メルリンカートの気まぐれ日記
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2010/12/02(木) 傾向
気が付けばもう師走ですね。今年も暖冬なのか、昼間は暑いくらいだったのでTシャツで仕事をしていました。本当季節感が薄れてきていますね。

ここ最近プランターに小松菜の種を植えて、培養土に菌糸カスをブレンドしたものとそうでないものを比較実験したんですが、結果は写真の通り歴然でした。植物には菌糸カスはまだ分解が足りないんですかね?
この菌糸カスまだ120Lのコンテナ一杯分ありますので、先日の採集でカブト虫の幼虫を採ってきました。こいつらに喰わせてから堆肥代わりとして使ってみたいと思います。

さて、クワ関係ではそろそろ3本目へのビン交換を始める方もいますでしょうか。自分のところは来年になってから行う予定です。この3本目の重さでおおかたそのシーズンの成果が見えます。
幼虫を見るときは、体重以外にもその長さも重要な要素となります。これは体重のように測定が難しいですが、長めの個体の方が羽化サイズが大きい傾向になります。あくまでもそのような傾向があるだけで、必ずではありません。
ここ数年の傾向をみていきますと上記以外に久留米では体重=体長になる傾向よりも、体重<体長になる傾向が強くなってきています。これは種親を選別してきた結果であり、久留米血統が全てこうなるわけではありません。このようになると推測してきた結果が何年もかかってようやく結果に結びついてきている感じです。
この傾向は世代毎に大きくなっていき、それに伴って、数年前では考えられなかったサイズでの羽化でも、不全無しに完品で羽化できるようになってきています。
飼育方法は毎年少しずつですが改善していっていますので、失敗もあるんですが、基本がありますので大きなミスに繋がることは少ないです。
そんなこともあり、以前とは大型血統に対する考えは変わってきています。この考えによってこの先の結果が大きく変わるでしょうね。
血統を作り上げていくのは時間がかかることですが、出来上がった血統から結果を出すのは早いです。雌雄の組合せの当たりやハズレは、あくまでも次世代のときにだけ発生する問題であり、そのまた次世代は当たりの血統を組み合わせて行くのが常ですから、いかにこの当たりの傾向を読み取るか!これは数字だけでは分からないんですね。ただ、飼育をまじめにしておかないと当たりすら分からない。やはりブリーダー
の腕が重要なんでしょうな。


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