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2009/05/27(水)
新ペアリングセット
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気温もあがり夏の採集シーズンも近づいてきましたね。 1ヶ月半も採集に行っていないと、ウズウズしてきますな。夏シーズンの1発目は6月の上旬に新潟へ行ってきます。 と言っても採集がメインの用事ではなく、その用事に無理矢理採集をくっつけた感じです。月齢も気温も悪そうなんで、外灯をさらっと見てくるだけかな。様子見でも行けるだけで満足ですからね。 その後は天気さえ良ければ樹液に灯火と楽しみ満載ですな。灯火は気になっている地域へ実績があるわけでもないが挑戦してみたいと思っています。 その前に灯火セットの試運転、はやくやらないとね。
さて、新ペアリングセット用の道具が揃いましたので、早速セットしてみました。 ちょっとした工夫でも、それだけで結果が大きく変わるかも知れませんからね。失敗だったら……、まっその時に考えればいいでしょう。やる前に失敗すること考えても無駄ですから。
年を追う毎に思うのが、結果を毎年出して行くのは本当難しいです。 飼育方法にしても今回のペアリングを例にとってみると同じ方法で毎年同じ結果が出ないんです。 血統をつくるにしても、一つの血統だけに頼るとその血統が失敗すれば結果は出ません。直系だけでいいものがつくれるのであれば、苦労は無いですからね。 まずは傍系から増やしていき、その中で別血統も混ぜていく、この選択が非常に重要でしょうな。
簡単に我が家の久留米を分けてみると、ギネスとなった系統群(A)、それとはまた別の系統群(B)、この二つの系統群は両方とも80mm以上は比較的でやすい血統になってきていまして、この系統群の中にたくさんの血統、傍系が沢山います。 頭幅でやすいもの、体重の割に成虫サイズが伸びるものなど様々です。
今年これから羽化してくる久留米はこの二つの系統群をあわせたもの(A+B)とそれぞれの系統群(A)、(B)、それにアウトラインで別血統を血を混ぜたものです。 蛹を見ている限り、頭幅は期待できそうな個体がちらほら見られます。サイズはどうでしょうね。83mmぐらいまでは出てきそうですが、それ以上はまだ分かりませんな。
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