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2009/06/19(金)
限界なのかな?
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1週間ぶりに今週も早朝5時半に起きてロードバイクに乗ってきました。 1時間弱で走行距離は30km弱ですね。ビンディングシューズにも慣れてきて、引き足をうまく使えるようになってきたはずなので、登りは若干速くなりました。 ロードの場合、ドロップハンドルの下側を握ると上半身の筋肉も有効的に使えるんですが、この状態でダンシング(立ち漕ぎ)したら、背中痛くなっちまいました。背筋が不足しているんでしょうかね。
さて、産卵セットですが大型軍団の久留米は14メス中10メスまで有精卵確認できました。新しく用意した産卵セットは、成功だったのかは?ですがね。ただこの方法でも100%にはならないことから、まだ改善の余地があります。 産卵した中でも嬉しかったのはオスのフセツを切ってしまった、今シーズン一番期待の09年久留米1番血統、種親は84.1mmと55.3mmでオスは07シーズンの最大個体で、メスは現ビークワメスギネス個体です。メスの兄弟は酷い羽化不全でしたが、参考値87mmぐらいのオスが羽化しています。完品は83.8mmです。 このメスから生まれた卵で初めて感じたのが、卵の大きさ。いつもサイズを測っていないので、どのぐらい違うのかは説明できませんが、全体的に若干大きいです。直径にして0.1〜2mm程度の違いだと思いますが、この違いは見た目では結構違うように見えますね。
さてさて、前回の日記で書いた驚くような個体は久留米5番血統の34.1gあった個体で写真をご覧の通りで85mmを越えています。ただ羽化後数日で★になってしまいました。 この状態は結構間延びしていますので、実際に生きていたら関節が縮まりますので85mmは切るでしょうね。★になった事は非常に残念ですが仕方ありません。このサイズが羽化した事で希望は持てます。 08シーズンのオオクワ30gアップは60頭以上おりまして、そのうち34g以上は11頭います。30gアップ軍団の現在7割程度は羽化を確認していますが、久留米血統で羽化不全は1頭、羽化後★個体は今回の1頭です。これは昨年に比べると劇的に少なくて、例年に比べても少ないです。
大型個体というと羽化不全がつきものですが、今期羽化個体はこれをうまく乗り越えてきてくれています。 少ない数であれば、兄弟すべてうまくいくような事は以前からありました。が、今回は全体の数がかなり多いですから、兄弟10頭程うまくいったのとは意味が違ってきます。 うまくいった要因の一つとして考えられるのが、以前日記にも書いたのですが、いまのところ丸秘です。少しだけヒントを書くと蛹になったら温度を下げるとかといった一時的な要素ではなく長期的なもので、それをすることで菌糸ビンと幼虫の状態が変わってきます。
オオクワの大型をメインにサイズに拘っているわけですから、羽化不全の原因を探るのは、大型個体を大量に羽化させ、さらにその中で超大型個体を羽化させること繋がりますので、非常に重要な部分として捕らえてきました。 たかが趣味ではありますが、この部分は相当真剣にやってきていますので、1シーズン、2シーズンぐらいうまくいっただけでは、答えは出てこないでしょう。 うまくいっているだけでは、どれが成功なのか気が付かないもので、失敗は必ずありますから、それを継続していくことで気が付くんだと思います。 分かってしまうと、それを実行することは簡単でも、それに気が付くのは意味が全く違いますね。 とか書いていますが、自分もまだまだ不明なところが多いのです。
明日は灯火第一弾に出かけてきます。実績は無いところに、行くってのもワクワクしますね。
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