メルリンカートの気まぐれ日記
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2009/02/10(火) 今シーズンの久留米考察
土曜の採集が妙に頭に焼き付いて、夢でも柳を追いかけていました(笑)
これはもう一回行きなさいと言うことでしょうか?言われなくたって行きますが(^o^)
日曜は土曜の充実感からか妙に体が動くのでまた自転車でポタリング。そしたら何と割と近所の公園にクヌギ林があるのを発見してしまいました。細いですが20本以上はあります。まわりの環境からクワガタは住めませんがね。他にもエノキのぶっとい立ち枯れがありました。こっちはクワガタが居る環境ですが、ちょっと手をつけられない場所なのが残念。


じゃじゃーん、お待たせしました。誰も待ってはいないかも知れませんが今シーズンの久留米の考察です。
あくまでも私自信がやっている結果であり、たった5メスからの結果です。これだけで、全てが同じようになるわけではありませんが、大型を真剣に狙うのであれば参考になるデータになっていると思います。ここまでの結果を出すのにかかった時間はかなりのものです。コストも莫大にかかっています。
この結果を単なる数値だけで捕らえて終わるのか、実体験するのかは自身にとってその後に大きな違いが出てくると思います。みなさんも血統を揃え作り上げてみてくださいな。毎年結果を残すのがいかに大変かはやってみると良くわかるものです。
採集でもブリードでも一緒なんです。結果を当たり前に出している人たちは、見えない部分で努力をしているかたで間違いないでしょう。幸い最近は久留米を飼育してくれた方達が結果報告をくれますので、それも非常に参考になっています。

さて本題に入ります。
期待していた1番血統は無精卵を大量に産んでしまいダメになってしまいましたが、それ以外を見ていきますと、

まずは種親表はこちらを見てください。未だ未完成ですがね。

http://www.geocities.jp/merlinkart/2008taneoya.htm


2番血統と4番血統
このふたつは似たような組み合わせになってまして、2番血統は種親オスが前ギネス83.3mm3番血統と一昨年の1番血統メスです。4番血統は一昨年の1番血統の最大個体であり頭幅29.0mmの82.4mmとメスは前ギネス3番血統の兄弟で2年1化となった最大個体の54.6mmです。両血統ともオスとメスの血統背景が逆になっているだけで、基本的に同じ組合せです。
簡単に言うと前ギネスの3番血統と、一昨年の1番血統の組み合わせです。
4番血統の方が若干結果がいいのですが、これは♀サイズが関係しているか分かりませんが、54mmの超巨大♀を使ってますので、そう思いたいですね。前ギネスが羽化した年は唯一この兄弟がこんな感じでしたが、これがもう普通に出てくるようになったのですから、まだまだ大型血統は上があるんでしょう。

2番血統 15頭中30gアップ9頭
34.1g、33.1g、32.8g、32.7g、32.4g、32.1g、31.7g、31.1g、30.8g
4番血統 16頭中30gアップ11頭
34.2g、34.1g、34.0g、33.9g、33.9g、32.7g、32.2g、31.4g、31.0g、30.9g、30.5g


5番血統
これは先ほどの82.4mmの種親オスに、メスはマツノさんのところで出た2頭目の84mmの直仔を掛け合わせています。このメスの兄弟はアゴの湾曲した非常にカッコいい82mmのオスがいまして、形も期待しています。今年の台風の目になる血統になりえると思い用意したメスですが、その通りになってくれました。約8割が30gオーバーになるのは異常です。ここまで来るとほとんどが羽化不全になる可能性もありますが、85mmはこのようなところから出てくる気がします。

5番血統 14頭中30gアップ11頭
36.1g、35.1g、34.8g、34.8g、34.1g、34.1g、33.7g、32.3g、32.0g、31.0g、30.9g


3番血統
これが今シーズンの久留米ではあまり伸びなかった血統になります。と言っても30g未満の29台もでていますので、悪いわけではなく他が良すぎただけで、普通は1メスから30gアップは1〜2頭がいいところです。こうなる要因としては種親♂が80mmギリギリであること、あとはインラインであることです。インラインは悪いわけではないのですが、久留米のように人口飼育化になってから長い年月が経過している血統はこうなる場合があるように感じています。ただ、大当たりも出るのもインラインであり、やってみなければ分からないから面白みもあると思います。

3番血統 8頭中30gアップ1頭 32.2g


6番血統
これは昨年飼育数の制約で産卵させなかった個体ですが、2年目のメスにしては頑張ってくれています。前ギネス兄弟のインラインですので、そうそうハズレることはないので、この結果は順等でしょう。一番大型になった34.2gは1本目のビン交換は3ヶ月で20g、そこから14gも伸びています。また、今シーズンの♀最大体重は17.0gでこの6番血統からでました。この血統も相当期待できそうです。

6番血統 9頭中30gアップ4頭
34.2g、33.0g、30.9g、30.2g

今シーズンの途中結果をまとめますと、80mmを狙う30gは平均値になり、種親選びを間違わなければ、まだまだ上が狙える事が分かりましたね。♂サイズが82mm、83mmクラスになると、異常な結果が普通に出てくるんでしょう。結果を残したいのであれば管理できる飼育数に絞り、種親は十分なものを用意していくのが、翌年の結果に繋がるんでしょうな。


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