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2010/11/05(金)
温度管理その後
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昨晩はクワ部屋の温度が気になってしまい、30分おきぐらいに確認してました。気温があまり下がらなかったこともあり、温度差は0.6℃ほどで非常に安定していました。まだまだ予断を許しませんが、しばらくは楽しめそうです(汗)温度管理でこんなに一生懸命になるの何時振りだろう。 そんなに精度を求めているわけではありませんが、おおよそ何℃と決めている温度帯だけは外さないようにしないと、幼虫側は問題なくても菌糸ビンがね。加水分解が予定より早くなったり子実体が発生してしまいます。
さすがに温度ショックほどの温度の乱高下が続いたわけではないので、我が家はほぼ国産オオクワしか居ませんので、早期羽化させちゃったなんて失敗は出てきませんね。これは本州最北端の青森のWF1個体でも大型血統の福岡久留米でも変わりません。 具体的に見た目の感覚だと、F1個体などのまだ大型になりにくい個体の方が積算温度が達し早期羽化しそうな感じしますが、そうでもないんです。逆に85mmクラスの超大型個体が春に温度ショックがかかりにくいかと言うと、これもそうでもないんです。 我が家の国産オオクワは久留米以外は全て自己採集したオオクワからの累代したものです。ワイルドからの累代が浅いものも、久留米のように累代が進んでいるものでも、温度に対する生態は大きくは変わらないようです。
以前はホーペを飼育していた時期もあり、こやつらは秋口に温度ショックもなく突然蛹化することが多々ありました。私の温度管理方法だとどうもあわないみたいです。春からの温度ショックもどうもタイミングが国産オオクワとは違い、蛹化するまで時間がかかったりしますね。 個体により見た目はほとんど国産オオクワとホーペの区別はつきにくいものもあるんですが、日本と中国では環境四季の移り変わりの差が違い、それが生態にも現れるんでしょうね。
さて、明日から長女が泊まりで自然の家に野外活動をしに行きます。大人無しで友達と二人ですが、小学校1年の長女にはいい経験が出来ると思います。帰ってきたら少しは成長しているだろうか!これを期に自然が好きになって、お山に来てくれることはないだろうな(汗)
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