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2009/04/14(火)
岐阜河川敷採集その1
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アサリ、わかめ三昧な日々が続いています(笑) アサリの酒蒸し、バター蒸し、それにかき揚げを自作してみましたが、中でもかき揚げは、初めてでしたが、かなりウマイです。 つくるのは少し手間で、塩水から出したアサリを冷蔵庫に入れて1日、ぐったりして少し口を開いているアサリにナイフを入れ、4つある貝柱を切り取り生のまま中身を取り出します。この作業が結構時間がかかります。 次にたまねぎを切って、程よい大きさにしたら、小麦粉に水を適量混ぜてグルテンがドロドロ状になるようにします(^o^) そこにたまねぎとアサリを入れかき混ぜ、油で揚げます。揚げ方は薄く広げるとカリッとしたかき揚げができます。 アサリの塩味で、何もつけずにそのまま食べれます。って、なんで、料理レシピになってるんや(^^;
さて、採集記続きです。
午後一は車を走らせ林を確認するが、午前中以上にいいところがない。少し外れると全く木が無かったりで、うまくいかないもんだ。 ようやく良さそうなところを見つけ歩いてみることにした。奥へと進むと雰囲気はいいのだが、水が流れ渡ろうとすれば、足が泥の中に沈んでいく。河川敷では川を渡る!相手は飛べるんだから行かなければならない。それでも目の前の林に行くだけでも遠回りが必要で探索は予想以上に難航! ようやく川を渡った先には朽木が少なく、雰囲気の良いところも無く、暑さに体力だけが奪われていった。数時間ほど探索したがどうも午前中の林がこの付近では一番のようだ。
フジクワさんと相談して、午前中のポイントに戻り、チェックしていないところに行ってみようとなった。
早速戻り、先ほどとは違う経路から林全体のチェックを始めた。残されている部分は少ないが、まだまだこのポイントはチェックできる箇所が多い。倒木、部分枯れとチェックしていくと、やはりここは虫気が多いようだ。 しばらく進むと長さ2m程度、太さ30cm程度の柳が横たわっていて、2/3ぐらいの部分で折れているようだ。 気になる部分を叩くとすぐにコクワが数頭現れた。朽ち方は半分朽ちすぎ、半分は白枯れ。朽ちすぎな部分にはコクワが大量いて、食痕同士がつながりどれがどれかもう分からない。 そんな中、1本だけ食痕が白枯れ部分へと走っていった。太さからオオの2令かもしれないと、この食痕は慎重に追いかけていくと結構長い。これはもしや……。 しばらく追いかけると小さな穴があいた。どうもこの先に主はいるようである。 この瞬間が採集をしていて一番ドキドキするときかもしれない。できれば3令を追いかけたいが、この地域ではそんな贅沢は言っていられないだろう。 慎重に周りを削っていくと……
”でたよ〜!”
ついに出たか、と思ったが、オオなのかコクワなのか判断し難い幼虫であった。メスであれば、おそらくオオクワだろうが、2令は判断し難い場合がありますな。画像だと頭部の形状は分かりやすいが、現物の頭幅は4〜5mmしかなく動くのだ! そこからフジクワさんと同定大会。何度見ても迷い、不明幼虫ということになった(^^) 続きをフジクワさんと交代しながら確認していくが、コクワしか出てこなかった。
時間も押し迫り、残された時間はあと2時間ほど、このポイントではっきりした成果も上げられず、もう1ポイント探索しようとなり午前中通ってきたところへと大きく移動することになった。ただ、これもそこに林があることすら分からない最後の賭けであった。
車を降りて歩いてみると、中々良さそうな林であって一安心。最後にドラマがあるかと、チェックしていくが、現実はそう甘くもなく終了となった。
今回は二人で暑さの中、歩けるだけ歩いて探索したので達成感はありましたな。唯一の不明幼虫がオオクワになるのか、そうでないのか。これは今後しばらくの間の楽しみになるので、それはそれで良しです。結果は結果でしかなく途中経過が楽しめれば十分なのかもしれませんな。 最後にフジクワさんが”できれば採りたかった”といったのが印象的でしたな。 この勢いがあれば来シーズンも頑張れるでしょう。
フジクワさん今シーズンも本当にお世話になりました。 これからは、樹液、灯火シーズンまでしばらく採集はお休みですが、ブリードが半端なく忙しくなっていますので、ちょうどいいですな。
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