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2010/10/13(水)
若干低め
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先日のこと、TVボードの引き出しを出しっぱなしにしていた長女、私はこれに気がつかず足の小指をドカンとぶつけたと思ったら、爪が半分ぐらいはがれてました。久しぶりに激痛を味わいましたな。あまりに痛くて声がでんかった。爪って新たに変わるとき、古いが腐ってくるのかくさくなりますね。まだ大丈夫みたいだ(笑)
月曜に久しぶりに近所の佐鳴湖へと家族で散歩に行きました。学校の宿題で秋を探すとありましたので、見ているとありましたよ!柳の木の枝別れした部分枯れにヒラタケ!!そこにスズメバチが来て越冬準備をしているように見えました。秋ですねえ。私はすっかり、上ばっかり見てました。娘は全く興味なし(汗)
さてビン交換ですが久留米は30gアップがまだ出てきてませんね。今年は夏場の温度を若干ですが低めにしてみたんです。これが影響しているかな?と言っても何の心配もなく、まだ余力を残している個体が多いですね。これからの伸びはまだありますので、3本目へ交換時が楽しみです。 これは昨春の羽化ラッシュぐらいからの温度設定を変更したんですが、幼虫の体重を最大まで伸ばすのは2本目です。やり方にもよりますが、ここでMAX体重近くまでもっていきますが、1本目で30gを超えた個体は、その後伸びがそれより軽い体重の個体より少ないです。だから1本目であまり伸ばさないほうがいいのかと言えば、そんな事はやってみなければ分かりません。 ただ、経験から5℃も違えば結果が大きく変わるのは分かっています。どちらがいい結果が今まで出ているかも経験しています。なので、変更と言っても若干になるのですが、1mmでも大きな個体を目指しているわけですから、これは微調整ではなく新たな挑戦です。
それにこの1本目の体重は温度以外にも交換までの日数や菌糸ビンによっても大きく変わります。私がメインに使っているマツノインセクトの菌糸ビンオアシスは、硬詰めで比較的添加剤の量は少ないです。なので1本目の体重の伸びは、遅い傾向にあります。これは何と比較してどうなるのかという実験のような結果は出していません。あくまでも経験から感じるものです。相手は生き物です。相当なサンプルを取れば傾向は見えてくるでしょうが、そんな事をひとつの要素ごとやっていたら、複雑な要素が絡み合うブリードにおいて、いい結果を出すのは中々難しいですね。 以前松野さんに聞きましたが、菌糸ビンの添加剤量も培地となる朽木の状態をみて感覚で量を変えていると。品質が一定しない、朽木を使っているわけですから、それこそ比較が難しいでしょう。
何℃で何日、こんなことを決めずにまだビン交換しなくてもいいなあ。こんな感じでビン交換していくと意外な発見があり、失敗もしますので、段々賢くなってきて、年々失敗が少なくなるわけです。そうすれば、成虫のアベレージサイズがあがりますね。そうすると血統全体の傾向が見えて次世代の当たり血統がでやすくなるでしょうな。
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