタではない感じがしたので、途中で追うのをやめた。
どうしようか?追う食痕を決め、産卵痕の周りをチェックしているときであった。

”デカイ!!”

よく見えなかった産卵痕の奥は深く、20cmぐらい掘ってある。こんなことはブリードでは味わえないだろう。ワイルドはこんな行動もとるのかと感慨深いものがあった。
ほどなく食痕を追っていくと、小さな穴がポコッとあき、細い食痕の先には幼虫のお尻が見えたのだった。
状況から判断して、ここにいるのはオオクワかコクワだろう。はやる気持ちを抑え写真を撮って、お尻だけで絶対オオクワだよと3人で楽しんだ。お尻をツンツンしてクルリと回ってくるのを待っていると。

”きた”

このときは久しぶりのオオクワにうれしさ半分、ホッとしたのが半分だった。ホッとしたのは、産卵痕がオオクワだったこと、そして産んでいた事。今シーズンは一頭目がオオクワだ、ラッキー!
この産地は何回かオオクワをとっているのだが、すべてメス。そして、この一頭は頭が小さい(後の測定2.4mm)、メスの可能性が高いため、もう一頭私が追うことにした。今度は上に向かっている食痕を追っていった。初令といっても、オオクワの食痕は結構長いときがある。斧でやってしまえば進みがはやいのだが、小さい幼虫は吹き飛んでしまう。しばらくして見えた幼虫、頭部は……、やったデカイぞ。こちらはすぐさま測定すると2.8mmとかなりの大物であった。
ここからフジクワさんに交代していくと、中々でてこない。私は満足したので近くの台木に浮気してチェックし戻ってきたところで一頭でたようだ。その後K氏に交代してチェックしていく。熟練の技がすばやく確実にチェックしていき5頭になったところでやめとした。
すべて初令であったが5頭のオオクワだすのに2時間もかかってしまった(笑)この台木にはオオクワのみ産んでいた。

時間も早いので、気になるポイントを2つ、3つと回っていくが、現実は甘くないですね。その後夕方まで回るも追加はなかった。間単に書いてはいるが、本来のオオクワ採集はこの部分が大半で、今回は採れたというよりは、オオクワを確認しただけだな。

ただ、今回のことは種親と思われるオオクワが生息している場所、その種親が産みにきたと思われる産卵場所、産卵時期が分かったことで、かなりの経験になった。実際に産卵日は特定できないが樹液採集した日に産卵したと仮定すると、環境にもよるが自然界のオオクワは産後2ヶ月経過しても初令中期ぐらいまでしか成長していないようだな。

頭幅2.8mmの初令は来年70mm後半ぐらいで羽化してくれるだろうか(^^) いや〜楽しみだ!

フジクワさん、K氏今回もどうもありがとうございました。


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