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2009/09/10(木)
例のモンスターを
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残念ながら羽化後☆になってしまった香川のオオクワ、ワイルド個体、最大体重37.2gを記録したモンスターですが、腐る前に一旦エタノール漬けにしておきました。 昨晩取り出してノギス画像をパチリとしておきました。諸事情により、まだサイズや画像を公開できないのが残念ですが、お許しいただきたいです。 展足してこれから乾燥させまして、記念に標本にしておきます。 同産地で別の年に採れた大歯のオオクワや他の産地の大歯を並べて比較してみたんですが、どんなに大型化しても、形はワイルドの魅力を持っています。久留米のような横幅はありませんがね。 他のワイルド個体に比べて大きく違うところが2点、まずは腹部の厚み、これは体重を伸ばしすぎて、完全にメタボ体型になっています。 次に内歯から小歯にかけてのアゴの角度がより上を向いています。 今年はこの個体の兄弟と思われる同部位から得られたオオクワの子供をブリードしています。期待はしていますが、どうなるんでしょうね。
さて、2本目用に仕込んだ自作菌糸ビンが種菌を接種して約1ヶ月経ちましたが、昨年より菌の伸長が少し遅い感じです。 レシピを昨年とは変えてますので、これは狙い通りなのでOKですが、これで大きくなるかはやってみなければ分かりません。 全く時間のかかる事ばっかですな。
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