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2010/01/11(月)
初ビン交換!驚愕な結果に……
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マイホームの大きな契約もひとつ済ませまして、ひとつ肩の荷がおりました。 松野さんにも挨拶しに行きまして、クワ部屋を新設する際のアドバイスをもらいました。 クワ部屋の大きさは、それほど大きくしませんのでね。個人で飼育するには幼虫は300ぐらいが管理できる限界でしょう。こうすると6畳もいらないですからね。
さて、またまたお知らせになってしまいますが、福袋当選のご連絡後の返信がない方や、一向に今後の取引に関するご連絡をいただけない方、毎年こうなってしまうので仕方がないとは思っておりますが、多数の応募者の中からせっかくの当選ですが 、13日までを期限にさせていただきまして、他の方への再抽選とさせていただきます。オークションなんかでもありましたが、応募はしたが買う気はない。手間ばかりが増えて、これは一番困りますね。
今年初のビン交換をやりました。 今シーズンの久留米は表年であり、ギネスラインからの累代物が多いです。管理表を未だに作っていませんが(笑)オスは84.1mmを筆頭に83.8mmなど頭幅は29.0mmの個体もいます。メスは大体が54mmオーバーで55mmが3頭居ます。メスサイズが大きかったので、産卵には大変苦労しまたね。 で久留米一発目はいきなり35.2gとかなり巨大な幼虫がでてきまして、久しぶりだったものですから最初はその大きさの感覚に戸惑いました。その後も順調に大型幼虫がでてきまして、久留米血統はかなりの数が30gオーバーでした。
画像はすべて久留米で左から35.9gと35.2gが久留米12番血統、35.6gが久留米1番血統です。 12番血統は83.8mmに松野さんから仕入れた54.0mmを掛け合わせています。 1番血統は84.1mmにメスギネスの55.3mmを掛け合わせた、今シーズン種親の最大サイズ同士です。
飼育方法の基本は決めてあるのですが、毎年少しずつですが温度管理方法などを変えています。前回の表年である一昨年前は1本目で20g後半になる個体が多かったのですが、今シーズンは20g前半が多かったです。これは特に温度による差が大きいのかもしれません。 大事なのは途中経過ではなくて羽化サイズです。例えば国産オオクワで50gいったとしたら、それは驚きでしょう。でも、羽化不全になったら結果は残りませんね。私の場合は、これは飼育の失敗だと考えています。幼虫体重を重くする方法は、今の飼育方法からどこを変更すればよいのか、何パターンかの答えはあります。ただ、この方法だと羽化不全など完品の成虫として羽化する確立は減ります。または羽化したとしても成虫サイズに結びつかないことが多いです。 これを知っているのか、知らないのかは結果にも大きく差が出ます。ただ、知らない場合は体重が重くなったのが成功したと思ってしまうので注意が必要です。これは時間をかけて様々なパターンで実験していくしかありません。 ただ、累代毎に我が家の久留米血統は少しずつですが大型の成虫が羽化しやすくなってきています。これは種親の選定による部分が大きいと考えています。 この選定にはその血統の兄弟を多く飼育し結果を残して比較していく必要があるので、時間とコストと労力は相当かかります。この部分があるから未だに継続できているわけですので、今日の結果には感慨深いものがありました。 血統作りは良血統の種親を手に入れてからやるか、ゼロから始めるかの二通りがあると思いますが、前者の場合特にコストをかけて種親を購入していただいた方からは、すでに36g、37gが出てきたと報告がありました。 これがもし結果として良いものがでたら、そこで満足しないで、ここからオリジナルの血統を作って欲しいですね。ここ最近は特に自分のところの血統が良好な結果がでたと報告をいただくとお互いにうれしいです。私自身も良い血統が作れていたという証明にもなりますからね。
さてさて、今日のビン交換本当は1頭もの凄いのが出てきたのですが、これはまた今度紹介します。
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