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2010/01/15(金)
1100ccの使い方!
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ここのところ寒波の影響で本当冷えますね。 この時期は西風が相当強いですが、それでも頑張ってチャリ通勤しています。あまりの寒さに手の感覚なくなってきますな。それでも、自転車の運転は楽しいのは何ででしょう。
この一週間は仕事も休み明けから一転して激務でした。帰ってきてから、食事とお風呂を済ませて10時30分から11時ぐらいからクワ作業開始です。発送とビン交換をメインにやりまして、毎晩午前様までやりまして疲れてきたところで、寝てまた仕事の繰り返しです(^^) そんなマイナス思考ではありませんが……。
まだ途中ですが、ビン交換はおそらく過去一番いい結果になりそうです。毎年累代する毎に結果は良くなってきていますから、まだ延びる余地があるんでしょうね。現在30g以上の大台は50頭ジャストです!!
さて今回は先日のビン交換で35.9gあった久留米12番血統の居食い部屋です。今年は1本目ほぼすべての個体にオアシスを使いまして、2本目からLEVIN-Gとオアシスに分けました。一部自作菌糸ビンもありますけどね。この個体は1本目で23.8g、2本目はLEVIN-Gの1100ccボトルの二次発菌に入れました。30gアップもこの1100ccで十分に出てきます。 と書きますと、大きなビンのメリットが分からなくなりますが、そうではないです。1100ccは実はこのような超大型幼虫になれば、なるほど扱いが難しいのです。 1本目の体重から2本目の体重へと12g程度大きくなっているわけですが、このぐらい伸びると食痕の量もワイルドからの累代個体に比べると比較にならないぐらい多くなります。それだけ食べているわけですが、食痕の量が多くなってきますと、ビン内部の菌糸の状態が急激に劣化することが出てきます。それに、その状態になると環境の変化に敏感な個体ですと、2ヶ月程度で暴れてしまう場合もあります。
これを問題なくビン交換までもっていくには、まず血統があります。久留米は大型血統だけあり、よく食べますが、居食いゾーンの作り方もうまいです。自分のテリトリーを判断して、環境が悪化しにくい状態に保つことができる個体が多いです。
次にビン交換のタイミング、これは温度と産卵時期も関わってきます。 温度は常温で飼育されている方もいると思いますが、それでうまくいく方もいます。そこで間違えてはいけないのは、重要なのは常温がよいではなくて、その常温は何度なのか知っていることが重要です。常温で放置では冷夏だったり、引越しなど温度環境が大きく異なる地域に移動した場合には通用しなくなります。具体的には丸秘ですが、ここは腕の見せ所です。
その次に菌糸ビンです。決して私はEXCEED CRAFTさんの回し者ではないですが(笑)、つめ方や、粒子の大きさ、加水分解の速度(これには温度も関係しています。)など自身の環境にあった菌糸ビンが幼虫の生活環境をいい状態に保ちます。 添加剤は、幼虫の重さには関わってきますが、国産オオクワの場合は添加剤のみで限界サイズ付近の成虫サイズに大きな違いを出すことは困難です。
結果として正直勝負虫には1100ccはリスクが大きいですね。私は蜂蜜のLビンが好きですね。我が家の場合、個体数が多いので実験のためにも、様々なことを試しているだけです。
さてさて、明日はいよいよマイホームの見積もりが各社でまして、そろそろ最終決断をしなければなりません。 我が家の場合はクワガタ趣味の理解が一般家庭よりあると思います(^^;私の行動がいつもしっかりしているものですからね。(嘘) 人生、先はまだ長いですから、いつか自己採集血統で大型血統を作ることを目標にして、いいクワ部屋を作ってくれる業者にしましょうかな。これは真面目にそうする予定です(^^)
来週はようやく遠征採集予定ですので、もう少しがんばろうっと。
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