メルリンカートの気まぐれ日記
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2009/02/03(火) レアポイントへの挑戦 結末は
節分だったんですが、子供二人の調子がすぐれず、恵方巻きだけ食べました。
豆まきは明日かな。おひなさまも出しまして、部屋の中は既に桃の節句に向かってます。

それでは採集記続きです。

満腹になった二人は先ほどの続きに向かった。
さて、あとは何処に食痕が走るだろうか、気になる部分をチェックするも、一向に食痕がでない。二人で???な状態であったが、しばらくして諦めた。これだからオオクワは不思議だな。ここらへんはオオクワは相当薄いんでしょうな。
この材で相当時間を費やしてしまったので、後はどうしようと考えていると、すぐ近くにエノキの巨木が現れたのでした。
高さ10m以上のこの材は全くの手付かずで、これだけのものが残っているのは、レア産地ならでは、5mぐらいまでは登れたので、チェックしていくとエノキ特有の朽ち方で、中心部付近までやわらかい。残念ながらクワは何もいなかったが、先ほどの材との位置はそんなに離れていない。ほんの少しの違いで虫がいるいないの違いは、何らかの条件が悪いんでしょうな。それにしてもこの付近は獣の匂いが強く、何かがマーキングしているだろうな。恐〜

いよいよ3時を過ぎた。そろそろ3時から男の真価を見せるとき(笑)立ち枯れに登っているときに、不安定な体勢だったため、太ももはパンパンになってきた。ここから、チャリのトレーニングを活かせねば!まだまだいけまっせ。

3ポイント目は猟友会の方がいたため、そのとなりの斜面を攻めることにした。ここには台木が多くあり、今日初めて採集者の割跡を発見した。ラッキーな事にチェックが甘いので、美味しいところはほとんど手付かずであったが、ここまで来ているのは、いずれいい結果出る方でしょう。

早速1本目の部分枯れをみてみると、雑虫の中から太目の食痕が現れた。ただ、粗くない。と思った矢先出てきたのは立派なコクワのオス成虫であった。サイズは計測していないが、久しぶりに見る巨大なコクワだった。でもガッカリやな。
この後も部分枯れを中心にチェックしていくと、またもや怪しい食痕が、このパターンもオオクワの可能性が大きいのだが、残念ながらこれもコクワ。それにしてもここは虫気がある。そして、ついに運命の時がやってきたのです。

5mほどのこの台木は、この林で見た最高の材であった。
早速脚立をかけて3mほどの部分を確認していくと、いい硬さだ。


私  このパターンは過去に何度もおいしい目にあってますからなあ(笑)

k氏 これはかなり怪しいですよ。


下で見ていたk氏が、穴があるのでこっちも見てというので、脚立の向きを変えチェックしていたときであった……


私  こっちにも穴っぽいのがあるんですよ。

k氏 ほんとだあ。何の穴だろう、成虫入ってるんじゃない?


とその二つの穴の遠くから斧で確認していくと、小さな白い物体が見えた。
それを確認したときであった、二つなってしまったのは間違いなくクワガタの幼虫だ!こんなところにいたのかと思い、頭部を良く見ると……。


オオクワじゃん(冷汗)


そこには初令が1頭、出会ったときにはあなたは二人状態でいたのである。ようやく出た本命を目の前に、ショックのあまりしばらく呆然。
脚立を降りて、k氏に確認してもらうと笑ってる。私はまだ正気に戻らずいると


k氏 ワハハハハ!この痕はなにかなあ。


その言葉に反応した私は、ようやく我に返り、先ほどの穴を見てみると、オオクワの産卵痕であった。そう先ほどの気になっていた穴の二つ目は、そのときは良く見えなかったが産卵痕だったのだ!いきなり出てくる初令を潰してしまうのは、しょうがないと諦め、続きをやっていくことに。無数の食痕が走っているので、慎重に割っていくと、


私 きたあ!!今度は大丈夫!


初令ゲットだで!この食痕にはコクワの2令も混じり、紛らわしい部分ではありましたが、その後ももう1頭初令を追加し、奥へと進んでいる食痕は今度の楽しみにして2頭ゲットしたところで終了とした。


今回は大切なポイントへ案内してくれたk氏に感謝ですな。それにステーキまでありがとうございました。
ようやく出会えたオオクワはいつ見てもいいものです。来年どんな個体が羽化してくるのか?できればペアで羽化してくれるとラッキーだな。


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