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2009/07/28(火)
東北遠征2回目
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2週連続の東北遠征、今回は福島県へと金曜の晩から前回と同じく3泊3日で行ってきました。
結果から書くと、今回は惨敗でした(^^; ただ、今回の採集はようやく取れた有給を使って行ったので、意気込みだけは十分だったんですが、空回りでしたな。 こういう採集を忘れないように、簡単に採集記にしてみようかと。
金曜の晩、単独で現地へ向かうと自動車横転で通行止め、中津川で足止めを喰らってしまった。 そこで車中泊することにして、現地についたのは翌日のお昼だった。 今回はなす丼と待ち合わせクワ談義、夕方から思いの場所へ二手に分かれた。 初日のポイントは毎年梅雨明けの新月に来ていて、条件がいいときは採れていた。 気温22℃、湿度も90%以上と高く、風もほとんど無い、月齢も問題なし。あとは奴が来るのを待つだけとなり、19時点灯、19時半過ぎ大き目のアカアシメスが飛来、オオクワだと思ったよ(笑) その後普通種の飛来はまばらだが、メスばかり、とそのうちカブチンが飛来。またカブチンと、この時期にしてはやけにカブトが多い。条件がいい割に普通種の飛来が少ない。22時を過ぎても気温が下がらなく期待できたのだが、オオクワだけは姿を現さない。 23時……、ほとんど飛来がなくなってきた。24時……撤収。 おかしい、条件はいいのだから別の要因があるのか?これがオオクワ採集の興味深いところでありますな。 そこへなす丼から電話が来た。どうやら普通種もほとんど飛来しなかったらしい、近くで灯火していた人も同じようだ。ん〜なんでだろう?例年と大きく違うのは梅雨が明けていなく、連日雨続きと言う事ぐらいか。
そこで翌日休憩所で待ち合わせ予定であったなす丼が帰ると言い出した。ん〜本当残念だ。またも一人か……。なんで帰っちゃうんだよ〜。ここまで遠征してきて単独になると、寂しさがでてくるな。
ここで他の友人からゲットの電話が……。これでまた火が点いて外灯周りに精を出し、気がつけば夜空が明るくなってきていた。
時間は……もう4時半か。 体中の疲労が増してきて、強い睡魔が……。
2日目
そのまま車中泊……したと思った瞬間外が騒がしい、まだ6時だと言うのに女子中学生が体操をしている。ねぶいぞ〜。
目が覚めてしまったので朝と夕方しか見れない只見線を一眼レフでパチリ。そのまま温泉へと直行!
夕方強い雨が、バケツをひっくり返したような雨ってこんな感じなのかなと思うぐらいの雨、隣町では時間雨量71mm、これでこの日のチャンスがほとんどなくなってしまった。
穏やかであった渓流は激しい流れに変わり、雨は上がったが雷が凄い。正直山奥は危険なので、手前のポイントでライトオン!
普通種もあまり飛来しない。20時半でガスが強く発生して虫の飛来が全くなくなった。 あまりにも悔しいので22時半で撤収して、外灯周り、71mmの豪雨が降った町にも行ってみたところ、道に土砂が流れ込んでいた。 普通種はポツポツいるが、オオクワはいない。採集者も今日は全く見ない。 翌日2時半まで回ったのだが、いないものはいないのである。
今回は採れないだけあって、あまり寝ないで粘ってみたんですがダメでしたね。 オオクワ1頭の重みを感じた採集になりました。
翌朝、目覚めると激しい疲労感の中、車中でボーっとしながら、まだ福島にいる自分に何で後の事を考えないのか(汗)と自問自答しながら600km強の道のりを半日かけて帰宅しました。
お月様も元気になってきましたので、しばらくしたらリベンジですな。
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