|
2010/01/27(水)
香川遠征1日目
|
|
|
採集翌日は21時には床に入りまして、そのまま22時には寝ていました(^^; 9時間も寝たんですが、寝すぎると余計眠いのはなんででしょうかね。
今年の久留米も残すところ、あと少しになりました。 ラストですので、サービス価格とさせていただきました。来シーズンの種親にご検討ください。
http://cart1.fc2.com/cart/merlinkart
今年も浜名湖サイクリングの季節が近づいてきました。 昨年は応募開始当日に応募用紙を郵送したのに、先着でハズレ!何で?と思いましたが、今年から抽選に変わってました。今年は当たるかな〜。 この企画はレースではなく、まったりと浜名湖1周を規定時間で7時間以内にゴールすればOKです。距離は75kmと少なめで、過去あさり汁やバナナ、うな丼なんかが途中のチェックポイントで配布されたようです。
さて、香川遠征採集記です。 金曜の晩Y氏に電話をすると、もうすぐ我が家に到着するようだ!フジクワさんにも電話して、予定を早めてもらい23時過ぎに我が家に集合し出発となった。 Y氏とは夏の灯火採集で1週間ともにして依頼、5ヶ月ぶりの再開となった。 道中は採集談議、ブリード談義にマイホーム談義と楽しく過ごしていると、あっという間に5時間ちょっとで瀬戸大橋を渡りポイント近くまで来てしまった。徹夜で来たのでコンビニの駐車場で仮眠を取り夜明けを待つことにした。
今回の香川遠征は過去私が案内で連れてきてもらっているのみで、クワ友2人は初めての地!3人とも土地感がまるでない。 ポイント絞りはある程度私が計画はしてみたものの探索メインの採集は厳しいものになるだろう。
さて1ポイント目、周辺環境を見て雰囲気を確認した後、良さそうな林に入ることにした。 少し歩いていくと、クヌギ中心に広葉樹が多く朽木が大量にある。こんなにいいポイントなのに、全くの手付かずであった。 オオクワ灯火採集の達人Y氏はオオクワ材割は初心者である。材割凡人の私が朽木の見分け方や、チェックする部分などを簡単に説明しながら先に進む。 3人ともいい材を見つけてはチェックを繰り返す、コクワ中心に途中ドキッとする個体が出たが、どうもノコの2令のようだ! 一通り回ってみると、反対斜面にはいい台木林があり良いポイントを見つけることができた。 午前中はあっという間に過ぎ去り、成果は無かったが今後期待できるだろう。
お昼は今回の遠征のメイン?である”さぬきうどん”を食べに!今回の旅はオオクワ採集より重要な行事だ(笑) 通販でいつもお世話になっている”香川屋 本店”で冷やしぶっかけ大盛り、それに生卵に海老天とかき揚げを載せた豪華うどん。幸せの時間であった。
午後は昨年探索した際に見つけた切り株を探しに行くことにした。 この切り株、昨年は多数のコクワがでてきたのだが、1頭だけ気になった個体がでてきたので、持ち帰ったところオオクワになったのだ!時間的な制約で確認不足だったので、もしかしたら残っているかもと思い山中を歩く、確か一山越えてから見つけたような気がするが何処にあるのだろう?途中いい材は適当にあるのだが、コクワのみだ!
しばらくして、なんとなくこの辺りだろうと思うところにでた! 斜面を見上げると!!ありましたよ切り株がっ。 近くに居たY氏にこの事を伝え、気合がさらに入っていく彼を見たのだが、この後大変なことになるとは……。
早速チェックをしていくと、非常に硬くこれぞオオクワ材という硬さに嬉しさがあった。太目の食痕がでてきたところで、心臓がバクバクになった。 コツコツ丁寧に食痕を追っていく。材の硬さと主がオオクワの可能性もあることもあり、主を確認するまでに非常に時間がかかる。 しばらくしたときであった。
斜面を登ってきたY氏の足から血が大量にでている。
”跳ね返った斧でやっちゃいました。”
”動けますか?”
膝に刺さった斧の傷口は狭いが、深く傷ついているように見える。痛みはないようなので、血が止まるまで私の横でじっとしてもらうことにした。 すまない。私がもう少し配慮してあげればこんな怪我はしなかっただろう。道無き山中を斧を持って歩いているのだ!改めて非常に危険なことをしているのだと思い知らされた。
Y氏のためにもオオクワをだしたい。私は続きを確認していくことにした。ついに追いかけた太い食痕の主が現れた!
”オオクワだあ”
写真を撮って3人で盛り上がる。で手に取って見ると……
”ヒラタや”
ガックシ。まあ、そんなものである。途中でY氏は車に戻り休んでもらうことにした。 このあとこの硬い材にはコクワが20以上、ヒラタの終令が6頭と、まあ甘くはありませんね。無数に走る食痕に硬い材ですから、そうとう時間を費やしたときであった。 違う方向からアプローチして数発入れたとき、ボコッと空いた穴の中には間違い様の無い終令が姿をあらわしたのです。 昨年のがメスだったので、オスを切望したしたのだが……。大きな頭がオスだと思ったのですが、大きなメスでした。(頭幅9.6mm体重6.7g)1頭出たので続きをフジクワさんに任せて、私は辺りを探索した。 ちょっと奥に進むと、またもや手付かずのポイントが見つけたのだが、Y氏の事が心配になり戻ることにした。 こちらは来年以降やね。切り株も追加が無かったが、まあ1つ採れれば十分である。
この後医者に行って3針縫うことになったのですが、Y氏の気持ちは全く変わらず、クワ馬鹿病は治らないようです。 夕飯も”さぬきうどん”を食べて、瀬戸大橋が一望できるホテルへと向かったのです……。
続く
写真上、オオクワと思ったヒラタ。 写真下はオオクワちゃん
|
|
|
|