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2009/04/07(火)
体重還元率
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新たなるシーズンに向けて、連日忙しくなってきました。
ようやく、暴れ個体たちが蛹室を作り出したのが確認できました。暴れるのは蛹室に適正な場所を探しているんでしょうかね?いよいよ大型個体たちが動き出します。 その前に今シーズン終令で採ったワイルドオスが2頭、来週ぐらいには羽化しそうな気配です。1頭は60mmぐらい、もう1頭は60後半ぐらいにはなりそうです。アゴは日本刀のようにシュッと突き出ています。ワイルドはこの大アゴとディンプルの少ない美肌が私的には魅力を感じますな。毎年この時期は、朝晩が楽しみです。
さて、今シーズンの結果を予想していると、過去の実績から超大型成虫が羽化するのは体重が重いだけの個体は難しいのは周知の通りです。33gぐらいでも80mmいかない事があり、逆に26gでも80mm越えてきたりします。 先に軽めの幼虫が79mmぐらいで羽化して来ると、33gは……なんて予想していると大体糠喜びになります(笑) 現在は82mmぐらいが一つの壁になると思います。大型血統を使っても、81mmぐらまでで止まること多いように感じます。 体重に見合った成虫サイズであり且つ82mm以上の個体を羽化させるには、二つの大きなポイントがあると思っています。
一つは菌糸ビン、これは添加剤の量と水分量、培地、粒子など、様々な要素が絡んできますが、幼虫体重があまりにも伸びない菌糸ビンは問題外ですが、他と比べて明らかに1本目から重くなるようなのは、体重に見合った羽化サイズに結びつけるのが難しい気がします。特に添加剤にこだわり多めになっているのはそんな傾向があるかもしれませんね。 それじゃ菌糸ブロック崩して、添加剤をいろいろ変えてやってみればと思いつくんですが、事はそう簡単ではないのは、実験してみるとよ〜くわかります。 面倒でも自作で菌糸ビンをつくるのは、その他の部分に気がつくかもしれません。
2つ目は血統82mmを狙うとなると、体重に見合った成虫がでやすい血統の方がより確立はあがるとは思っています。これを探していくのは相当大変で、相当数をやって兄弟を見ながらそれを見抜いて種親を選んでいかなければなりません。これに異母兄弟など血が近いものでも違う傾向が見られる場合があります。なので何よりも継続してその血統を見ていかなければならないです。
と、勝手な妄想を書いてみましたが、これは私の考えですので、人それぞれいろいろあるでしょうな。違う考えの方、適当に受け流してくさいね。
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