メルリンカートの気まぐれ日記
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2009/06/15(月) 今年も来たぞ〜
梅雨に入ったというのに、晴天が続きます。
今年もゲリラ雷雨が来るんでしょうかね?
東北に採集に行っている友人達は、条件に大きく左右されているようで、この時期の難しさが感じられます。


土曜は久しぶりにクワ友さんたちがマツノインセクトに集まってとなったところで、オガコを大量に積んだトラックが到着、荷物の搬入でいきなり力仕事になりました。はじめてここに来た夕波さんはさぞかしビックリしたことでしょう!!
その後、2時間ほどクワ談議になったんですが、飼育やら採集話で盛り上がりました。
帰りがけに夕波さんに我が家のクワ部屋を見てもらいましたが、ほぼオオクワしかいませんので、物足りなかったかな(^o^)あと1ヵ月後には羽化個体も増えますので、かなり楽しい状態になってるはずです。

マツノで採集の話をしたら、気分がどんどん盛り上がってきます。
午後から山梨へと出発した車内では、ひとりで運転交じりに鼻歌を歌ってました。
途中でK氏と合流し、17時を過ぎているのに気温は26℃、蒸してきてましたので二人でバカみたいに盛り上がっていました。
彼はブリードも好きですからね。温度管理から血統管理、そして採集と良くやるわ(^^;自分には到底ここまでは無理です(笑)

2ヶ月ぶりの山梨は緑が生い茂り、草木の匂いが広がっています。
現地につくなりまだ明るいので、道路沿いの台木を見ていきました。樹液はまあまあ出ていますが、まだまだでしょうね。早速スズメバチの洗礼に会いました。こいつに刺されるとどのぐらい痛いんでしょうか?体験はしたくないですが。

1ポイント目は昨年大歯のオスをゲットしたあの地へ!
車をとめて藪を漕いで歩いていくと、ただならぬ雰囲気に緊張感が走ります。目的の木に近づくに連れ心拍数が上がります。途中別の台木の洞を見るがコクワもいない(^^;
そして例の台木をまずK氏が遠くから軽く照らす。



”いたよ、メスだ!”



すかさず、私も確認すると前胸が反射する。大興奮していたが、それは心の中にそっとしまって、樹液を吸っているようなので、その周りの台木を先にチェックすることにした。
気になるほうへ二手に分かれて台木を見ていくが、まだ樹液がでていない。辺りは暗闇に包まれ始めると帰り道を確認しながら坂道を登っていくことにした。冬にここにきていないと地形が分からないので、単独で進んでいくのは危険が伴う。私は気が小さいので樹液採集の単独はどうも苦手だな(^^;

途中樹液についているコクワを発見するが、オオクワは居ない。
さて、戻ってメスをチェックしよう、いっしょに採りましょうと待っていたK氏が妙にニコニコしてるではないか。



”いたよ。”



軽く言った一言であったが、その手の中には大歯のオスが!(63mm)
何処に居たのか確認しに行き、なんで先に採っちゃうよと思いながら(笑)も浅い洞だったので、もう一回オスを放り込んで写真をパチリ。この写真は前回の日記の写真で、やらせです。

さあて、メスはどうかなあ。と見てみると居ない。さっきのオスで騒いでしまったのが悪いでしょうね。それじゃあ木登り上手なK氏に登ってもらい洞を確認すると……。



”よし!!”



また一言かい……。かき出し棒で引っ張り出した綺麗なメスがその手の中に、ピカピカの新成虫であった。(41mm)
しかし、いきなりオオクワのペアなんてこんな事もあるんですな。


勢いがついたことで2ポイント、3ポイント目と暗闇を懐中電灯1本で藪を漕いで歩く。頭上をはるか越える藪は、先が全く分からないので恐怖感もあるのだが、好奇心がそれを上回る!
相変わらずチェックが早くドンドン進んでいくK氏に対し、ヘボチンな私は丹念に洞を見ているようで、コクワしか見つけられない。
ただね、ドンドン進むのはいいのだが、昨年はこれで1回迷子になってますから(汗)

そして、5ポイント目は3月にフジクワさんと二人で幼虫をゲットしたあの地へ向かうことにしたのだが、そこで新たなドラマが待っていたのであった。

つづく


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