メルリンカートの気まぐれ日記
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2009/05/14(木) 原石を見つけるために
昨日は産卵セット組みあがったら既に午前様でした。
今週はずっとこんな調子でクワ作業に勤しんでますが、連日だと睡魔が凄いですね。
年々弱くなってきているような気がします。

カワラ材を投入した産卵セットを見たところ、早速齧ってありました。久しぶり〜に、産卵痕で感動がありましたな。やっぱ自作はいいもんですわ。

今シーズンはメスの数が多くて国産オオクワオンリーで24♀用意しました。
大型血統は久留米のみで13♀です。詳細はまた、時間を作って管理表をWEBにアップ予定です。
それ以外は産地物で11♀やりますが、ちょっと血統が多くなってきましたな。この産地物は紛れも無い本物です。自分で採ってきていますので素性は完全にわかるものです。この中から将来のダイヤの原石を見つけ出すのが目的なので、多いほうがよいのですが、飼育数も限界がありますので、1メスから採る幼虫の数は少なめにします。
ただ、灯火採集で得たメスは産まないときは、全く産みませんからね。材割個体はそうでもないのですが、野外で活動したメスは中々上手くいかないものです。

フジクワさんと始めた大型会は自己採集個体で80mm越えを目指しているのですが、まだまだ発展途上で、自分のところの成績をみてみると、メスは割と大型化するのが簡単でF1やWF1個体で48mm以上は結構な数が羽化してきました。最大が51.1mmですが、当たりの血統なら50mm以上は簡単なのかもしれません。
課題はオスです。オスは70mm後半になる個体が少なく、1血統で1頭だけしかでないことも珍しくありません。現在のところ最大がWF1で79.5mmです。これを累代すれば80mmを越える気がしてしまいますが、そう簡単に大型はでてこないでしょう。
これには様々な要因がありますが、今シーズンの途中結果である程度は分かってくるので、今は妄想だけしておきます(笑)

ただ、久留米のような大型血統には累代が浅いうちはならないでしょう。
組み合わせによる当たりがでたとしても、それは偶然な部分もあり、血統の確立とは違うと考えます。ここで言う血統とは、インラインでその血を濃くし、作り上げていくものではなく広
く言えば系統で考えます。
つまり、異母兄弟や別ラインの実績のある個体と組み合わせ、累代を重ねた結果どの子孫もほぼ80mm以上がでるのであれば、真の大型血統と呼べるのではないのかと思います。
とかく自己採集物は産地に拘りを持ちます。そのため、産地毎で大型血統をつくろうとすると、1産地あたりでも膨大が数の幼虫を飼育しなければならないため、全部の産地でこれを行う
ことは一個人では無理でしょう。
なので情報が共有できる仲間が必要です。そして時間もお金も努力も膨大に必要になるでしょう。ただ、この努力の部分は趣味で勝手にやっているだけなので、努力ではないのかもしれませんけどね。


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