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2010/10/25(月)
培養失敗
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土日は午前中のみですが、庭の開墾を先週に引き続きやりました。3時間もやるとどっと疲れがでてしばらく動けません。今日も一日中肩がおも〜い感じでした。でも一つお宝が掘り起こされたんですよ。 それはなんと古銭だったんですが、大きさは100円玉ぐらいで、真中に四角い穴があいていて、それには”洪武通寶”と書かれていました。”こうぶつうほう”と読むみたいです。価値は分かりませんが、とりあえず取って置く事にします。
さて、先日の30gアップ幼虫ですが、この個体は実は既に菌糸ビン3本目なんです。1本目に自作菌糸ビンに入れたのですが、これが大失敗でカビだらけになってしまったんですね。 この自作菌糸ビン、培養中にワインセラーが故障したんです。菌は回りきるぐらいだったのでいいかと思ったんですが、やはり急な温度変化をすると菌糸は弱りますね。見た目には分からなかったので、幼虫を投入していくと、削り取った上部や通っただけの食痕の部分からカビになってきます。どうも菌が再生できないようです。見た目は全く問題ないんですがね。 せっかくなので幼虫をビン投入していない菌糸ビンは2ヶ月程度放置し、その後幼虫を投入すると、今度はカビにやられず問題ありませんでした。 まあ、2ヶ月も遅くなると勝負虫には使っていませんがね。
結果的に今シーズンの自作菌糸ビンは失敗になりましたが、見た目には分からない菌の活性力が確認されたわけです。 で、この30gアップの個体は2本目にいつも使っている菌糸とは違うものを使いました。久しぶりに使った菌糸ですが、加水分解が遅い感じで、うまく使うと良結果が出せそうです。特に国産オオクワは添加剤で大きくするより、その菌糸ビンにあった温度帯で劣化具合を調整する方が私的にはうまく管理できますな。 それにしても以前使ったときとは、特性が少し変わっている気がしますなあ。種菌も同じ菌で拡大培養するには限界があるようなので、新たな菌と交配が必要なようです。
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