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2010/10/30(土)
今年は電化製品の故障が多いなあ。
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10月も明日で終わりですね。 8月から新成虫を販売させていただきまして、今年は大型個体が多く出たことで40%OFFの還元セールをやりました。おかげさまで多くの方に来シーズンの種親として選んでいただきました。ありがとうございます。セールも明日で終了とさせていただきます。
改めて、今春羽化した新成虫は数年前では考えられなかったようなサイズになっています。国産オオクワギネスに登録していただいた当時の記録は83.3mmでした。これが今では平均サイズでこのサイズを超えてきている兄弟もいます。最大でなく平均ですからね。当時は、これは限界の顔をしているとか、していないとか様々な評価がありましたが、フタをあけてみれば、実際にはまだまだ先があったと言うことが現在分かったことです。 飼育方法は当然その頃とは違ってきています。基本があって少しずつ毎年何かを変更してきています。その影響は平均サイズアップにつながっていると思っています。ただ、ここまでのサイズの伸びは血統を厳選してきたことも大きいでしょう。 例えば今年最大の久留米10番血統の86.1mm、この個体はギネスのインラインからきた正統派の大型血統と、幼虫体重より成虫体長が伸びるが最大サイズは先の血統に一歩譲る血統を掛け合わせたわけです。この結果34.6gで86.1mmとなりました。後者の成虫サイズへの還元率がいい傾向を見つけたのは7年ほど前、これを積み重ねて掛け合わせた結果が花開いたわけです。もちろんこの10番血統以外にもこの傾向のある血は受け継がれています。 このような傾向の血統が出来上がりましたので、次世代は順当にいけば種親を購入していただいた皆さんのところでも経験できると思います。85mmが大量に出てくるようになるかもしれませんね。 ここから更にこの還元率の良い血統が作れるのか、種親としては面白そうな個体を残していますので、さらに上のものを作ってみたいですね。
さて、段々と冷え込んできましたのでクワ部屋用のオイルヒーターを引っ張り出してきました。 電源点けてしばらくすると、ピーピー音がなります。どうやら故障しているみたい。年に数週間しか使いませんが、もう5年以上は使っているかなあ?
この時期は寒暖差が朝晩きついですが、その程度が日により異なります。ここで困るのが温度管理です。以前はエアコン1台で夜は暖房、昼は冷房もしくは暖房、で日中に嫁さんに3時間毎ぐらいに3箇所の温度を見てメールをもらってエアコンの温度設定をメールしてたんですね。最初は失敗しますが、だんだんこれも手慣れてきますので、これでも温度管理できるんですが、継続が大変なんですね。なんせ毎日、何回もありますから。ただ、このような手間をかけたおかげで、今があるのは事実ですがね。相当失敗しましたから。
対策としてここ数年はエアコンで冷房、オイルヒーターで暖房して寒暖差に左右されない管理をしています。期間は短いですどこれが重要なんですね。 でも肝心のオイルヒーターが壊れてしまったので、10年近く前に購入したガラス温室用のパネルヒーターを引っ張り出してきました。これにサーモをつけて、電源オン!!あったかい、大丈夫みたい。
このパネルヒーター300Wしかないので、本来は冷蔵庫ぐらいの容量を保温する場合に使います。それを6畳位あるクワ部屋で容量が足りるのか?これがやってみないと分からないのですが、短時間のテストだと温度保っています。外気温にもよりますが家の断熱材の効果でこれで容量が足りたら、素晴らしいですな。
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